最近ミラーフォールディングユニット付けたので、それに関連したネタです。
そこに至るまでは何とかコーディングで出来ないかと思い、色んなサイトを見てはそれなりに研究したのですが、結局分かりませんでした。
以下はVCDSで覗くと分かる、各ドアに割り当てられている数字の意味です。
見たことない方には、なんだか全く分からないと思いますが、ちょっと説明すると、ティグアンも含めた多くのVW車のドアコントロールモジュールは2の階乗の数字の和を使用してコーディングしているようです。
1. 一番左(Index)の数字: いわゆる2の階乗の階乗(指数)にあたる数字
2. 二番目(Factorial)の数字: Indexの数字を使用した2の階乗を計算した値(例えば2^4=16のように)
3. 三番目(Function): 2番目の数字に割り当てられたファンクション(機能)説明
4番目以降は各ドアにアサインされた数字の意味を知るために作った表です。
ちなみにVCDS上では各ドアは、
42-Door Elect, Driver
52-Door Elect, Pass.
62-Door, Rear Left
72-Door, Rear Right
のチャンネルが割り振られており、各42/52/62/72のチャンネルにそれぞれ、先ほどの2の階乗の和である数字が入力されています。
例えば、私の車の運転席(42)には、4862と言う数字が入力されており、それの意味を知るためには上記の表が役立つというわけです。(簡単にExcelで作れます)
すなわちブルーのセルのように"1"のフラグを立てた所の機能が有効になっていることを示しています。
もう少し具体的に記載すると、
4862 = 2^1 + 2^2 + 2^3 + 2^4 + 2^5 + 2^6 + 2^7 + 2^9 + 2^12
と言った具合です。
これさえ分かれば、(標準では光らない)ドアカーテシ-ランプを光らせたい場合には、
2^6 すなわち 64と言う数字を既存の入力されている数字に足してあげれば有効化できることが分かります。
仮に元々入力されていた数字設定を忘れてしまっても、このロジックを知っていれば問題ないのではと思います。
ということで、本題に戻ると、この表を見て貰うと分かるとおり、ミラーフォールディングと言ったFunctionは元々アサインされていなそうなんです。。。
でももしかしたら、
2^13
2^14
2^15
2^16
2^18
に相当する数字を仮に入れてみてTestしたらうまく行くかもしれませんが、それこそ自己責任。
そこは恐ろしくて試してません(笑)
ご参考になれば。。。
といってもお約束ですが、VCDSで設定変更する事は全て自己責任です。
(言葉悪いですが)口うるさいD様ですと、変えていることがすぐ分かります(要はバレル)ので、その意味での覚悟も必要です(笑)
P.S.
よく見ると分かりますが、私の場合、標準設定では有効になっていない、
- Automtic Run Active (2^4 = 16)、いわゆる車速感応ドアロック機能
- Exit/Warnin Ramp (2^6 = 64)、いわゆるカーテシランプ点灯機能
が有効になっていることばれちゃいますね。。。
Posted at 2014/09/26 08:50:26 | |
トラックバック(0) | 日記