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なぎやんのブログ一覧

2014年02月16日 イイね!

ついに足回り変更

ついに足回り変更今日は、先日にどっさり降った雪も道路部分はいい感じに溶けてきたので、3週間ほど前にノガミプロジェクトさんに預けていたわんわん号を受け取りに行った。
先日のこんな状態からどれだけ変わったのか楽しみだ。
 
 

前回は写真も撮れなかったので、今回はちゃんと撮りましたよ(笑)
 

 ノプロさんの前に行くと、我がわんわん号がすでにスタンバイされている。

ふむ、今までに比べると戦闘的な佇まいになり、走りの予感を感じさせる。
平たく言うと、車高が落ちた(笑)

ノプロさんへは今回が初の持ち込みで、依頼した作業はサス交換。
本来なら、車を全部バラしてレストアレベルで車を仕上げてもらいたい所だが、そんな事をしようものならわんわん号がもう1台どころか、10台くらい買える金が掛かってしまう
残念だが、そこまでの予算は掛けられない。
 
しかし、ノプロさん限られた少ない予算のなかで、びっくりする程手を入れてくれた!
レース用サス(中古オーバーホール済み)への交換と、傷んだ部分の交換、アライメント調整。
 
中でも、サスなんか実際にレースで使用してた最高級品

写真:ノガミプロジェクト様HPより転載
 
 


 
 
!!!!
 ですよ!!!

「俺のクルマ、アラゴだから」
とかドヤ顔で自慢出来ちゃうアラゴスタですよ!
 
フェラーリやアストンマーチン、マセラッティなどのモノホンの高級車のラインナップが当たり前のようにあるアラゴスタですよ!!

 ガラスケースに飾られてたら、顔を押し付けて羨望のまなざしで見られる程のみんなの憧れ、アラゴスタですよ!!!

こいつは実際にノプロさんがレース車両で使用していたブツで、特別な取り計らいで装着してくれた。

←実際にこの車両に装着されてた
(写真:ノガミプロジェクト様HPより転載)

 もちろんわんわん号に装着するにあたっては、完全オーバーホール済みである。

もうこれだけで 垂涎モノだ。
気分はもうN1レーサー(笑)

実際には、ちゃんと走りに行かないとその性能を十分には堪能出来ないが、しばらくはこれだけで軽くご飯3杯はいけるww


というわけでファーストインプレッション

街中での印象は、思ったほど硬くない
まあダンパーの減衰をかなり柔らかい方に調整してあるのでそう感じるだけかも知れない。
バネレートもレース仕様では14キロとか入ってたみたいだが、フロント9kリア7kに変更してもらってるおかげもある。
懸念されるリアのストローク量については、今のところ不満は無い。
まだそこまでストロークをさせてるわけではないが、レース用ダンパーを街乗りにも耐えられるように、絶妙なセッティングをしてくれているおかげである。

コーナリング性能については、現時点ではどこに雪が残ってるか分からないし、そもそも街中で性能を試すわけにもいかないので、まだよく分からないというのが正直な所。
 
しかしちょっとだけ気付いた点。
今までは、強烈なイニシャルトルクのLSDのせいで街中では有無を言わさぬプッシュアンダーが出ていたのだが、それが軽減されていた
そして1度だけだが、交差点で意識的に急ハンドルを切った時(安全速度で周りの安全も確認してからですよ!)、いつもならフロントが逃げて手アンダーが出る所が、そのまま何事も無くオンザレールで曲がってしまった

これはおそらく、サスの性能はもちろん、それまでの後下がりの姿勢から若干前下がりの姿勢に変わって、フロントの荷重が増えた事が要因……かもしれない。
違ってたり、単なる気のせいだったりしたら恥ずかしいので、断言はしない(笑)


ともかく、野上社長親子も気さくな人で、ついつい長居してしまった。
お仕事の邪魔してしまってすいませんw

そして帰り際に、少し話題にしたステッカーを2枚もプレゼントしてくれた
これは「車に貼れ」という命令に違いないと思い、早速貼り付け。

 
これで、サーキットではぬるい走りが許されなくなった(笑)

 
関連情報URL : http://www.nopro.jp/
Posted at 2014/02/16 22:22:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 787快速隊 | 日記
2014年02月09日 イイね!

ここまで積もるのは45年ぶりだそうですよ

ここまで積もるのは45年ぶりだそうですよ雪が降っていた。

思い出の中を、真っ白い結晶が埋め尽くしていた。

数日ぶりに訪れた白く霞む遊歩道で、

今も降り続ける雪の中で、

俺はひとりの少女と出会……う事は無かった(笑)


ごく一部の人しか分からない古くてマニアックなネタを思い出したのでつい(笑)
こんなの誰も知らねえってww

昨日1日降り続いた雪は、東京では記録的な大雪となり、積雪量はなんと27cmまで達した
このレベルまで積もるのは45年ぶりだそうで、なかなか感慨深いものがある。

というわけで、記念に昨日と今日の出来事をだらだらと綴るのである。
だらだらと書くのでかなりキモい文章になってるはずだ。
逃げるなら今のうちにブラウザバックだw
 
 
こういう雪の日は、いつもの私であれば狂喜乱舞して車を動かし始めるのであるが、去年の大雪でえらい目にあった事と、現在2台ある車は双方とも夏タイヤのままで、しかも1台は借り物のために車を動かす気にはなれなかった。
そんな車にチェーンを巻いて走ったところで、何も面白い事などない。
 
以前乗っていたSX4であれば間違いなく奥多摩方面へスノーアタックしに行っていたに違いないのだが、仕方がない。
 この状況で、私が取った行動は、雪かきである(笑)
 
まずは、

こんな風にいい感じでデコレーションされている車の雪を



この程度までテキトーに雪下ろしして、
 
え、車が変わってる?
雪が乗っかってたから違う車に見えたんでしょう(すっとぼけ)


そんなこんなで雪の降ってる最中にも雪かきをしてしんどい思いをしたのだけど、
私の戦いはこれからだった。

雪のせいで商品の到着が遅れ、 当日の出荷時間に間に合わなかったのだ。
仕事に支障が出ているw

というわけで、ゆうパック配送センターまで直接預けに行くため、1人雪中行軍となった。
先の事情により車では無く歩きである。
 
配送センターまでの道は車が走らない遊歩道を通常30分ほど歩くのだが、雪のせいでこの通り。


踏み跡すらまばらで消えかかってるよ!
 
確かに、こんな雪の中をのんきに遊歩道を歩くようなイカれた奴は、雪でテンションが上がった中学生男子くらいなものである。 
私も小学生中学生くらいの時は新雪と見るや喜び勇んで突っ込んでいき、とりあえずダイブして人型を作って喜んでいた。

しかしこの日は吹雪いており、さすがの中学生も家でオ(自主規制)をするしか手はない。

そんな中での強行軍である。
強風のせいで吹き溜まりになり、場所によっては1mくらい積もっているところもある。
もはや東京都区内の風景では無い。

  
これは遭難するwww


東京の住宅街の一角にある遊歩道で、いい歳した男が遭難して遺体で発見されたりしたら、伝説級の阿呆になれる。

そんな事を考えながらざっくざっくと交互に雪に埋もれる足ばかりを見ながら進んでいたのだが、ふと顔を上げた時に周りの景色がいつもと全く違う事に気付いた

いや、雪が降ってるんだから一面真っ白で景色はまるっきり変わっているのは分かっているのだけども(笑)


 
夕闇に染まろうとしているいつもの遊歩道がモノトーンとなり、初めて見るのにどこか懐かしい、寒いのに何故か暖かい風景に変わっていた(ように思えた)のである。

不思議な感覚だった。
 
いよいよ私はヤバいみたいだ。

もしここで「雪の妖精」みたいなのが出てきて「あなたを2次 別の世界に連れて行ってあげます」とか言い始めたらついて行ってしまいそうだ。

しかし幸か不幸かそのようなものは現れず、無事に配送センターまでたどり着いたわけだが、普段の倍近くの時間が掛かってしまった。

そして再び同じだけ時間を掛けて家まで帰り着き、辛うじて八甲田山死の彷徨の再現とならずに済んだ。
 

翌朝、暖かく晴れたので本格的な除雪を行った。

3時間ほどかけて、車、駐車場、自分ちの前の道路、留守中の左隣の家の前、お年寄り一人暮らしの右隣の家の前の雪をどかした。

 とりあえず家の前が終わったところ

画面の端々にある雪の塊は私の成果w
 
 
ちなみに得物は


穴掘り用のシャベル1本!
 
へとへとである(笑)

手伝ってくれる人? いねえいねえ全部一人ですわww(泣笑)
Posted at 2014/02/09 19:46:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年02月03日 イイね!

セフィーロ復帰

セフィーロ復帰先日から、アイドリング不能の症状でディーラーに入院してたセフィーロ。
本日修理が終わり、無事に帰ってきた。

原因を聞くと、やはりスロットルのAACバルブが不具合を起こして作動しなくなったためにアイドリングが出来なくなっていたとの事。

AACバルブは、Auxiliary Air Control Valve の略で、補助空気制御弁と言い、アイドリング時やエアコン作動時などにアイドリング回転数を調整するためのバイパスバルブである。

今回はこのバルブが常に全閉状態となってしまっていたため、アクセルを常に煽ってやらないとエンジンが窒息して止まってしまうという状態になっていた。

最初は、このAACバルブだけ交換してやりゃすぐ済むだろうと思っていたが、さにあらず。

1月16日にディーラーに預けて、次の週末には戻ってくると思ったが一向に連絡が来ない。



以下やりとり(私の悪意フィルターが掛かってるのでかなり感じ悪くなっていますが、ディーラーさんはもっと丁寧な応対をしてくれましたよ(笑))


1月17日(車を預けた翌日)

Dラー「スロットルボディを全部取り替えますので修理費10万円です」
「え? なんでそんなに掛かるの? AACバルブ単体交換とスロットルの洗浄でいけるでしょ」
Dラー「いや、アッセンブリーで交換しないといけないんですよ」
「たかがスロットル交換だけで10万円も出せないよ。セフィーロの査定より高いよ。車より高いスロットルなんかいらないよ。面倒だけど自分で直すからそのまま返して」
Dラー「ちょっとお待ちください………………中古品で工賃込みで3万5千円でどうでしょう」
「仕方ない、せっかく預けたんだしそれでお願いします」
Dラー「部品は週明けじゃないと届かないので、それまでお待ちください」
「分かりました。待ちますのでお願いします」  


 
しかし待てど暮らせど修理完了の連絡が全くない。
 

  預けて1週間後の
1月23日

 
「すいません、うちのセフィーロいつになったら上がってきますか。週末は用事があるから車が必要なんですが」
Dラー「え、そんな事聞いてませんよ。今調査中なのでしばらくお待ちください」
「勘弁してくださいよ。こっちは担当の人に週末には上がってくるよねって言って確認してるんだから」
Dラー「担当は聞いてないと申しておりますが」

ここで私ブチ切れ。頭の中に「仁義なき戦いのテーマ」が流れ始める。

「そうなの、まあ言った言わないの水掛け論はしないけど、そもそも16日に預けていまだに原因を突き止めてないってどういうことなの?
工場の予定も分かるけど、明らかにスロットル関係だって分かってるのに何日も掛かるって、本当にやってるの?
車は22日には弄れるからその時には直るとか言ってたよね?
急に持ち込んだから代車が用意出来ないのは分かるけど、こっちも飾りで車を持ってるわけじゃないんだから、使う事だってあるのは解るでしょ。
それなのに18日から今日(23日)まで、こちらから連絡するまで一切の音沙汰も無しってありえなくないか?
せめて遅れるとか連絡くれたら対応のしようがあるけど、何も無しじゃ次善の策も取れないよ 
Dラー「すいません、急きょ代車を用意するので勘弁してください」
「よろしくお願いします」

で、代車で試乗車っぽい新車ジューク(走行距離400km)をゲット。


そして週末を超えて月曜日(1月27日)


Dラー「すいません、中古品なので上手く作動しなかったみたいです」
「だからって新品を買えとは言わないよね。信用してるからちゃんと直してくれるよね」
Dラー「……はい、がんばります。原因を調査してまた報告します」
「よろしくお願いします」


その夜


Dラー「原因が分かりました。中古品のAACバルブの動作がすっげえ渋くて上手く作動してなかったみたいです。パーツ屋に文句いって取り換えさせてますので少々お待ちください」
「そうだったんだ、きちんと直してくれたら文句は無いから、あせらずやってね」


定休日を挟んで水曜日(1月29日)


Dラー「今度のAACバルブはちゃんとまともです。でもすいません、言いにくいんですがコンピュータも逝っちゃってるみたいです。ぶっ壊れたAACバルブにずっと信号を送り続けてたらしく、回路が焼き切れてます」
「なん……だと……? ということはコンピューターも追加ですか」
Dラー「はい、これもお安くしたいんですが、それでもやっぱり全部合わせると10万ちょっとになってしまいます」
「ぐ……仕方ない、それでお願いします」


で、めでたく? いや、ようやく修理が上がってきて一段落。
結局、丸々2週間も入院していた。やはりご老体は回復も遅い(暴言)

最終的には、件のAACバルブを含むスロットルチャンバー一式とコンピューター、ついでにプラグも変えてもらってなんとか10万円を切る価格に。
だいぶんサービスしてくれたみたいで、お礼を言って帰ってきた。


これが問題のスロットル


次壊れたら車ごと捨ててやるからな、しっかり働けよ!w
Posted at 2014/02/03 23:08:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | しょーもないこと | 日記
2014年02月01日 イイね!

ノガミプロジェクトさんに車を預けたよ! と、R1R考察

ノガミプロジェクトさんに車を預けたよ! と、R1R考察前回のサスペンション終了のお知らせから数日後、 わんわん号をノガミプロジェクトさんに預けて魔改造(笑)の依頼をしてきた。
依頼内容は足回りの変更。

ノガミプロジェクトといえば、ロードスターを弄らせりゃ天下一品!のショップで、昨年のスーパー耐久レースでは、マツダレシプロエンジンでは初の優勝を成し遂げた、マツダファンなら感涙モノの偉業を成し遂げたショップだ。
そんなすごいショップに何故わんわん号のようなクルマを入れる事が出来たかというと、仕事の関係で何度かお話をさせてもらった事があるからというのと、社長の息子の達也さんに今度協力してもらう事で縁が深まったので、お世話になる事に。

あと個人的には、ウスイさんでチューニングしてるplaさんの黒豆号と色んな意味で対決出来るのも楽しみだからというのもある(笑)


チューニングショップというと、大抵の人は敷居が高いというイメージがある。
確かに、下手なショップに行くとガラの悪そうな兄ちゃんが黙々と車を弄ってて、声を掛けようものなら「作業に集中してるのに邪魔するな」オーラを発して怖かったり、乗り方について説教されたり、ぼったくられたり、そのくせ大した作業じゃなかったり、店内に常連と思しきこれまたガラの悪そうな兄ちゃん達がたむろしてて我が物顔で偉そうな事を言ってきたりするのであるが、ここはそういう事は一切ない。

 
経営者の野上社長親子は2人とも非常に人当たりが良く、安心して話が出来る人柄だ。
今回も野上社長はじめ、息子の達也さんも一緒に昔話に花を咲かせつつ、格安で作業をしてもらう約束をしてもらった
 
「車をちゃんと弄ってみたい」「そこらの量販店でパーツを付けるのは信用出来ない」「自分に合ったチューニングをしたい」
と思ってる人は、ノガミプロジェクトの門を叩くと良いだろう。
きちんとユーザーの使用状況と目指してる物をヒアリングして、
予算内で適切なアドバイスとチューニングを行ってくれるはずだ。  



実は、私は一部の簡単な作業を除き、ショップに車を任せた事は無い。

今までの車弄りは、全て自分で全部行っていたのだ。
オイル交換、各種フルード類交換、タイヤ交換、組み換え、パッド交換、サス交換、サスアーム交換、吸排気系交換etc...
オリジナルウーファーボックスまで作って車に組み込んだりもした事もあった。

だが所詮は自己流作業なので、一度は「本物」を知っておく必要がある。 

 更に、今年は密かに草レースにでも出てみようかと画策してるので、良い機会だ。
 
果たしてどんな車が出来上がってくるか、今から楽しみで仕方ない。 
 







今回は話題をもう一つ。
 


 

 昨年、タイヤをブリヂストンRE11AからトーヨーのR1Rに変更して本庄を走ったのだが、そのインプレッションなどを書いてみようと思う。

トーヨーR1Rというタイヤ、ハイグリップでSタイヤ並みに食うというので有名なタイヤなのであるが、そのデビューはなんと1988年。
通常、タイヤのモデルチェンジは数年ごとに行われる事を考えると、いかにロングセラーか分かる。
しかしその戦闘力はいまだに一級品で、ここぞという時のタイムアタックではいまだにこれを使う人が少なくない。

値段もそこそこなので、物は試しと買って走ってみたが、その結果はこちらの記事にある通り。
見事タイムアップに成功している。

インプレッションとしては、RE11Aに比べて横グリップがとても強く、滑り出してもコントロールがとてもしやすい。
しかしタレるのが早く、タレた時の性能の低下が著しい。
 
走りながらテンションを上げて行き、アタック後半にベストタイムを出す私の走り方では、かなり難しいタイヤかもしれない。
しかしこのグリップは強烈だ。反則級である。
 かつてR1RをSタイヤ扱いにしていた所があったというのも頷ける。 
 
 

そして↓が走った後の状態。

      左前                   右前
    

      左後                   右後
   


一度走っただけで、最も負担の掛かる左前が著しく摩耗している。
しかも、トレッドの真ん中付近やや外側寄りだけが極端に減っているのだ。
 
タイヤが編摩耗する原因はいくつか考えられる。
1.空気圧
2.アライメント
3.走り方
 
一般的なのはこの3つだ。しかし、以前使用していたRE11Aは綺麗に摩耗しており、ここまで極端な編摩耗は最後まで一切無かった。
となると原因は他に考えられる。 
4.コンパウンド
5.ブロック剛性

このR1Rというタイヤは、以前はトランピオブランドで販売されていた。
しかし海外で好評のプロクセスブランド と統一され、プロクセスR1Rとしてマイナーチェンジされた。
その際、当時不評であった減りの速さを軽減させロングライフ化を目指し、若干のコンパウンド変更を行ったのだ。
 
トーヨータイヤというメーカーは、ブリヂストンなどの巨大メーカーとは違い、開発費も限られている。
これはあくまで私の予想なので真実とは違うかもしれないが、ロングライフとハイグリップを両立させるため、トーヨーは新しいコンパウンドを開発するのではなく、ハードコンパウンドとソフトコンパウンドのハイブリッドでそれに対応させたのではないか。
 
最も負担の掛かるタイヤのショルダー部分はハードコンパウンドを使用し、グリップを稼ぐために真ん中はソフトコンパウンドを使用すると、ある程度グリップとロングライフを両立させることが出来るはずだ。
具体的にはこんな感じ。
  外側の緑色の部分がハードコンパウンド、内側の赤色の部分がソフトコンパウンド。
 私のタイヤの減り方は、それが顕著に表れてるように見える。 

さらに、ブロック剛性の弱さもこの編摩耗に悪影響を及ぼしている気がする。
先に述べた通り、このタイヤの基本設計はとても古い。
最近のハイグリップタイヤは溝のパターンを工夫して、極力1つ1つのブロックが独立しないような設計になっており、またブロック自体も大きくして剛性を出している。
 
R1Rのように1つのブロックが小さいと、大きな入力に対してその形を保つことが出来ず、ぐにゃりと変形してしまう
そのせいでリニアな感触を得られなかったり、設計通りのグリップを得られなかったり、最悪はブロック自体が飛んでしまう事もある。
もちろん、変形が大きいとそれだけ編摩耗を助長してしまう。

さらに悪い事に、このタイヤは熱の入りは良くて強大なグリップを発生するものの、タレるのも早い。
本庄レベルのミニサーキットでも7週ほど連続アタックをすると途端にタレてずるずると滑るようになる。
そうなると余計にタイヤが路面と摩擦され、減りやすくなってしまうという悪循環に陥ってしまう。

やはりこのR1Rというタイヤ、かなりの曲者である。
恐らく、熱が入るとゴムが柔らかくなってグリップするようになるが、しかし滑らせると消しゴムのように減る。 
そしてギリギリスリップさせないように走れば、それなりに長く使えるタイヤではあるようには思う。
街中ではそれほど熱が入らないので、そこそこ長持ちする。

そういうタイヤだ。
  
そういうリスクはあるものの、ここ一番という場面では絶大なパフォーマンスを発揮する、気難しい職人のようなタイヤが、このR1Rというタイヤなのであろう(笑)


こりゃ今年一年持たないなww
Posted at 2014/02/01 19:19:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | 787快速隊 | 日記
2014年01月23日 イイね!

サスペンション終了のお知らせ

サスペンション終了のお知らせ普段の足に、遊び用に、日々活躍している我がわんわん号だが、減りが異常に速いトーヨーR1Rから普段履きのタイヤに履き替える事にした。

画像は外したR1R。
1回のサーキット走行なのにえげつなく摩耗している。
この辺の詳細記事と考察は後日。


 

 
それよりも何よりも、もっと重大な事がわんわん号には起こっていたのだ!
 

それは、ジャッキアップしてタイヤ交換をしているとき、ふとショックのラバーブーツが下がっていることに気付いた時に発覚した。
 
これはいかんと思いブーツを引き上げたところ……
 


 隙間から粉々に砕け散ったバンプラバーの残骸が!
まるで赤い粉石鹸の如く文字通り粉々になったこいつが、最初は何だか分からなかった。
 そのくらい粉々のクズクズになってしまっていたのだ。
 
 
その時の心境↓
 
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはラバーブーツを引き上げたと
思ったらいつのまにか粉石鹸を出していた』
 
な…何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…

バンプラバーが割れるだとか千切れるだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしい劣化の片鱗を味わったぜ…



その時、私が取った対策は。

 
 
 
とりあえず、見なかったことにして元に戻す(笑)



 
まあ、タイミング良く今週末にノガミプロジェクトさんに車を持ち込む予定だし、これまでもちゃんと走れたから大丈夫だろ(適当)
 

 
ていうか、私は実質バンプラバー無しのノーマルサスでサーキットを爆走して、なおかつタイム更新までしていたわけだが(笑)
 

人の感覚って当てにならないもんですねぇ(しみじみ)

セッティングって何だろう……(ボソリ)


 
 
残滓……

これがかつて、路面からの衝撃を和らげていたブッシュだと分かる人はいまい……
Posted at 2014/01/23 22:53:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 787快速隊 | 日記

プロフィール

「厄払いに行ってきました。祝詞をあげてる間、正座で10分以上頭下げっぱなしとか、どんな罰ゲームかとw」
何シテル?   01/03 21:06
なぎやんです。よろしくお願いします。 細々とネットショップの経営とちょこちょこと卸業を営んでおります。 物心ついた時からのクルマ好きで、週に2~3度は運転し...

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