
テレビをはじめ
ラジオなどのマスメディアは
「緊急事態宣言」を受け
24時間体制でCMを一切、排除し
「情報提供放送」に徹しています。
中には役に立たない情報を流してしまっているかもしれませんが
災害に関しての安否情報、ライフラインの提供、危険回避の情報など
最優先事項としてニュースだけのシステムに切り替えています。
目にする報道番組などで
アナウンサーだけがヘルメットを装着し
後ろに見え隠れするスタッフは通常態勢で放送しているように
見えますが、
放送に置いて、「画面上の人間は最期までその場に残る」という
業務命令を受けています。
また、アナウンサーの頭上には照明器具などが配備されており
落下の可能性が高いことを考慮すると
アナウンサーのヘルメット姿は決して大袈裟なパフォーマンスでありません。
これは放送においての覚悟を示しているとも言えるのです。
また、「情報放送に置いて感情移入の禁止」、っというのもあるので
災害によっての被災者の数やその他の悲しい報道に関しても
淡々と伝える義務を追っています。
その為に女性アナウンサーの話し方は
ある時は「冷酷」に聞こえるかも知れません。
今回のような大災害に於いての報道は
どこの放送局も初めての体験で
そのパニックぶりが電波を通じて伝わってきます。
初めてってことを感謝すべきなんでしょうが
慣れない情報管理と、
何を放送すべきかの区別を必死で選ぶ様子は
同じ様に被災者と言えるのではないでしょうか?
同じ放送に殉ずる者の一人として
なんともたまらないきもちでいっぱいになります。
地震の余震に、津波の被害報告にと
まだまだ終わらない大切な業務です、
最期まで頑張っていただきたいです。
Posted at 2011/03/12 22:32:50 | |
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