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わんどらのブログ一覧

2020年05月03日 イイね!

新型アウディA3が気になる!

新型アウディA3が気になる!3月末の東京都知事による自粛依頼、そして4月頭の政府による緊急事態宣言により、テレワークをはじめとする環境激変が起こり、なかなか落ち着いてブログを書く時間もなくなっていたし、気分的にもタイピングが進まなかった最近の私。
暫くぶりに(ひと月以上ご無沙汰でした)ブログを再開をしてみようと、何か明るい好みのニュースはないかと探すも、実質経済が鈍化している世の中で、自動車のような耐久消費財などまず先に元気がなくなってしまう現実ばかりがニュースとして入ってくる始末。
とあるメーカーは人気ミニバンの特別仕様車をリリースして消費喚起しようとしていますが、東京だけでなく、全国的に"不要不急"のクルマ購入は控えめになっているのではなかろうか?と想像してしまいます。

しかしそんな中、感染拡大により悲惨な状況となった西欧の中でも、封じ込めに成功し復活の様子を示しているドイツの経済や生活が少し活気付いてきたニュースがちらほらと伝わってきます。
例えばブンデスリーガはまもなく再開されるようですし、クルマだっていくつかの新型車は着実なローンチを迎えようとしているようです。
そんな頼もしいドイツ発のニュースから今回ピックアップするのは、注目のプレミアムCセグハッチ、新型アウディA3です。 

第4世代となる新型A3、見た目は随分とエッジーな雰囲気になり、全高は現行型そのままに、ワイドになった全幅と、同様に伸びた全長により車格感が上がったような気がします。
A4など上位車種に取り入れられた新デザイン同様のワイドなグリルデザインも、そんな伸びやかな雰囲気を作り出していて上質感が醸し出されています。
そしてS-Lineモデルのエッジの効いたバンパー周りの意匠はなかなかスポーティさを感じさせてくれていて、見た目の強さが頼もしい雰囲気。

そして個人的に今回のニューモデルの好きなデザイン部分は、ワイドに張り出したフェンダーの膨らみ。
この手のCセグハッチは1800mm超えるくらいの全幅を効率的に使おうとドアからリアへとフラットなパネル構成になりがちかと思いますが、このA3はスポーツカーのように立体的な膨らみを持たせているのがなかなか好みだったりします。

さて、アウディといえばコクピットの先進性が楽しいというイメージがあります。

今回のA3はそんな先進性をさらにグレードアップさせているとのことで、バーチャルコクピット"プラス"という進化版インフォテイメントシステムはセンターのディスプレイとの連動でコネクテッド機能を自在に操作でき、メルセデスやBMWでもお馴染み(というか今やホンダでも搭載してる)の音声エージェントシステムを使うこともできるということ。
数年前にApple CarPlayやAndroid Autoを搭載したディスプレイオーディオ装着にいちいち新しさを感じていたのも今やすっかり当たり前となったように、この音声エージェント機能もすぐに当たり前機能になるんでしょうね。

そんなことで新型A3、新型の詳細スペックは専門メディアにお任せするとしつつも、アウディらしい、プレミアムCの中でも最上質の先進性を以って登場したことは楽しみなものがあります。
3月の中止になったジュネーブモーターショーでの発表となったハッチに続き、つい先週はセダンも発表され、欧州では順次発売されていきます。

当然日本にも導入はされる訳ですが、前述の通り、このコロナの影響はあまり気にしていないドイツメイクなだけに、流通上の準備が整い次第、今年中には国内リリースされるのではないでしょうか。
(今年のアウディの目玉はこのA3よりもe-tronがありますしね)
そして気になるのは商品価格。
スタイルよし、機能よし、しかしコストパフォーマンス悪し…?
わんどらのアウディ観はいつもここがネックとなってしまいます。
イマドキはカローラも300万円の時代ながらも、"Cセグハッチなら390万円でほど良きモデルが買える"というひと昔前の価格感が未だベンチマークとなっている私にとって、"ジャーマン3の中でもうちが一番高い"とされるアウディにはなかなか手が出せない(というか出す気にならない)のです。
何故か、例えばメルセデスA200dやBMW2シリーズグランクーペのほうがお買い得(機能と価格が一致)と感じてしまうんですよね。
完全に個人的感覚なんですけど。

まあ、まだ見ぬ情報を想像して勝手に悲観的になるのはひとまず置いておき、もうひとつA3と言えば、私わんどら的に好きなのは、いつの時代も3ドアハッチのモデルが存在していたこと。
初代

2代目

そして3代目(国内現行型)

確か初代と2代目は日本にも導入されていた記憶がありますが、このスタイリングはなかなか親しみあるカッコ良さがあると感じます。
日本には入ってこなかった3代目は、なんてスタイリッシュなんだろうと感じてしまいます。
しかし、今回の新型においては残念ながら3ドアの商品化は成されなかったんだんだそうで…やがて来るだろうS3やRS3にてラインナップされたら、このフェンダーの膨らみもさらに増したりして、さぞかしカッコいいんだろうなぁと想像したりします。
まあ、3ドアハッチがじわじわと淘汰されていくのは市場ニーズの変化故に仕方なしということなんでしょうけど(特にプレミアムCはね…)。

そんな、話題はあれこれに散ってしまいましたが、この世界的危機の中で自動車市場を活性化する役割の1台となることを期待できる魅力がこの新型A3にはあるものと感じています。
昨日のこと、マイピカソを洗車場で洗っていたら、隣にはキレイなプルーのA3が。
S-Lineモデルの程よく架装されたスポーティさは好感が持て、実に良い雰囲気を醸し出していました。
そんな現行型だって魅力的なんだから、新型はかなり期待できるのではないかなんて、まだ見ぬニューカマーに想いを馳せてしまう、気になるクルマです。
2020年03月28日 イイね!

古くて新しいが歴史を繋ぐ

古くて新しいが歴史を繋ぐちょっと変わり種ですが、いつか誰かがやりそうだったクルマが新登場しました。
e-Bulliというミニバンは、ご覧の通りの名車、T1をリビルドしたモデル。
"e"というくらいなんだからその名の通り、電気自動車へのリビルドを行ったものということなのですが、今までありそうでなかったというか、まるで自動車整備学校の学生たちが、実習課題としてEV車両を作ってみた、というノリのクルマが本気の製品として販売されるというから感心してしまいます。
しかもそれは、VW社が自らリリースする製品だというのが、また更なる感心を深めてしまいます。

VW社からの発売…正しくは、"VWグループコンポーネンツ"というパーツ供給のひとつにて、企画・製造するのはe-Classicsというグループ企業がリリースするEVへのコンバージョンキットを組み付けたものだということなんです。
そのキット、興味本位で調べてみると…。
基本的にはe-up!のEVユニット、部品を使用したコンバージョンキットは、既に2017年にクラシックビートル(Type 1)へ装着しての販売がされていました。

(当時わんどら的にはこのニュースをスルー…)
そのキットは、3つのオプションにて販売されているよう。
オプション1: "eBasIS"というパワーユニット付きのシャシーでの販売
オプション2:オーナーによるレストア車両に上記のシャシーを取り付け
オプション3:メーカーにてレストアした完成車販売

ベースとなるeBasISはVWのクラシックモデルに汎用的に使えるということで、ビートルのみならず、今回追加リリースされたT1、ポルシェ356などに転用できる仕組みのようです。

そんなことで完成したクルマを見てみると…。
外観は見事なまでにまんまクラシックモデルそのものにて、最新鋭の技術はあくまでも内に秘めたものとなっています。
完成車見本の写真を見ると、リボンタイヤ含めたクラシックな雰囲気は可愛らしい!
EVユニットはいつものエンジンのあった場所に置かれ、充電ソケットはリアのナンバープレートステー裏に隠されています。


インテリアを見ると、シートは作り替えられていますが、充電量などを確認するためのモニターなどは目立たぬ位置に配されていて、クラシックな雰囲気はそのまま保っています。

さて、この手のEV化をするクラシックモデルというものは、世界中の愛好家によるハンドメイドモデルも増えているとのことですが、メーカー自ら、あるいはカスタマイズメーカーによるコンバージョン販売も、このVWの取り組み以外にもリリースされています。
例えば、ルノーが製作したEV版キャトル、e-PLEIN AIR(eプレネール)は、メーカー発信のクラシックコンセプト。

あるいは、イギリスのEVユニットメーカーSwind (Swindon Powertrain)による、クラシックミニのEVコンバージョンは、実際に販売製品です。

どちらも本来のスタイリングをそのままに、なかなか魅力的な雰囲気を放っています。

そんなことで、いつか誰かがやりそうだったEV化は、既にメーカー自らが取り組む活動として当たり前になりつつあるのかという印象を受けました。
偶然にも最近VWより入手した冊子にて、ヘリテージを大事にするブランドという魅力的な存在感を得ました。

そんな歴史を重視しながら進化を続けるブランドだからこそ、今回のようなリビルド製品が生まれるんでしょうね。
2020年03月19日 イイね!

さあレースシーズンが始まるよ!2020 (そうは言っても暫くお預け)

さあレースシーズンが始まるよ!2020 (そうは言っても暫くお預け)春到来にてモータースポーツシーズン開幕!なんて、昨年に続き今年もブログを書いてみようと思っていました。
…が、ご存知の通りの世界情勢が、モータースポーツどころかその他の多くのスポーツに影響を与え、中止だ、延期だ、無観客だのの判断を下しています。
さらには東京オリンピックもやるだ延期だと憶測や要人コメントが交錯し、開催するしないよりも、何が正しいのかよくわかりません。
早期鎮静化のために、人々の安全のために下された判断に何か異論を唱えたりするつもりは毛頭ありませんが、モータースポーツのみならず、好きな欧州サッカーなどのニュースがないのは少し寂しい気がします。
今年のF1でホンダはどんな進化をみせるのか?
カレンダーから日本開催が無くなったWTCRをリードするメイクは?
そして久々日本にやってくるWRCが楽しみ!
など、シーズン到来&チャンピオンシップを楽しみにしていますが、お楽しみはもうしばらくお預けのようです。
そう、今シーズンが既に始まっているWRCはトヨタが好調なのが何よりで、できれば秋の日本ラウンドは実際に見てみたいなぁ…なんて思ってしまいます。
密かにその手の仕事が舞い込んでこないかな、なんて虫のいいこと企んだりしますが、そういう訳にはいかなそうだし、ラリー観戦なんて未経験なだけに、その要領もイマイチわかりません。
そこは秋に向けて情報収集するとして…。

そうそうWRCと言えば、今年は残念ながらシトロエンが撤退してしまったのですよね(今更の話題でスミマセン)。
確かに近年はC3の戦闘力がなかったし、PSA的には別のカテゴリーでEVなどのイメージを高めたいというマーケティング戦略もあってのことなんだと思いますが、日本開催の年に撤退なんて、タイミングが悪い感じもします。
まあ、下位クラスのWRC2カテゴリー含めると、シトロエン、シュコダ、VW、プジョー、もちろんフォード、ヒュンダイ…などの車両を用いたチームの参戦はあるのでしょうから、レーシングカーの勇姿を見るなら申し分ないのかもしれませんね。

さてそんな、ラリーイメージのあるシトロエンですが、なかなかレアなサーキットでの活動があったことを今日はひっぱり出してみたいと思います。

WTCC(World Touring Car Championship)にCエリゼという新興国向けセダンで参戦していたこと、もうすっかり忘れていました。
WTCCは現在のWTCRの前身となるツーリングカーレースにて、そのフツーのクルマの形や機関をなるべく残したレーシングカーで戦うという、前身を含め過去は60年代から続く伝統的なカテゴリーです。
超スプリントな周回数、ウェイトハンデ、リバースグリッドなどの工夫でレースは白熱したサイドバイサイドの展開を見せるので飽きる事ないイベントになっているのが特徴のレースで、特に90年代は世界的に人気を得て、スター選手、マシンを生み出したりしました。
しかし何しろイマイチ迫力に欠けているのも事実。
フォーミュラやGTに比べて音は静かだし遅いし…で、日本では爆発的人気とはなっていないのが現状です。

WTCCの興行的にユニークな面は、そういった白熱のレース展開や演出のみならず、F1とはまた違う開催地での実施にもあります。
モータースポーツ文化の根付く欧州や、スポーティなクルマへの憧れが強くマーケティング的に有効な新興国ではツーリングカーレースは人気があることから、WTCCは西欧のみならず、ロシアや中国の大国、東欧諸国、モロッコなどの新興国で開催されているのが特徴。
(今年は日本開催がなく、韓国開催となる)
だからこそ、シトロエンはこのチャンピオンシップに新興国向けのCエリゼというセダンで参戦していたのですね。


さらに興味深いのが、シトロエンワークスの運営元"Citroen World Touring Car Team"は、WRCに参戦するラリーチームからの派生だということ。
なるほどWRCチャンピオンマシンを作るノウハウを持ってすれば、サーキットレースだって制することができるということなんでしょうね。
そして3台体制の中には、ラリーレジェンド、セバスチャンローブを起用していたのです。
ローブは実際に優勝も何度かしていて、速い人は何を駆っても速いということを証明してくれています。
(アロンソとかもそうですよね)
そんなシトロエンチームの戦績は、2014年の初参戦から2016年の撤退まで、3年連続でチャンピオンになるという快挙を成し遂げ、短い歴史の幕を閉じました。
2017年からはWRCに戻り、新型車C3での参戦に集中するということが撤退の理由だったのですが、実はWTCCにはCエリゼのノウハウを武器にプジョーからの参戦をするという計画もあったようです。
しかしそれは実現しませんでしたが、もししていたらCエリゼの兄弟車401での参戦になっていたのかと思うと、それも興味深い事であります。
また当時のシトロエンはアナウンスとして、Cエリゼのマーケティングの成功(参戦目的の達成)を挙げていますので、このWTCCを通じて、市販モデルのある程度の販売成果もあったんでしょうね。
(2016年シーズンには中国人のドライバーも登用して、Cエリゼのメイン市場である地域へのマーケティング活動強化もしています)

現在、WTCCに代わるWTCRは、基本ワークス参戦はなく、メーカーはTCR車両の販売を通じて、プライベートチームへの支援を行うようになっています(実際には各メーカーが準ワークス的なチームを支援していますが)。
しかしシトロエンはあの3年連続でチャンピオンとなった車両のTCRモデル化はせず、サーキットからは跡形もなく消えてしまいました。
(さらにラリーからも消えて…)
まあ、プジョーやDSでの他カテゴリーへの参戦はあるので、PSA的には着実に次のブランディングにシフトしているということなんでしょうけど、やはりツーリングカーレース好きとしては、シトロエンのWTCRカムバックを望んでみたりするのです。

まあツーリングカーは望み薄でも、せめてWRCはねぇ…。
2020年03月14日 イイね!

クルマ一期一会 #6 -2020 寒空に振り返ると

クルマ一期一会 #6 -2020 寒空に振り返ると普段暮らしをしていると、街でふと見かけたクルマが気になって目で追いかけてしまうことがあります。
そんな"その出会いはまさに一期一会⁈"というテーマの元、最近街で見かけた興味深いクルマをピックアップするシリーズ。
第6回目は、寒空の下でも思わず熱い眼差しを送ってしまうような、街で見かけたクルマたち。
では、早速いってみましょう!

*珍しいクルマも多く、見かけた個体そのものの写真は個人特定になってしまう可能性あるので、写真はオフィシャルなものから引用します。

ルノーメガーヌカブリオレ
タイトル写真、まずはこちらのオープンカー。
この世代のメガーヌといえば3/5ドアハッチバックのリア周りのデザイン(クリフカット?)が特徴的で忘れられない存在ですが、同モデルは多彩なボディバリエーションを持っていた事も特徴ですよね。
(この時代のCセグメント車種、ゴルフやアストラ、そしてメガーヌなどはバリエーション展開多彩なのがお約束でしたね)
そんなバリエーションのひとつ、カブリオレを茅ヶ崎で見つけました。
さすが湘南、真冬の寒空でもオープンにして走る姿が似合っている雰囲気、かつレアなモデルに注目してしまいました。

BMW M3(E30型)

かつて80年代バブル期には"六本木のカローラ"と呼ばれていたE30型3シリーズ。
その頃運転免許を持っていない年齢だったくせして、その世の中の風潮に感化されつつ"あのビーエムってなんだかイマイチだよね"なんて生意気な事を言って自身を思い出します。
しかし運転免許を持ち、やがて興味関心は国産スポーツから輸入車に移り、この意味なく小馬鹿にしていたE30のことを知ると、あれれいいクルマじゃん!ということに気付きます(その頃3シリーズはE36型に移行していたけど)。
特にこの初代M3は、DTMマシンとして異次元のものだということを。
それ以来、3シリーズはどんどんモデルを変えているけれど、今回目白台で見たようなこのM3には、出会う度に尊敬の眼差しを向けてしまうのでした。

ダッジトレーズマン

この手のアメリカンは全くわかりません。
個人的な思い入れもなく、何が凄いのかも知識不足。
しかし、アメリカンの似合わぬ首都高環状線で見たその大きな車体は、まるで映画でSWATあたりの特殊部隊が作戦行動に出るような、あるいは所さんワールドに引き込まれるようなかっこよさを感じてしまいました。
*車名などがホントわからなくて、多分このダッジの旧式の商用ミニバンだったような…。

アルファロメオGT

すごく珍しくはないけれど、なかなか見ない類のモデル。
この時代前後のアルファの2ドアクーペってデザイン的には直線的なGTVやその後継のブレラなどがより特徴的ではあり、こちらのGTはそれに比べてスムーズというか無難なクーペスタイルになっていますが、個人的にはこのくらいの素直なスタイリングが好みです。
(リアのデザイン的にはトランク式かと思いきやハッチバックだというのも好み)
神楽坂のコインパーキングに駐車されていたクルマを見ながら、改めてよくまとめられたスタイリングだなぁと見惚れてしまいました。

シトロエンC4カクタス

登場時、フランス旅行の最中に見たカクタスの最初の印象は、その大型のエアバンプのインパクトにクロカンSUV的な印象を得たのですが、日本での登場後に改めて見ると、これは程よいクロスオーバーにてCセグハッチバック的な使い方が出来る、コンセプチュアルだけど実用性ある良さげなクルマだなぁと感じています。
限定発売だったというレアな存在を飯田橋で見つけたのですが、同じ日に別の場所でももう1台見るという、何だか当たりクジを引いた気分になりました。

フォルクスワーゲンルポ

こういうシンプルで見た目よし、使い勝手よしのクルマは時代が経っても色あせない素敵さを感じます。
湾岸エリア、豊洲で見つけたモデルはGTIというスポーティなグレード。
かつて以前の職場の同僚がこのGTIを持ち込み社用車にしていて(その職場はVW車を社用車として認めていた)、業務での外出時によく助手席に乗っては、"おー、なかなか硬いね"なんて、かわいい見た目以上のタイトな乗り心地を思い出します。

ロータスエラン

エランといえばいかにも英国オープンスポーツらしい初代の姿を思い出してしまいますが、こちらの2代目も確かに存在していました。
今回、藤沢湘南台で見かけたモデルを見るまでは正直この2代目の存在なんて忘れていました…。
しかし、いすゞ製のエンジンを搭載している(らしい)こちらは、初代を見つけるのとはまた違った意味で貴重なのかと思います。

ホンダエレメント

神奈川県の中央部、平塚市の国道を走行中に見つけた絶滅危惧種?のクルマ。
見つけた瞬間は"なんだこりゃ?"と、ホンダであることは知っているけれど、クルマの名称が思い出せずにリア周りを確認してしまうという行動に出てしまいました。
特徴的なボディパネルは、どこまでが樹脂バンパーでどこがボディ?さらにどこがドア?と、その分割部分がよくわからないなぁ…と、思わず見入ってしまった、異色の興味となりました。
いやー、この実験的なデザインはホンダらしいというか、あるいはトヨタFJクルーザーと似たような、アメリカンSUVのニュートレンドだったのか…開発経緯に興味津々です。
(いろいろ調べてみたら、この樹脂バンパーのないモデルもあるようですね)

ルノー21ターボ

以前ブログでも好きなクルマとしてピックアップしたことのあるヴァンテアンターボ。
まだ運転免許を持たぬ頃にテレビの深夜帯に放映されていたジャックス(当時のインポーター)のCMにあった"フレンチロケット"というキャッチコピーが頭の中に印象深く残るクルマです。
江戸川橋で見た青いクルマは、夜の街道沿いの歩道を歩いている時、ふと何の気なしに目線を車道に移した瞬間に駆け抜けていきました。
その瞬間に目線を向けなければ出会うことがなかった通り過ぎゆくフレンチロケット、こういう偶然ってなぜ起こるんでしょうね。
好きなクルマに対するシックスセンス的なものなんでしょうか、まさに一期一会の出会いでした。


ということで、今回の一期一会は終わりです。
いかがでしたでしょうか?
またいつか第7弾にて、街を歩き、ドライブしながら見つけた気になるクルマを集めて書き綴ってみたいと思います。
2020年03月10日 イイね!

from Geneva Motor Show 2020 (中止だけど…)

from Geneva Motor Show 2020 (中止だけど…)新型コロナウィルスによる疾患による社会生活や経済活動への影響は世界的に広がり、つい先日まで"他人事"のようにしていた欧州でもイタリアを中心に一気に広がり、欧州全体への警戒感も強まっています。
そんな最中に発表されたジュネーブモーターショーの中止(延期)は、自動車メーカーのみならず、楽しみにしていた消費者にとっても残念な事なんだと思います。
(私の周囲でもジュネーブショー視察含めて欧州出張を予定していた数名が当然出張中止に…まあ今は世界のどこに行こうとも日本人は受け入れてもらえませんしね)
まあ、まずは拡散を防ぐという判断は今の時期必要なことですし大事なことにて、中止もやむなしというところでしょうか。

かくいう私わんどらもジュネーブショーは1年で最も楽しみにしているモーターショー。
現地に行くというわけではないけれど、秋のフランクフルトやパリが地域モーターショー化してしまった今や、このジュネーブが欧州の唯一の真のメーカー見本市となるだけに、今年登場するモデルが先取りできる魅力があります。

今回は、そんなモーターショーはなくなってしまったけど、お披露目予定だったモデルを、結局各メイクが個別に発表した内容を元に、気になるクルマを並べてみます。
セアトレオンやVWキャディ、DS9など既に注目車種は過日のブログにてピックアップしましたが、今回はまだまだある気になるクルマを集めました。
もちろん私わんどらの気になるポイントは"明日欲しくなる"フツーのモデルたち。
それでは、いってみましょうー。

まずはこちら、アウディA3です。

今回のジュネーブで最も注目の量販車フルモデルチェンジです。
最近のアウディの傾向に沿って、エッジの効いたデザインで登場しました。
ワイドな見た目はかなり車格感が上がった雰囲気を見せていて、なかなか堂々としたもの。
これは日本導入時にはぜひ試してみたい一品です。
*後日別途ピックアップしたく…

お次はBMWから、i4です。

まだコンセプトカーを名乗ってはいるものの、ほぼ量産型に近いものとして、iシリーズにいよいよサルーンカーを登場させてきました。
6ライトウィンドウにキュッと細められたヘッドランプのスタイリングはいつものBMWらしさとは違っていて、先進的なイメージを創り上げています。
それにしてもやっぱり大きなキドニーグリル、これからの進化系BMWのアイデンティティなんだろうけど、まだ見慣れませんね…。

続きましてはこちら、セアトのスポーツブランドクプラ版のレオンです。

今回はベースモデルのレオンがフルモデルチェンジしての登場となっていますが、ハイパワー版もクプラから同時発表となりました。

こちらはTCR仕様のレーシングカーのイメージも発表され、レースシーンやニュルブルクリンクリンクFF最速へのチャレンジなど楽しみな存在です。

お次は韓国車、ヒュンダイi20のフルモデルチェンジです。

WRCにおけるヤリスのライバルとしても活躍するBセグコンパクトがリニューアルしました。
ヒュンダイの欧州におけるシェアは決して高くはないけれど、i20はWRCにより知名度を上げ、東欧を中心に西欧ではオランダなどで評価が上がっています。
そんなi20の新型は、直線定規を複雑に組み合わせてしゅっと描いたような外観デザインが特徴的ですね。

さて東欧といえばこちら、チェコ発シュコダからオクタビアvRSが気になります。

PHEVのスポーツバージョンは何だか一昔前のアウディっぽい感じもしますが、わんどら的にはこのワゴンの雰囲気がいいねと感じました。 

続けてはイタリア発の定番、フィアット500eです。

まあイマドキは電気自動車のユニットを既販車に組み入れるなんて珍しくないし、フィアットもいよいよ量販車に仕込んできたんだなと思う程度でしたが、このモデル、実は第3世代ということらしいのです。2007年の初登場以来カタチを変えてこなかった現行型(2世代目)がいよいよモデルチェンジという機に、ホンダeやミニEに並ぶシティEVとしてリニューアルしたということ。
何だか見た目はほぼ変わらない気がするけど…外観は変えずに中身だけ最新のリフォームをして使い続ける欧州の建物のように、あえて変わらないのがこのモデルの良いところなんでしょうね。

さてVWからは2つの関心事が。
まずはI.D 4です。

既にI.D 3で示してくれたこのシリーズのデザインは個人的に好きなもので、ラインナップとして外せないこちらのSUVモデルも良い感じです。
いっそのことこのスタイリング傾向でMPVも出してくれたらいいなぁと思ったりもします。

もうひとつVWからは新世代ゴルフ8のGTシリーズ。
ガソリン車のGTI、ディーゼルのGTD、PHEVのGTEの3種がスポーツモデルの位置づけで登場しました。

私わんどら的にはひじょうに高い値のトルクを持つディーゼルのGTDを推したいと思いつつ、今のVGJならば定番のGTIのみならずこちらも導入するのでは?なんて期待もしてしまいます。

最後はアルファロメオジュリアGTAです。

このマッシブなスタイリングはまさにGTAの名にふさわしいスタイル。
かつて同名の60年代の名車はもちろん、90年代に活躍した155のDTMマシン、あるいは10年前の156のWTCCモデルなどを思い出させる、レーシーな雰囲気は惹かれます。
500馬力オーバーのモンスターマシンは限定車ということですが、これを街中で見ちゃったら、目を奪われること間違いなしですね。

他にもルノーのEVコンセプトSUV、ダチアスプリングというB-SUVのEVモデル、中国初AIWAYSの欧州展開など、注視したいモデルはたくさんありますが、まずは私的にこれは!というものをチョイスしてみました。
これらのクルマは近いうちに日本の地を踏むものもあれば、そうでないものもあると思います。
いずれにせよ、普段の街で、あるいは旅先で出会えることを楽しみにしている、気になるクルマです。

それにしても、イベントを中止にせざる得ないこの世界的事象、早く治る事を願うばかりです。

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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2019/02/26 23:16:03
シトロエンZXヨーロッパ版カタログ ~やんぢさんpresents~ 
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2018/11/26 22:35:36

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