2012年11月04日
ナビで使用するSDカードの注意点
PCからSDに保存したmp3等をナビで聞く際に、
「あれ?」と思って調べてみた覚書。
純正スマートナビ(NSZT-W62G)での話ですが、
他のSDナビにも当てはまる可能性がありそうです。
ナビの説明書によると、
PCから保存した音楽を聴く用途においては、
・8MB~2GBの容量(SDカードの場合)
・4GB~32GBの容量(SDHCカードの場合)
・スピードクラスは全クラスOK
のカードを使ってくれと書いてあります。
86納車後の初ドライブの時、
32GBのSDHCカードに手持ちのmp3をほぼ全て突っ込んで出発。
しかし、「あの曲が聴ききたい!」とナビの再生画面をいじってみたら、
その聴きたい曲が入ったフォルダがリストにありません。
確かにSDに保存したはずなのに、なんでだろう?
ということで、色々考えてみました。
***
仮説1:「漢字の名前はダメ」説
日本のアーティストのフォルダ(フォルダ名が漢字表記)が軒並み表示されていなかったので、
「漢字のフォルダは認識しないのでは」と考えましたが、
一度データを全部消した上で漢字フォルダを突っ込んでみた結果、表示されました。
ちなみに、常用漢字に入ってないような難しい字もちゃんと表示。
さすが日本のナビ・・・というのは置いといて、原因はこれではないようです。
仮説2:「ナビ録音用として一定容量が初めから割り当てられている」説
スマートナビでは、挿入したCD音源をそのままSDに録音することができます。
この録音に備えて内部で容量を確保している為、
SDカード容量全てを使い切れない仕様になっているのでは?と考えました。
(例:32GBのカードのうち、ナビ録音用に16GB、その他用に16GBとか)
しかし、説明書の関連項目に目を通してみるも、そういった記述は見当たらず。
仮設3:「認識できるファイル数に上限がある」説
上述の仮設2の時に説明書を熟読していたら、気になる記述がありました。
「ナビに使用できるUSBメモリの規格・制限事項」
ナビオプションのiPod対応USB/VTRアダプターを使用している場合、
USB端子にUSBメモリを差して、保存された音楽を聴くことが出来ます。
このUSBメモリに関する仕様の記述は以下。
・ファイルフォーマット:FAT16/32
・通信クラス:Mass strage class
・最大フォルダ数:999(ルート含む)
・最大ファイル数:3000
SDカードとUSBメモリ、モノの違いはあれど、
「保存されている音楽ファイルを読み込んで再生する」
という点では共通しているので、
もしかしてこの仕様がSDカードにも適用されているのでは、と考えました。
確認したところ、SDカードに入っていたmp3は全部で4000曲強。
100曲程度を目安に、データを消してはナビに差して確認、を繰り返した結果、
3000曲未満になったら全部表示されました。
仮説1の漢字フォルダが出なかったのは、
フォルダ名の並び方が「アルファベット→ひらがなカタカナ→漢字」の順なので、
ひらがなカタカナ辺りで3000曲を突破してしまい、
それ以降のファイル自体が認識されていなかったと思われます。
***
ということで、公式に問い合わせていない素人検証ですが、
「SDカードの音楽ファイルは3000曲までしか認識しない」説が濃厚。
ナビ録音のファイルがこれに含まれるかは分かりません(使っていないので・・・)。
自分のように試行錯誤する人を減らす為にも、
説明書のSDカード仕様の欄にきちんと書いて欲しいところです。
大量に音楽を突っ込むタイプ(入れ換えめんどくさい派)の方は頭に入れておいた方が良さそう。
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Posted at
2012/11/04 11:55:40
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