Ｎシリーズ用シフトノブ右側の塗装(24日のオフ会お土産バージョン)

先日、パーツレビューにアップしたＮシリーズ用シフトノブ右側部分ですが、作業工程を教えてほしいとのご連絡を数件いただきましたので•••

過去にN-ONE、N-BOXの整備手帳に何度か上げていますが、微妙に工程が違いますので、これは今回バージョンということで(￣^￣)ゞ

このザラザラ梨地肌を削るところから始めます。

耐水ペーパーの180→320→600という感じで、番数を上げながら削って行きます。

削りの仕上げはスポンジ研磨材を使用して水研ぎします。

3Ｍ製のSUPERFINE(320−600)です。

表面だけではなく縁の裏側も足づけの意味で研磨しておきます。

これで塗装前の研磨作業は終わりです。

このパーツの塗装の時は、ダンボールで三角形の台座を作り固定します。

縦置き、横置きが出来るし、いろいろな角度から塗料を吹き付けるので、持ち替えもしやすいです。

今回はエアブラシは使用せず、缶スプレーのみで塗装しました。

使用した塗料です。

左から、バンパープライマー、プラサフ、クリアー、ナイトホークブラックパール、ミラノレッドです。

シリコンオフで脱脂をしたあと、エアーダスターで埃を飛ばして塗装開始です。

バンパープライマーを薄く吹き付け(10分のインターバルを置き2回重ね塗り)、その上からフラサフを薄く吹き付け(10分のインターバルを置き3回重ね塗り)ます。

乾燥したら3M製のスポンジ研磨材ULTRAFINE(800−1000)で水研ぎをします。

状態によっては、再度プラサフの吹き付けと研磨を繰り返しますが、今回は一度でバッチリでした。

ここから本塗装です。

まずは下塗り•••


活字では吹き付けのニュアンスが伝えにくいのですが、最初から3回目の重ね塗りまでは、もっと吹き付けたい！！という気持ちを抑えながらかなり薄めに吹き付けます。
距離にして15cmくらいで、角度を替えながら吹き付けて•••

4回目以降は超厚目に吹きます。

吹き付けるというか塗料を乗せるといった感じでしょうか、吹き付け場所や角度によって5cmから10cmの距離で、塗料が垂れるギリギリまで吹き付けます。

下塗りで合計6回の重ね塗りの後は、上塗りでクリアーを重ねて行きます。

これも下塗りの後半と同じように超厚目で吹き付け、3回の重ね塗りで塗装作業終了です。


吹き付けのインターバルは15分程度で、その間の埃などの付着を避けるため食器乾燥機に入れています(笑)

かなりの厚塗りのため、乾燥期間は1週間以上しっかり取るようにしています。
過去に、待ちきれず指紋を付けてしまった事があったりします(;^_^A

乾燥後の状態を見てコンパウンドを使用したりしますが、今回は状態も良いので、このままオフ会のプレゼントとして持って行きます。

24日のオフで誰の手に渡るのか楽しみです(*^_^*)