今回はデリケートな話なので、写真撮影はしていません。
以前、倒れていた人をAEDを使用して人命救助をしたことがあります。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1662513/blog/29575527/
その方、以後A氏から連絡がありました。「あれから手足の麻痺があったのでリハビリを行い、社会復帰出来たとの事。僅かながらだけどボーナスが貰えたので、食事をご馳走したい。」との事。
そもそも私はそんなつもりではなかったので、お断りをするつもりでしたがA氏の熱心なお願いに根負けし、お会いする事になりました。
A氏が自宅付近に迎えに来てくれました。A氏は50代男性。運転は奥さん、助手席には高校生の息子さんが乗ってました。
A氏「何でも好きな物を食べてください。焼肉でもいかがですか?」
私「う〜ん・・・回転寿司!」
なぜ回転寿司とこの時に言ったのか、自分でも不明!(笑)
某回転寿司店に到着し、早速ご馳走になりました。腹一杯食べていいとの事でしたので、遠慮なく食べました。私だけで53皿とデザート10皿・・・
高くついたな・・・
食べながらA氏のご家族と色々と話をしましたが、皆さん笑顔笑顔!
改めてA氏の救命処置のお手伝いが出来て良かったと思いました。
私の処置がもう少し遅れていたら、A氏はこの世に存在しなかった人。不思議な感覚です。そう、彼は存在していなければならない人間なのです。私は生きる価値がありませんが・・・
話も盛り上がり、息子さんの高校の勉強の相談を受け、私に家庭教師依頼まで・・・
帰り道A氏から「仕事仕事ばかりで友達も作れなかったので、一緒に食事が出来て嬉しかった。」と言って頂き、A氏 「他に何か恩返し出来ませんか?一生をかけて恩返ししたいです。」
私「一つありますよ。」
おしゃべりをしていた奥さんと息子さんの会話が止まり、車内がシ〜ンとなってしまいました。
私「友達になってください。」
その後の帰り道はA氏ご家族全員からのすすり泣きがずっと聞こえていました。
一見、私はいい人っぽく思えますが、悪魔も可愛くみえる様な最悪な人間なのですよ。
そんな私ですが、もしよろしければ今後もよろしくお願いします。
長文をお読み頂き、ありがとうございました。
Posted at 2013/12/22 18:51:52 |
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