2006年02月16日
最近漫画家の先生と行動を共にしている。
俺が仕事を持っててフルタイムでアシスタントできないため、仕方なく手取り足取り画材や漫画の書き方をマンツーマンでレクチャーしてもらっている。
俺が仕事場にいても何の役にも立たないと思うけどね。
漫画家の先生は、うちに来るお客に許可を得てドリ車の撮影をし、俺は漫画についていろいろ教えてもらうと言う寸法だ。
漫画の世界と言うのはいろいろあって、特に頭を悩ませるのはアシスタントとの関係、らしい。
俺たちもバイトの小僧の扱いに困る事は沢山あるので、想像できなくもないが、原稿が完成するまで寝食をともにするわけで(そこの先生によるらしいが、大抵の場合)普通にバイトしているよりももっと神経使うらしい。
俺から見ても、彼はとてもよくやっている。年長者としても、雇用者としても、立派に仕事をこなしている。職場でも慕われている。
だけど、漫画家だからなのか、とてもナイーブで、他人が受けた悲しみや怒りを、そのまま本人も受け取ってしまう事があるようだ。
幸い、彼のアシスタントは全員社会性のある礼儀正しい若者なので、俺も安心している。
そういえば以前、彼が怒りに震えながら、同業者の話をしてくれたことがあった。
そいつは少女漫画家で、関東から遠く離れた某所にアトリエを構えていた。そこに、彼の元アシスタントが臨時で行く事になった。遠隔地の仕事場は、交通費も出る事から小旅行気分で行ける、と、アシスタントの間では評判がいいらしい。
ところが少女漫画家は、アシスタントに嘘の条件を話してタダで働かせ、給与を踏み倒すような札付きのワルだった。漫画家のアトリエに乗り込んで給与をもぎ取ろうにも、東京から300キロも離れた場所で、新幹線代の方が気になってなかなか行動を起こせず、結局泣き寝入りせざるを得ない。
仕事が終わった帰りに、少女漫画家から「後日振り込み」の話を切り出された時、アシスタントはピンと来たそうだ。
「このまま帰ったら、おそらくアシスタント代は絶対に払われない」
そこでかなりの時間粘って交渉して、ようやく働いた分の給与をもぎ取ると電車に飛び乗り帰って来た。
後日、払う予定もないカネを奪われた少女漫画家は、逆上して、2ちゃんねるの漫画家やアシスタントが集まる掲示板に、彼女の個人的な特徴、それも身体的な情報を書き込んだ。
例えば、刺青などは本人の意志で入れるものなので、不利益を被る事も承知の上だろう。だが、生まれながらの、本人ではどう努力しても消せないものや、大金がかかるもの、本人の瑕疵ではない物を、そういう場で個人を特定する情報として取り上げ、非難するのは、人間として最低の行為だ。
それ以前に、払うと約束して人を集め、タダで労働をさせる事について、出版社はどう指導しているのだろうか。
少女漫画家は、悪事が知れ渡り田舎に居られなくなり、現在は東京に居を構え、投稿者の中から獲物を物色しているのだそうだ。
投稿者であったら、担当編集者の顔色を伺い、とてもじゃないが切り出せないだろう。
同じ業界にいる人間として、これ程不名誉な存在があろうか。
少女漫画家がみな、彼女のように悪魔のような愚劣人間だ、というつもりはまったくない。彼女だけが特殊な悪人なのだ。
帰りに、件の少女漫画家が書いた漫画をブックオフで立ち読みした。
美しい男女の、普通の恋愛ものだった。とくに面白くもなんともないが、これが名もなきアシスタントたちの搾取の上に成り立ってるのかと思うと、悪意ある絵空事として背筋さえ寒くなる恐怖漫画に変貌する。
Posted at 2006/02/16 17:19:20 | |
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漫画 | 日記
2006年02月06日
うちに突然持ち込まれてきた外車、ヒュン○イ。
254を走行中に急にブレーキがおかしくなってあわててうちの工場に飛び込んできました。
ま、ブログにはうちの工場がどこだとか言う情報も全然載ってないから特定できないし、書いちゃっていいか。
俺ね、ヒュン○イって全然知らなかったの。読んでる車雑誌と言えばカーボーイとオプションぐらいでしょ。NAVIとかには関連記事載っていたらしいけど。
これね、韓国製の自動車らしいです。
お客さんは韓国や北の勢力とはまったく関係のない普通のオッサンでした。奥さんが「冬のその他」という韓国ドラマにハマって、ヨン様のグッズ欲しさに購入したそうです。
そういう買い方もあっていいと思います。キムタ目当てでFMV買うのもヨシ。でも、自動車はね、やめた方がいいと思うよ。
トラブルはブレーキホース。トラブル自体は非常によくあるものですけど、新車で買って1年経たないでって言うのは初めて。
よく見ると、フェンダーとフェンダーのチリなんかもマツダの事故車のように派手に隙間が開いていて、プロの目から見ても本当に新車なのかかなり疑わしいところ。
パーツはすぐに届きましたんで、お客さんの許可を得て試乗してきました。
車内は同価格帯の車に比べてずいぶん高級感があります。乗っただけならこれで満足です、が、エンジンが五月蝿い。ドリ車のような性能優先音ではなく、内に篭った、まるでトラックや古いバスのような音です。
1万キロ行ってないのにタペット音が酷いような気も。
捜査感はどっしりしていてかなりベンツを意識しています。小回りは三菱並みに利きません。マツダトヨタに乗っている人は注意が必要です。
そして、やっぱブレーキ。気になります。
日本車にある初期制動が強いものではなく、奥でぐっと利くタイプのブレーキですが、そのフィーリングが非常にわかりにくく、結果として思いっきり踏み付けて日本車のような止り方をせざるを得ないようです。
これがこの一台だけの問題なのか、車種特有の問題なのかはわかりません。
見た感じ、キャリパー自体は大きくてがっちりしたものを付けていたようですが。
お客さんに聞いた所、納車して間もなくの頃、榛名山にドライブに行ったそうなんですが、帰り道にフェード起こしたそうです(!!!!!!)
新Zも裏榛名あたりでは本気で攻めるとフェードすると言われていますが、オッサンの運転で、ドライブ程度で、フェードするとはこれ如何に。
現在、ヒュン○イショールームは熊谷と太田にありますが、太田といえば某○連星のチューニング部門があるのではなかったですか?
なぜに太田にショールームを作るのか、謎です。
埼玉北部は、車社会で、群馬や栃木の山を行動半径に入れている人も多いです。そんな人にはまず勧められません。
お客さんも今回の件に相当懲りたようで、乗り換えを検討されるようですが、下取りの値段はたぶんつかないでしょう。
きっと韓国ではあれで充分もつのでしょうが、残念ながら日本の山岳地帯にはこれほど向かない車はありません。
Posted at 2006/02/06 13:59:45 | |
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カーインプレッション | 日記
2006年02月05日
ショップの方も派手な作業もない事だし、死ぬ程暇なので今日は小学校時代の同級生で、現役漫画家のSの家に行ってきた。
Sも昔は赤城、榛名、妙義なんかをのし回していたやんちゃ坊主で、よく碓氷峠でSのグループと小競り合いになったけ。
そんなSも、俺も30代なんだなぁ。
とりあえずネーム(という、下書きの下書きみたいなもの)を見てもらうと、案の定
「…これでよく担当がついたなぁ」
と言われてしまう。
ストーリーが意味不明、絵が全然描けてない、それは生まれて初めて描いたものだということを割り引いてもかなり駄目なこと、らしい。
それから、俺が買った丸ペンとかGペンを見せたんだけど、別に画材に変な所はなく、ただ単に慣れとか修得レベルの違いだったと言う事がわかった。
だってSが描くと普通に描けるんだよ。
Sの所にいるアシスタント君たちと一緒に近所のファミレスで夕食。
Sのアシさんの中にも担当がついたものの中々でビューできずにはや○年たってしまった人も…。
こんなに絵が上手くて、面白い漫画がかけるのにデビューできないのか…ああ。
担当さんは俺に
「青年漫画は君が思うよりずっとずっと層が厚いからね」
と言っていたのだが、まさに実感。
Posted at 2006/02/05 18:31:20 | |
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漫画 | 日記
2006年01月29日
某社第四編集部主催パーティーに行ってきました。
俺まだ何も描いていないし投稿してもいないのにいいのかな?って思っていたら、俺と同じような有象無象が沢山。
漫画家の友達ってだけでやってきている人もいたな。
俺はミーハーなので、サイン用の色紙を持って行ったさ!(爆死)
結局食うのに忙しくて、色紙の出番はなかったわけだが…。
でも、俺の大好きな「プハーッ!飲んだぜ」の漫画家さんには、強引に担当さん経由で紹介してもらい色紙を押し付けてきたぞ。
料理は冷めたフランス料理と、暖かいファミレス料理みたいなかんじだったがどれも旨かった。
鴨のローストと羊の香草焼きが気に入ったよ。
ビンゴも、こんな商品群見た事ねーってぐらい豪華。
末等がごちそうギフト1万円、一番いいのが40インチ液晶かマッサージチェアかパソコンかエルメスのバッグらしい。
それを俺みたいな漫画家以外の有象無象に惜し気もなくあげちゃうんだから太っ腹。
凄い話だ。
来年は漫画家として招待状を貰いたいもんです。
Posted at 2006/01/29 08:02:19 | |
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漫画 | 日記
2006年01月13日
あけましておめでとうございます。
先週から店をあけまして。すでに13のタービン交換をしてッセッティングに出しました。
うちはまだこういうハードチューンがあるからいいけど、知人のショップではもう2年ぐらいエンジン作ってないらしい。
依頼があるのはエアロと車高調とセキュの取り付けばかりで、いよいよ本格的ドリしかしないショップになりつつあるらしい。
それってまずくね?
まあいいか。
実は本日、CPUセッティングで車を預けに行った際、東京の出版社を3社ばかり回ってきました。
いろいろ切れそうになった事もあったけど、結果的には「担当編集者」というのが付きました。
まずね、呆れられたのが、俺が持ち込んだのはコピー用紙に鉛筆でなぐり書きした物だったところ。
ペンで線を入れようかと思ったんだけど、買ってきたら不良品か何か知らないけどきちんと線が引けやしない。
そう言ったら編集部の人は引きつってたけどね。
もちろんその引きつった編集部では鉛筆原稿だから評価は散々でした。
ただ、一社だけ、編集さんが俺の漫画を見てスゲー喜んでくれたのね。
んで、もう1本と、話を文章でいいから何本か考えてもってこいと言われたんだ。
俺が「担当さんていうのはどう言う事なんですか?」って聞いたら
「はい、僕があなたの担当編集者です」だってよ。
とりあえず本業に支障がない程度で頑張ります。
Posted at 2006/01/13 20:24:27 | |
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漫画 | 日記