
今日は朝から人間の葬儀同様忙しく・・・
朝10時に依頼していた火葬業者さんが来てなんやかんや・・・・
その前に~前日インターネットで動物火葬を調べて、吟味した上で
連絡→質問→依頼しました。
起きてから嫁は身体を拭いてたり、爪を切ったり、ブラシで毛並みを整え~自分は食事をあげ業者が来る前に色々準備をしてました~
自宅はマンションであるため、人間とは違い葬祭場でやるわけでもなく
霊柩車やお坊さん・お墓があるわけでもありませんが、せめて立会い個別火葬が出来る手段を探しだし可能な業者さんにお願いしました・・・
お願いしたところは~移動火葬車で来てくれ、火葬が可能な場所へ移動し
そこで最後のお別れ・・・その後拾骨→骨壺へ埋葬→完了という流れです。
約束の午前10時少しまわったところで業者さん到着
業者さんのクルマと亡き長老をキューブに乗せ~二台で火葬可能な場所(住宅街を離れたところ)へ
行き、そこで最後のお別れとなりました・・・・
移動火葬車と言っても軽トラの荷台に炉が載っているだけなのですが、中身は人間の焼却炉となんら変わらないものでした。
業者さんもとても良く、親身な方でした。
炉の準備が整い~本当に最後のお別れの時間になりました・・・
タオルの上に長老が横たわり~その周りにいっぱいお花を熨せて~口の周りにフードを置いてやりました。
二人とも涙で・・・よろしいですかの業者さんの声にうなづくだけで・・・・
フタが閉まって着火して~煙突から熱気が上がってもしばらくその場でボーぜんと立ち尽くしてました・・
完全に骨になるまで約1時間
それまで曇っていた空から~泣いてるような雨粒がぽたぽた・・・
キューブに乗り込み待つことにしました・・・
1時間後業者さんの合図で再び炉の前に~
もうあの綺麗な毛並みの長老はそこには居なく・・・ただ白いか細い骨が散乱してました。
業者さんはとても丁寧に~まるで人間の拾骨みたいに説明してくれました。
自分はこの年ですでに人間の葬儀の喪主を3回行いました。
その時となんら変わることのないお骨の説明にとても感謝・感動しました。
動物でもここまで丁寧に扱ってくれ、説明も、箸を使った拾骨もやりました。
驚いたのは~人間にある喉仏の骨(鎮座した仏様)が動物にもあるということ・・・
形を見てまさに仏が宿る・・仏様が合掌した形の骨があるのには本当に驚き、それと同時に
改めて生きる尊さを教わった気がしました。
歯も爪もしっかり骨として残っていました。
細かい骨はコレも人間と同じように箸による拾骨終了後ハケで綺麗に骨壺へ入れてくれ
壺に入れる順序も全て人間と同じようにされていました。
骨壺に被せる房つきの覆いも人間と同じ(^^)
うちはこれ以外にボーンカプセル(いつでも身に付けられるカプセル)を用意してもらいました。
小さいんですが、この中に骨を入れていつでも側にという思いをこめて頼みました。
ここに入れる骨は業者さんが爪の骨を選定し入れてくれました。
爪は生前よく触っていたところなので身近に感じれるところという意味だそうです。
すごくホンワカし、この業者さんを選んで良かったと実感しました(^^)
全てつつがなく終了し、最後まで感謝出来る業者さんにもめぐり合わせてくれて
ただただ二人して感謝してました。
下世話な話ですが~
これだけ動物でも人間の火葬となんら遜色なく行ってくれ、火葬はもちろんのこと出張料や骨壺代・消費税など全て込みで火葬代¥14000円で済みました。
ここにオプションのボーンカプセルの代金を入れても全合計は¥16000円でした。
人間の葬儀でもありますが、動物でも悪徳業者が多い中~こんな素晴らしい火葬業者さんにめぐり合えたことも~長老が引き合わせてくれたのかなぁ~と思っています(^^)
自宅へ戻ってきて~仏壇が無いので、TVのサイドボードの一番良いところへ置き
花も買ってきて御祭りしました♪
身体は無くなっても~いつまでも一緒だよ~(^^)
ずっと忘れない・・・・いつまでも~いつまでも~
Posted at 2009/09/29 22:43:07 | |
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