


2019年6月20日、梅雨入り直前にXJR1300を中古バイク屋さんから購入納車したので、梅雨空け7月中頃までほとんど乗れていませんでした。(週末で雨天でない時をみて、自宅周辺をちょろっと走るくらい)
なお、搭載バッテリー(GSYUASAのYTZ14S国産! 製造2017年)はバイク屋さんで展示保管中にバッテリー上がりをしていて再登録車検前に一度充電したものでバイク屋さんからは国産の新品に交換したほうがいいですよ、台湾YUASAは当たりハズレに注意といわれましたが結局新品には交換せずそのままですが、朝一のエンジン始動性は問題ないレベルです。カッ、カッ、カッ、カッ、バフッウ~てな感じでエンジン始動します。
7月中旬(週末だけ)から遠出し始めましたが、なんかこれ変!っていう所がでてきました。
【1回目の状況】
7月中旬、晴天でたぶん気温は30℃以上の日で近くの海までXJR1300で行き、岸壁近くでエンジンを切り、一服(別に(-.-)y-~~は吸いません)。
日向で風もほとんどなく暑かったので2,3分後に走り始めようかとキーon セルボタンを押すとセルモーターは回ってもエンジンがかかりません。
もう一回セルボタンを押し直して5秒くらい回してもエンジンがかからずクランキングの回転音が弱々しくなってきました。
バッテリー上がりになったらヤバいことになるとセルボタンから指を離しました。
10分くらい経ってからもう一度セルボタンを2秒くらい押してみましたがクランキングの回転音に元気がなくエンジンはかかりませんでした。
あちゃー、バッテリー上がりか。バッテリーを新品に交換しておくべきだったな。押しがけも無理だろう(たぶん跨がろうとして逆にこけるだろう)、困ったなと頭の中が真っ白になりました。
どうしようかといろいろ思案した結果、あと30分待っていればバッテリーがある程度回復するんじゃないか、それで駄目なら嫁に電話して車できてもらいバッテリージャンピングしてエンジン始動するしかないかと考えました。
はたして30分後、どうかエンジンかかりますようにと神に祈りながらセルボタンを押すと、カッ、カッ、カッ、カッ、バフッ、フッ、フッ***と止まりそうな感じではありましたがエンジンがかかりました。その日はそのまま他に寄り道せずエンストしないよう気をつけて自宅に一目散に帰りました。
自宅に着いて一度エンジンを切ってからセルボタンを押してみると、エンジンは全くかかりません。
ところが2時間くらい放置しておいてからセルボタンを押してみたらあら不思議、一回でエンジンかかりました。エンジン冷めればかかるんだ!
【2回目の状況】
7月20日
朝、XJR1300は一応いつも通りエンジンはかかったので凝りもせずまた出かけました。
自宅から近場のドライブインの駐車場に入り、エンジンを止めてトイレ休憩をしました。
トイレから戻りエンジンをかけようとセルボタンを押すとやはりかかりませんでした。
アクセルをわずかに捻ってセルボタンを押し直しましたがかかりません。
再度セルボタンを10秒くらい回してみましたがクランキングは虫の息のよう回転音です。
バッテリー回復は無理とあきらめてこの後自宅に1時間かけて歩いて行き、ジータに乗ってドライブインに戻り、ジータとバッテリージャンピングしてXJR1300のエンジンをかけました。→XJR1300で自宅へ→息子の14インチ自転車に乗ってドライブインへ→ジータの後部座席+荷物室に無理やり自転車収納!
っと何でこんなおバカなことやってんのかと思いながら自宅に帰りました。
☆朝一にはエンジンがかかるんだから、バッテリー新品にしなくても良いのではないか。再始動できない原因がバッテリー以外だったらバッテリー代がムダになるので、イロイロ推定してみました。
再始動できない状況として
夏季に10kmくらい走行後、直後はNG
→走行時足下へのエンジンからかなり暑い風がきており、短めの靴下だと足がかなり熱いのでエンジンはかなり高温になっていたはず。
再始動できたときの状況
夏季前で気温は低い場合、
あるいはエンジンが熱くなっていないときなど
●納車日6月20日の夕方にバイク屋から自宅に帰る途中に
①最初に立ち寄ったライコランドはOK(走行10km後10~15分くらい停止)
②次に給油したガスステーションはOK(200mくらい走行後、2分くらい停止)
③最後に立ち寄ったスーパーコメリはOK(走行10kmくらい後に15分くらい停止)
●朝、自宅そばのガスステーションで給油したときはOK(走行1kmくらいエンジンはまだ暖まっていない)
●6月23日
自宅近場のドライブインでは若干スムーズでなかったようだがOK(走行3kmくらい、停止5分くらい)
●6月29日
自宅近くの川岸の広場ではOK(走行3kmくらい、5分くらい停止)
●7月6日
某道の駅 はOK(走行20kmくらい、停止5分くらい)
その後に行った河口付近の広場はセル2回目くらいでOK(走行5kmくらい、停止2,3分)、
朝の始動時の状況
●7月21日
始動前のバッテリー端子間の電圧12.2V
セルモーター回転時の電圧10V前後
タコメーターを注意深くみたらクランキングの回転音とともに指針がわずかに振れ250rpm付近を指すとすぐにエンジン始動して やがて1000rpm前後に落ち着いてアイドリングしていました。
もしやと思って数km走ってエンジンが再始動しないはずの状態にして自宅に戻ってすぐに一度エンジンを切ってから、セルモーターを回しながらタコメーターの針をみたら0rpmからピクリともしません。
つまり、セルボタンを押したときにタコメーターの針がちょっとでも振れれば始動するが、針が動かないときはクランクの回転が上がらず始動できないのであきらめてセルボタンから指をはなす。長押しはもってのほかということ。
ネットで『バイク、再始動悪い』で調べたら 私のバイクは熱間始動性?が悪いというのが何件か見つかったが、XJR1300では1件だけ。原因特定までは記載されていなかったがエンジンの発熱がなにか始動に関わる要素に悪影響しているような気がします。始動し難い条件でセルを長めに回すのでバッテリーが若干古いのでその結果バッテリー上がり気味にもなるのでは。
エンジン切る前の動いているときは異常ないのだから、始動時にだけ動くセルモーターが怪しい。。
エンジンの発熱がなにか始動に関わる要素に悪影響しているような気はします。エンジン熱が伝わって高温となったセルモーターは機械的、あるいは電気的抵抗が高くなっていて結果回転がゆっくりでエンジン始動に必要な最低の回転速度まで達していない感じ。
今のままでは発進時のエンストミスは致命傷となるし、休憩でもエンジン停止できない。
今後バイク屋さんに相談しながら最低限の費用でピンポイントで直していこうと考えています。
追記
最終的に、バイク屋修理により原因判明(←ほんとか疑問だけど直ったので)。
セルモーターでなく、燃料ポンプがペケ。長時間アイドリングさせた後、再始動時に燃料が出てこないとのこと。 3週間後に問い合わせたら有償交換で修理されていました。
交換前の燃料ポンプ品番はパーツリストから推定すると下2桁番号が-01ですが
交換品は下2桁が-11と 10回もバージョンアップされたものでした。
交換した元の燃料ポンプはバイク屋に処分お願いしてしまったので、真の原因が燃料ポンプ故障だったのかは不明。
(エンジン熱による)燃料タンク内のガソリン温度が上がった条件で、タンク内の燃料ポンプから燃料が出てこず、燃圧が上がらないため始動できない。
(ポンプ内のインペラが暑いガソリンで膨潤(熱膨張?)して回らなくなるが、冷えると収縮してもとに戻るので回りだす←クリヤランスがなかったのか、インペラの材質が熱収縮率が大きすぎたのか、耐ガソリン性が劣っていたのか、結局バイクには低品質な燃料ポンプが装着されていたのか、経年劣化したのかいまだに納得できない)
追記の追記
1年後の夏に判明。真の原因は バッテリープラスリード線の劣化により、セルモーターに電気を充分に供給できなくなり、セルモーターの回転が上がらないということ。
夏の高温時に、バッテリープラス線に電気が流れると なぜか電気抵抗が上がってしまう。1V分 電圧低下する。