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それでは、昨日のクイズの答えです。

カーボンドアで車検が通らない理由は、昨日書いたとおり、

「側面衝突安全性が変わるから」

です。

つまり、カーボンドアでも、側面衝突性の安全が保障されれば車検はＯＫということになります。
皆さんが指摘したように、ロールゲージ等を併用すれば安全性はＯＫになるかもしれません・・・
が、車検場に持っていって、
「カーボンドアだけど、ロールゲージで安全性確保してあるから大丈夫だよ」
と言ったところで、車検場のおじさんはＯＫをくれる訳がありません。

何故なら、信用できるデータがないのだから。
つまり、カーボンドアでも側面衝突の安全性を保障するデータを持ち込まないと車検には通らないということです。

じゃあ、そのデータはどうやって入手すればいいのか？？

・・・勘の良い人はもう気づいているかもしれませんが、

側面衝突のデータを出すには、実際にやってみるしかありません。
（メーカーがやってるような衝突テストをやるしかないとのこと。）
そのデータより、側面衝突性に問題なしという事が証明されつつ、そのデータを車検時に提出すれば、カーボンドアでも車検に通るとのことです。

つまり、カーボンドアやロールゲージ等を入れた車１台丸ごとお釈迦にしなければ、データは得られないということ。
しかも、やってみるまで側面衝突の安全性は分からない・・・

上記のことより、簡単にシミュレーションしてみると・・・

１．車検に通す車と同型の車を格安中古で仕入れてくる。
２．格安中古にカーボンドア＆ロールゲージ等を組み入れる。
３．クラッシュテスト実行（格安中古車死亡、ちなみに、どこでテストしてくれるのかは不明^^;）
４．側面衝突性のデータ入手（安全性が確保されなければ１へ戻る）
５．車検時に、そのデータを提出、審査が通ればＯＫ！

・・・お金が凄いかかります^^;
格安中古車にもカーボンドアや安全性対策のロールゲージ等を入れなければならないので・・・
パーツ２セットに格安中古車。
どう考えてもわりに合わないです^^;
というか、無理！

カーボンドアで車検を通そうという考えは捨てた方が良いですね^^;

ちなみに、カーボンボンネットは、オフセット衝突時の強度部品として認知されていないみたいなので、交換しても車検に通るみたいです。