
楽しみにしていた
森高千里の「
MORITAKA LAND TOUR」のDVDが届いた♪
なにげに、ライナーノーツを読むと...“
幻の映像”“
衝撃の映像作品”“
とてつもない爆弾”...ものものしい印象を受ける文章がつづられている...
“パッケージ商品としての発売も決まっていたらしい。が、
何らかの事情によって発売が延期または中止に。”
映像を見る前から、
衝撃が走る...なんなんだ、いったい...今までの
森高から感じたことのない戦慄が伝わってくる...
ビビリながら(笑)、映像スタート...
漆黒の闇...(゜_゜;)
漆黒の闇の中、全身
漆黒の衣装をまとった
森高が
仁王立ちで歌い始める...(゜_゜;)
当時の未発表曲「
のぞかないで」でスタート...よく見ると“
黒蝶”コスチューム...ニコリともせず、もの凄い眼光で、歌い続ける...歌詞も凄まじく
攻撃的...
黒蝶の羽根を取って、「
うわさ」に突入...
ただならぬオーラを放ち続ける
森高...最初の3枚のアルバムを全否定して、作り直したといわれるベストアルバム「
森高ランド」冒頭を飾る
新曲だが、当時、もの凄い違和感があった曲だ...
MCも、気にしなければ気にならないレベルだが、明らかに
ただならない緊張感がある...
3月3日なので、MCの間に「
うれしいひなまつり」を歌うが...ますます緊張感が高まる...
漆黒のワンピースを脱ぎ捨てると...ボディコン...じゃない...
黒のボンデージに、大きな
深紅のハートマーク...ほとんど
バトルスーツ...「
見て」を歌い始めるが...
“ちゃんと私の本質を見ろ!”と、噛みつくような勢いだ...
ジャケットの裏カバーがソレ...見るとすぐ分かる
鋭い眼光...凄...
コスチュームチェンジの幕間は...
中近東モード...やはり
聖戦なのか...
そして、ブルー&レッドの
ミリタリールックで再登場...徹底的に
バトルモードだ...
なぜ、
封殺されたのか、段々理解できた...
かつて、
YMOも「
公的抑圧(パブリック・プレッシャー)」というライブを出したことがある。所属レーベルの横やりで、ギターの音源を消されたことに対する
反撃だ。
では、
森高が噛みついた相手はなんだったのか?
TV局を含む映像マスメディア業界だろう...そしてこのライブは、
公的抑圧で封殺された...
しかし、
森高の反撃は鮮やかだった...
「
古今東西~鬼が出るか蛇が出るかツアー」“
鬼たいじ”だ(爆)
23年も経って、よ~やく
“謎”が解けたσ(^◇^;)
こ~いう抑圧“業界”と、熾烈なバトルを演じた女性シンガーを何人か思い出す。
山口百恵、
中森明菜、
森高千里、
浜崎あゆみ、4人の女性シンガーたち
マスメディアが、都合よく創りあげようとした“
イメージ”を、
真っ正面からぶちこわす戦いを挑んだ
女傑たちだと思う。
つらいこと、
きついこと、
悲しいこと、
悔しいこと、そして、
孤独との戦いだったと思う。しかし、確実に
時代の枠組みを変えてきたことは、間違いない!
戦い方はそれぞれ違うし、
結末もそれぞれ違うが、彼女たちの“
志”に、
最高の賛辞を送ろう!
若い彼女たちが見せてくれた
勇気に、
ワタシも負けてはいられないσ(^◇^;)
まだまだガンバル(^_^)v
なんか、
真面目に書いてしまった...たまにはイイか(爆)
最後に一言....
「MORITAKA LAND TOUR」は、
最高のライブです!
Posted at 2013/09/17 23:58:42 | |
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