
1968年にデビューしてから、中断を含めて、長~いこと、活躍をしつづけるバンドのニュー・アルバム2枚が届きました♪
上は、POCOの“All Fired Up”11年ぶりのスタジオ新譜です。左がオリジナル米盤(自費出版!)、右が今日届いた欧盤。
下は、Deep Purpleの“NOW What ?!”8年ぶりのスタジオ新譜です。左が独盤、右が今日届いた邦盤です。
全然、傾向性の違うバンドですが、どちらも長~いおつきあいですσ(^◇^;)どちらもライヴバンドいうところが、共通点です。
私、ライヴがイケてるミュージシャンが大好きなんです♪
Deep Purpleは、Highway StarやSmoke on the Waterなど有名曲が多く、バンド知らなくても、曲名知らなくても、リフは知っているぞ!な大御所です。
POCOを知っている人は皆無(笑)でしょうが、日本の音楽界に非常に大きな影響を及ぼしています。
70年代までは、阿久悠とかなかにし礼の歌謡曲が主流でしたが、80年代からは、松本隆や大滝詠一、細野晴臣とかのニューミュージック系が主流になりました。
この松本、大滝、細野達が、1969年頃結成したのが、伝説のバンド“はっぴいえんど”です。
はっぴいえんどは、73年に正式に解散するのですが、その前年には事実上解散状態にありました。
解散状態のはっぴいえんどに、3枚目のアルバムを制作させようと、当時は夢のアメリカレコーディングが用意されました。で、これにつられて(笑)、彼らは渡米してレコーディングするわけですが、これは良く知られています。
その合間に、彼らは、とあるバンドのレコーディングスタジオを訪れているのですが、これはほとんど知られていません。そのバンドが、POCOなんです♪POCOは、“Buffalo Springfield”のメンバー2人によって創設されたバンドで、カントリーロックというジャンルを確立しました。
余談ですが、「Hotel California」を大ヒットさせたEAGLESのベーシスト、ランディ・マイズナー、ティム・シュミットの二人とも、POCO出身です。
はっぴいえんどは、Buffalo Springfield→POCOのエッセンスを強烈に受け継いでいました。
80年代のヒット曲の作詞は、そのほとんどを、松本隆が手がけていたといっても過言ではありません。
大滝泳一も、80年代を代表するミュージシャンです。
細野晴臣は、YMOで有名ですよね。
今では、笑い話にしかなりませんが、はっぴいえんどの“日本語”ロックは、当時、大論争になりました。
当時の“若者”は、フォーク系か、ロック(英語限定(笑))系の陣営に分かれていたんです。
日本語ロックは、フォーク系からは邪道として、ロック系からはエセものとして、両陣営から総攻撃を受けていました。
問題外の異端児だった“はっぴいえんど”のメンバー達が、その後の日本のミュージック界をリードし、J-POPへの道を開いていくのですから、時代の価値判断というのは、分からないものです。
まあ、なんとなく思い出に浸りながら、とりとめもなく書いてみましたが、古い新しいに関係なく、有名無名に関係なく、イイものはイイ!と思うのですよσ(^◇^;)
カラオケへいくと、浜崎あゆみを全曲歌い、X JAPANをオリジナルキーで熱唱し(←迷惑なヤツ(笑))、プリプリを歌い、大貫妙子でしっとりと、気分が乗ればチェッカーズ♪な、我が道を行く“私”でございますσ(^◇^;)☆
Posted at 2013/05/24 00:58:27 | |
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