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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2017年12月24日 イイね!

FC1シビック4ドア 試乗



先週も寒い日が続きましたね。うちの会社では風邪やインフルエンザが流行っていて休む方が増えているのですが、我が家は娘が来春高校受験ということもあってインフルエンザ感染は厳禁で、会社で移されないかビクビクしております。







今日はアコゴンのタイヤをスタッドレスに交換しようと思っていたのですが、明日大学生の息子を下宿先から連れて帰るのに高速を走るため交換はやめておきました。というのも、アコゴンのスタッドレスタイヤの溝が少なくなってきたためドライ路面でもグリップが少々悪く、しかも明日は雨予報なので溝の少ないスタッドレスで雨の高速は特に走りたくないのでやめることにしたのです。

まぁ、もう年末まで雪が降るような事は言ってなかったので、交換は年末年始の休暇に入ってからにします。









ただ、明日が雨とはいえ、もう一か月以上洗車をしていないのでホイールがブレーキダストでどす黒く汚れていて、これが嫌で嫌でたまらなかったので、タイヤ&ホイールは洗う事にしました。









スポーツパッケージ用の純正ホイールは、明るいシルバーを保たないと冴えないのよね・・・








私の中の「車を綺麗に見せる法則」として、忙しい時はタイヤ&ホイールとガラスだけ綺麗にしておけば何とか騙せる・・・、というのがあるのですが、ちょっと前頃からガンメタや黒いホイールが流行っているので、その場合はこの法則に当てはまらないかも(笑)。









数m離れれば、大丈夫(爆)








当然、ガン見したらアウトですけどね。









明日息子を連れて帰るため、諸々の用事は今日詰め込みました。特に年賀状は絶対に今日仕上げる覚悟で頑張り、家族5人分の約150枚、何とかプリントを終えることができました。












さて、少し前の話になりますが、先々週の土曜日(12/9)にダンクのオイル交換に行きまして、その待ち時間に新型シビック4ドアの試乗をさせてもらいました。当然冷かし試乗ではありますが、私はもともとノッチバック車が好きでして、この先ホンダで候補となるノッチバック車を見渡すと、アコードハイブリッド、シビック、グレイスくらいしかなく、その中でもシビックはクラス的には対象となり得るし、もちろん興味もありますので、是非乗ってみたいと思っていました。


因みに、今回このお店にはセダンしか置いていませんでしたが、仮にセダンと一緒にHBが置いてあったとしても私はセダンの試乗をしようと思っていました。なぜなら、HBは既にType-Rを試乗して外観はそこそこ見ていたし、仮に購入するとしてもトランクを持つ4ドアの方が好きだからです。5ドアのくどいバンパー開口形状が好きではないというのもありますけどね・・・。



ということで、自分が見て運転して感じたことをそのまま直球で書いておりますので、このブログを読まれたシビックのオーナーさんやシビック好きの方で私の感想とはえらい違うわ!という方がいらっしゃってもそこはご了承くださいね。










まず今回の新型シビック4ドアを目の前にした時の第一印象は、やはり大きくて立派になったという感じですかね。正直、この車を目の前にした瞬間からこの車がシビックである、これからシビックに乗るんだという意識が完全に消えてしまいました。というか、正直日本で売るのであれば、別の車名にした方が私はいいと思いました。









Type-Rはもちろんですが、ノーマルHBと比べても顔つきは随分と優しく感じました。まぁ一番最初にType-Rを見たからというのもありますが、バンパーの開口形状が多少大人しめになっています。それでも、グリルやライト上部を覆う装飾メッキがくどく、こういうものを頼らずにかっこいい顔ができないものかと思ってしまいました。








今回車を降りてまじまじと見て初めて気づいたのですが、このグリルって逆スラント形状をしているのですね。シビックは発売当初からデザインがゴチャゴチャしている印象がありましたが、一つ一つのパーツやデザインをよ~く見てみると、その理由がなんとなく分かるような気がしました。








最近のホンダ車で多く見られるようになったこのライトはかっこいいですね。プロジェクター式の目もそろそろ飽きてきた頃だし、初代アコードインスパイアが持っていたキラキラした知的な雰囲気を感じながらも鋭い目つきをしている。このド派手な装飾メッキをどうにかしてもらえれば、相当好きな顔だったかも。

ただ、以前アコードハイブリッド後期型を夜間試乗した時に思ったのですが、この多連式のLEDって、正直あまり明るく感じませんでした。色が白すぎってのもあるのかもしれませんが、飛距離が足りないんですよね。私のアコゴンのプロジェクター式の方が明るく感じましたし、何よりもハイビームが暗いのには参りました。もしかして今のLED車ってみんなハイビームが暗いんですかね?










横から見た印章ですが、3ドア同様私は相当苦手です。特に苦手なのが、ノッチバックと呼ぶには到底無理があるファストバック風のデザイン。

ルーフからテルエンドまでなだらかに降りてくるこの手のデザインが今風で流行りなのかはよく知りませんが、せっかくドアミラーをAピラー根元に置きある意味正統なフォルムにしたのに、リヤがこれではあまりにもバランスが悪い・・・。これだったら、先代FDのようにキャビンフォアードでモノフォルム風にした方がよほど前後ピラーの傾斜角度のバランスが良かったのではと思いました。新型プリウスがまさにこれとそっくりな状態で、真横から見たら何ともね・・・。



あ、あくまでも私感ですので(笑)









なんと言いますか、短くてもいいからトランクの水平ラインを設けてクォーターピラーの流れを一旦切ってほしいんですよね・・・。流れるようなラインと言われればそうなのかもしれませんが、私には凄くダラダラ~~っとした尻下がりで締まりのないリヤエンドに見えるんですよ。HBのリヤハッチをあれほど寝かせたんだから、セダンはもう少しノチバックらしく端正なリヤエンドにしてほしかったなぁ・・・









共感は得られないと思いますが、私は新型シビックを横から見た時、HBもセダンもハイエナの姿に似てると思ってしまいました。
本当に好き勝手な事書いて申し訳ありません!








横からの姿が美しいのはやっぱりこれ。走ってる姿が美しいのもこれ。ウェッジシェイプはあっても尻下がりはいただけない、と個人的には思ってます。








サイドビューが美しい車といえば私の中ではこれ。未だにこのアコードインスパイアのサイドビューに勝てる車は出てきていないかも・・・。









こちらはいくつかあったアイデアスケッチの中で、先代のイメージを引き継いだデザインモデル。相当クォーターピラーを寝かせていますが、Aピラーもそれに負けない傾斜を持たせてキャビンフォワード・モノフォルムデザインになっていますね。サイドガラス後端はルーフからの流れを一旦断つように逆向きにカットされ短いトランクを持たせている・・・。私は断然こちらの方が好みでシビックらしいと思うし、何よりもスポーティに感じます。





何度も言いますが、完全に自分が思ったままを書いておりますので(笑)










確かに一つ一つのデザインを眺めるとチャレンジグだし躍動感もあるし、そのへんのセダンに埋もれたくない感は充分伝わります。でも、私にはそれらのほとんどがこけているようにしか見えないんです・・・。









いやホントね、このテールって難しいデザインしてると思うんですよね。もはや、これが車としてかっこいいデザインなのかカッコ悪いデザインなのか49歳のオッサンにはよく分からない。ただ、モビルスーツで言ったら、これカッコ悪い方のモビルスーツだと思うんですよ。しかもすぐにやられちゃうタイプのモビルスーツ。

バンパーのデザインは好きなんですけどね。









先代のドアミラーはドアパネルからニョキって生えたミニバン風のものでしたが、新型はAピラー付け根に取り付いた一般的なタイプに戻りました。S660風のシュッとした形状でかっこいいとは思いますが、こんな凹凸感はいるのかな・・・。無意味な凹凸感がやたら多いのが新型シビックの特徴にも思えます。








室内からドアミラーを見ると、外から見た時の印象とはまるで違う形状をしていてびっくり。実用性は高そうな形状ですが、正直ダサい・・・・。









セダンのタイヤは本来215/55R16が標準ですが、この試乗車はメーカーオプションの215/50R17を履いていました。銘柄はBSのTURANZA。

正直これほど大きなボディだと、17インチでも小さく見えますね。








インパネのデザインはこんな感じ。私は最近のホンダ車の中では好きなほうのデザインです。特に助手席側のダッシュ上面が寝かせてあり、とても爽快に感じました。









運転席から助手席側を見渡した時の爽快感がなかなか心地よくて・・・。

ただ、前述した通りこの車がシビックであることを全く意識していなくて、室内幅がかなり広くてそれなりに車格の高い車を運転しているという感覚だったので、何となく車格に質感が付いてきていないなと感じました。それは色使いとか材質感とか。ダッシュ上面はソフトなものが使ってありましたけど、全体的に安っぽい・・・。









ダッシュボードからドアへつながる連続感のあるデザインなど悪くはないのですが、例えばドアのひじ掛け部にもステッチを入れるとかPWのスイッチパネルを艶のある黒木目にするとか。このあたりの質感はフィットのノリなんですよね。









インパネの運転側はどちらかというとフィットっぽい。メーター周りがちょっとゴチャゴチャした印象を受けますが、それでも結構かっこいいインパネに思えます。









シフトレバー部はすっきりしていいですね。サイドブレーキは電磁式で、ON-OFFの時にビ~~~~ンといういかにも電気で作動してますって音があまり好きじゃありませんが、この先もうレバー引くやつは消えていくのでしょうね・・・。










メーターはType-RやノーマルHBが採用している赤系に対しブルー系で、中央部は完全に液晶画面。タコメーターの内側には色々な情報が表示され華やかな印象ですが、一方でその表示のせいでタコの指針が先端のみしか表示されず、本来のアナログ指針メーターならではの直感的な見やすさなどほとんど感じませんでした。

そして以前Type-Rを試乗した時は夜間だったので気づきませんでしたが、タコメーターの両サイドにある仕切りが邪魔ってもんじゃない。こんな仕切り、いらないでしょ。メーターベゼル自体はとても広い面積で、3つの各メーターの間隔もとても広くとってあるのですが、この仕切りのせいで凄くぎゅうぎゅうに配置された印象を受けました。










エアコンの操作ボタンも車格に見合っていないと思えたものの一つ。ボタンの表面は光沢感があるのですが、その光沢感が何とも安っぽい。何というか、波打ってるというか綺麗な反射をしない光沢。直球で言うと、まるで安い中○製品の家電商品のスイッチみたいで。むしろ光沢のないいつもの樹脂を使った方が良かったような・・・。









ここの装飾パネルも凄く安っぽさを感じました。何だか水分が抜けてひび割れを起こした壁みたいな感じで。ここは王道な黒木目とかで良かったんじゃないでしょうか。助手側のダッシュボードデザインが好きなだけに勿体ないと思いました。









ドアの内張りも然り。渋い色使いとは思いますが、装飾パネル表面のひび割れたデザインがいただけません・・・。正直運転していてシビックではなくアコードクラスの車を運転している感覚を持つので、こういったPWスイッチ部の装飾パネルなんかも全く車格についてきていない印象を持ちます。









私がこのシビックを運転してもっとも我慢できなかったのが、このシートのヘッドレスト。

後頭部を押し付けられるような位置にあるので、まともな運転姿勢が保てません。



実はこのシビックに乗り込んだ時、運転席側のヘッドレストがやたら上がっていたんですね。ダサいから一番下に下げてスタートしましたけど、でも時々そういう車って見かけるじゃないですか。で、「何であんなにヘッドレスト上げてるんだろ・・・」ってよく思う事があったのですが、ひょっとしたらこのシビックのようにヘッドレストの位置が悪くて運転するのに苦痛だから上げて後頭部に当らない様にしているんじゃないかってこの時思いました。


なぜなら、

私もこの試乗中に苦痛になって、途中でまた上げたから。



これと似た状況は確か代車で借りたN-ONEローダウンでもあったのですが、シートをかなり寝かせれば何とか運転できますが、それじゃまともな運転姿勢はとれませんから、これって本当に大問題だと思いました。









後席のフットスペースは充分。それほど座り心地が良いシートとは思いませんでしたが、頭上空間はリヤガラスをあれほど寝かせていながら全く狭いと感じませんでした。









最後に走らせての感想を。


まずエンジンについて。

1.5LのVTECターボの試乗は、ステップワゴン、ジェイドRS、そしてこのシビックで三度目となりますが、加速については間違いなくシビックが一番速いと思いました。そもそも馬力が20馬力近く高いし車重も軽いのですから、まぁ当然と言えば当然かもしれませんね。とにかくこの位の加速をするのであれば何の不満もありません。


しかしエンジン音に関して言えば、最も悪いですね。エンジン音そのものはいかにも1.5L、いかにもフィットという軽い感じですが、それでもステップとジェイドはもとても滑らかなエンジン音だったのに対し、シビックは終始ゴロゴロした音質がつきまとい、「あれれ??何でー??」と思いました。吸排気の取り回しの違い?20馬力の差がこんな副作用として表れるもの??

そして更に酷いと思ったのがフル加速時の煩さ。本気でドン引きしました。5000rpmとか6000rpmで唸るとかじゃないんです。アクセルをグイッと踏むと初っ端からゴワーーーーーっと物凄く煩い。詳しいメカ解説を読んでいないので知らずに書いてますが、ひょっとしてCR-Zのように何かそういう作られた音の演出でもあるエンジンなのでしょうか。仮にそうだったとしても全く気持ちよくない音だし、この車格感でこの音はないだろって思いました。

もう一つ書けば、この車はアイドルストップ機構が付いていましたが、再始動した時の振動がかなり大きくてそこも興ざめものでした。

とにかく、大きなボディで立派に見えて、運転してても幅を感じてそこそこな高級車を運転している感覚があって、あのシビックを運転しているんだという意識などこれっぽっちもない中で、アイドルストップから再始動でのあの振動、そしてフル加速時に唸るような安っぽいエンジン音・・・。


大きくなったからにはそれに見合うだけの性能を持たせないと、このシビックのように落胆が大きいという事が分かりました・・・・(悲)。







凄く良かった面ももちろんあります。

ロードノイズは極めて静かだと思いました。タイヤがメーカーオプションのBS製17インチだったからでしょうか。それとも標準の16インチには採用されていないノイズリデューシングホイールを履いていたから?とにかく走行音はとても静かに感じました。

ハンドルも重すぎず軽すぎずでセンターもしっかり出て運転しやすかったです。足はしっかり地に着いた印象で、エコタイヤを履いた時のような安っぽい乗り味も一切なし。

CVTの制御も自然で、昔フィットなどで感じた停止直前の不自然な減速感などもありませんでした。






という感じで、正直デザインは好きじゃないし期待していたエンジンも音が興ざめもので少々ガッカリした試乗でしたが、ホンダはNシリーズでもエンジンのリファインを確実に進めていて、当初はガラガラゴロゴロ唸っていたS07Aを相当滑らかなフィールに改善させてきたので、恐らくシビックのL15Bも必ずリファインさせてくると思っています。


その時は、こんな大きなシビックじゃなく、グレイスクラスのセダンを用意して載せてほしいですけどね。
Posted at 2017/12/24 01:58:15 | コメント(14) | トラックバック(0) | 新車情報・試乗記 | 日記

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