YUPITERU DRY-ST7000c  

ユピテルのみならず、おそらく現在発売されている中でも最高画質のQUAD HD（350万画素）ドラレコ。
しかし、高画質な分ファイルサイズも巨大で、1ファイル（1分）のサイズは150MB以上（音声なし）≒1時間で9GB。1日（約9時間走行）のツーリングでは、80GBにもなった…（以前に使っていて、トロワに移設したDRY-WiFiV5cの倍くらい）。
にも関わらず、公式対応のmicroSDのサイズは32GBまで。PCでFAT32フォーマットする事によって128GBまでは使用可能ですが、動作保証外（実際、一部microSDは使用不能）です。
事故時の証拠動画としてはこれ程の高画質である必要はないんじゃないかと思うので、そもそものコンセプトがドライブ記録などのエンタメ要素の高い製品のはずじゃないかと想像するに、32GB（≒3時間半）までしか対応してないのは…。
この手の高画質ドラレコはせめて256GBまで（下手すりゃmicroSDの方が本体より高額ですがｗ）は公式対応するべきだと思うんですけどねぇ。

本体サイズは、ネットの画像で感じるよりもコンパクトです。
ステーとの接続がボールジョイントなので、可動範囲が大きいのはイイ感じ（DRY-WiFiV5cは上下方向だけ）。
microSDカードスロットが本体左側（取付時車内側から見て）にあるため、ステー取り付け場所はルームミラーの左側（RHDならナビシート側）にしないと、microSDカードが取り出せなくなる可能性があります。
尚、配線はDRY-WiFiV5cとは共用じゃなかったです。

機能的にも全部盛りですが、微妙な仕様なのも少なくないかも。
Gセンサー記録：衝撃を感知するとその前後の録画を別ファイル保存する機能ですが、初期設定ではセンシティブ過ぎて、道路継ぎ目の多い首都高などを走るとほぼ通常録画と同じだけの別ファイルが発生ｗｗｗ
Z軸（上下）の感度を最大鈍化（4.0G）に設定しても、あおえくだと、大きめの継ぎ目ショックなどではやはり反応してしまう。
駐車中録画：オプションが必要で、それが結構高い（マルチバッテリーの方は、本体より高いｗ）。
スタートインフォメーション：前車がほんのちょっとでも動き出すと鳴るため、全然見逃してもいないのに信号発進の度に毎度鳴り、かなり鬱陶しいッス（早々にOFFった）。
レーンキープアシスト：まだ鳴ったことがな…あ、OFFったんだっけｗ
前方衝突防止アラート：まだ鳴ったことがないdeath。

まぁ、結局、画質オンリーで買ったんで、余計な機能はOFFって、128GBのmicroSDを上書き禁止で突っ込んどけば良いんですけどね。
長期のツーリングには、かなりの枚数（1日≒1枚）のmicroSD用意せんとなぁ…(；´Д｀)

関連情報URL：https://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/dry-st7000c/