・光の彫刻
「神戸ルミナリエ」は、イタリアの芸術家ヴァレリオ・フェスティ氏らイタリアと日本のスタッフ約三十人によって創作された「光の芸術」である。今年のテーマは「光の地平線(オリゾンテ)」。「地平線に、繰り返される約束として日が昇るように、神戸の希望の光は、輝く冬の象徴となった」と、作者のメッセージが響く。
メーン会場、三井住友銀行前のフロントーネ(光の玄関装飾)は「希望のプレリュード」。過去と未来をめぐる旅の始まりを象徴する光の門だ。高さ二十一メートル、幅二十・四メートルの光のゲートが夜空にそびえ、訪れた人々を、ここから始まる旅に誘ってくれる。
ゲートから約二百七十メートルにわたって続くガレリア(光の回廊)が、その舞台となる。震災と復興の歩みを刻む「記憶の旅」。二十一基のアーチから降り注ぐ柔らかな光が、心の芯(しん)まで温めてくれる。今年は青と緑色が基調。神戸の「波と風」をモチーフにしている。
旅の終着点、東遊園地に輝く光の壁掛け「スパッリエーラ」。八つの光の作品が組み合わさり、直径四十二メートルの一つの大きな円を形づくる光の彫刻だ。緑、赤、黄、オレンジと、色とりどりの光が「連なる地平線」をリズミカルに描き出す。
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