いわゆるオルタネータノイズが出ていて、これは長い闘いになるのかなと思っていたのだが。
ひとつ気になっていることがあったので、まずはそこから手を付けてみようかと。
ヘッドユニット-アンプ間のラインケーブルはCANARE L4E6S、4芯+シールドでRCAプラグがはじめから付いているネットショップ既製品を使っている。
ケーブルとプラグの結線は、2芯を束ねてをホットへ、残りの2芯とシールド線を束ねてコールドへハンダ付けしてあるようだ。
しかし、色んな所を見回っていると、シールド線はハンダ付けしない場合や、両端のうち片側だけ付ける場合など結線方法はいろいろあるようで、ノイズにも大きく影響があるらしい。恥ずかしながら全く知らなかった。
とりあえず、ノイズ対策に有効そうな方法、ケーブルの片端はシールド線をコールドにハンダ付け、反対側はシールド線を結線しない方法をとってみようと、ラインケーブルとRCAプラグを注文した。高価なモノは買う気がないので1m120円の同じCANARE L4E6Sをチョイス。RCAプラグは今までと違うが、サイズに見合った安い品物TOMOCA JS-65を選んだ。
どちらもhttp://tomoca-shop.jp/で購入。
シールド結線は片側だけとし、HU側にシールド結線したプラグを、アンプ側にシールド結線していないプラグを挿した。
[分かり難いがシールド結線した側]
[シールドを絶縁した側]
結果、、ノイズが無くなった!!
配線の這わせ方とか、微妙に変化があると思うし、RCAプラグも同じ物ではないので結線方法が理由と断定は出来ないが目的は達成できた。
続けてタイムアライメントを取り直し、改めて運転席で聴いてみると、
なんか音がずいぶん良くなってる。情報量が増えたというか、いわゆる解像度が高くなった感じ。高音域の雑味が減り、全体的にクリアになった印象。今までかなり高音を抑えないとどうにも聞いてられなかったのだが、ある程度上げても気持ちよく聞ける。音の輪郭がはっきりとし、個々の楽器やボーカルの存在感が増している。低音もこれまでになく歯切れ良く、鳴る位置もも胸、肩位まで上がっているように感じる。
今回の結線方法ではノイズには効果があるが、音質は劣化方向との情報もあったので全く期待してない効果にやや困惑気味(笑)
音質向上の理由は分からないけど、結果オーライw
助手席に人を乗せるときは楽に会話できる位にかなりボリュームを下げる。
ボリュームを下げるとパンチが無くなり、低音も響かず霞んだような音になっていた。そんなもんだろうと思っていたが。。これもかなり改善している。その日助手席に座ったヨメは普段音の変化など気づいたりはしない。しかし「なんか今日、音いいね」と言う。おぉ、ヨメにも分かるのか。
と、そんな変化がありました。
オーディオって深いですね。
もちろん沼の淵を歩いているつもりです(笑)
Posted at 2013/03/31 23:37:36 | |
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