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2020年10月27日 イイね!

私のペケジェイ ここがペケ2 スタータークラッチ滑りの再現(2年目の秋)

私のペケジェイ ここがペケ2 スタータークラッチ滑りの再現(2年目の秋)バイク購入2年めの秋、広島の山奥で朝の冷え込みが厳しくなってきたため、去年発症したスタータークラッチの滑りが再現するかどうか確認しました。
10月24日の朝6時30分 日の出前で気温は約4℃、メインスイッチをONにしてセルボタンを押してエンジンを始動させます。
カッ,カッ,カッ,カッ,キュッ、バフゥ〜ンと1秒以内にエンジンがかかります。
(セル回転時にタコメーターの針が1目盛り目の250rpmまで振れる)
明らかに去年とは異なり、クランキング音が元気です。
メインスイッチオン時のバッテリー端子間電圧は12.5v,セルモーターが回っているときのバッテリー端子間の電圧は10.5v前後です。

それではと、熱間再始動性対策で設置したバッテリー+のバイパス線を外して去年の配線の状態にしてみます。
セルボタンを押すと、カッ、、カッ、、カッ、、シュイ〜〜ンとスタータクラッチが滑り出しました。クランキング音も元気がありません。
(セル回転時にタコメーターの針は0で全く動きません)
セルモーターが回っているときのバッテリー端子間の電圧は10.5vですが、スターターリレーの端子位置での電圧は9.5vまで低下し、スタータクラッチが滑っているときは10.5vに上がります。(滑ってセルモータの負荷が低下するためか)
2回目も同じようにスタータクラッチが滑ってエンジン始動できません。
メインスイッチを切って10秒くらい待ってから同じようにすると、今度はカッ、、カッ、、カッ、、バフゥ〜ンとなんとかエンジンがかかりました。
つまり例のパッテリー+リード線は寒くなるとエンジン始動時に電気の流れが悪くなり(1v電圧低下し)結果セルモーターの回転が遅くなり、スタータクラッチの初期食いつきが悪くなり滑り出すのです。もちろん気温低下によりエンジンオイルの粘度上昇、バッテリーの電圧低下などクランキング回転数が下がりやすい条件ですが、+バイパス線を繋いでいるときは夏と始動時の状態はほとんど変わらないような感じです。

0℃以下はどうかわかりません(どうせ冬は降雪でバイクは乗れない)が、スタータークラッチは大ダメージを受けておらず、電気ケーブルに問題なく電気が流れていれば寒くても滑らずにエンジン始動できるということが判明しました。
去年、バイク屋にスタータークラッチ修理依頼して無駄な出費をすることなくて良かったです。

普通電線は温度が低いほど抵抗が下がって電気が流れやすくなるものですが、このもともとついているバッテリー+リード線は生き物のように寒くても熱くても駄々をこねてエンジン始動を妨げる厄介ものです。去年の秋後半はこの変な挙動に気が付かず、バッテリーを新品に交換してそれでも始動しにくかったり、近くのガススタでエンジン始動せずバッテリー上がり気味となり 自宅まで緩い上り坂を1.5kmを押して帰ったりと散々でした。










Posted at 2020/10/27 22:21:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月26日 イイね!

私のペケジェイアール ここがペケ5

これも前々から気になっていたのですが、 エンジンを始動し暖気が終わりアイドリングが1,000rpmに落ち着いてから走行開始しても クラッチを切って空走状態で かならずアイドリングが1,300rpmくらいに上がっています。まれに1,500rpmまで上がることもあります。

アイドリングが上がることにより、平たん路では右手をスロットルから離していても5速ギヤで20km/hくらいスピードが出て手放し走行ができるほどです。
狭い路地等で減速し1速ギヤでゆっくり走ろうとしても10km/h以上スピートが出て、半クラッチ+リヤブレーキ操作が必要です。
下り坂では5速ギヤ走行でのエンジンブレーキの利きが大幅に悪くなります。
(逆にマイルドなエンジンブレーキで快適な場合もありますが)
この上がったアイドリング回転数は 走行している限りいつまでたっても下がりません。
ただしいったん停止して(スピード0km/h)10秒間くらいアイドリングさせていると徐々に下がってきて1,000rpmに落ち着きます。そこから走行開始すると今度はアイドリングは1,000rpmから上昇せず安定してます。

ということで 走り出したら一度止まって上昇したアイドリングを下げる工程が必要になり、これが面倒くさいです。

アクセルワイヤが引っ掛かっているわけでもなく、ECUのエラー、バグなのかもしれません。インジェクションバイクはバイク屋さんに任せるしかないのかな。

追記
エンジン始動後アイドリングを5分間くらい してから走り出すと、アイドリングは1,000rpmのままで安定しています。






Posted at 2020/10/26 12:57:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月14日 イイね!

私のペケジェイアール ここがペケ4 熱間再始動不良の原因はバッテリープラス線の不具合だった

XJR1300の熱間再始動不良(ホットスタート不良)が再発したため、原因解明のためDIYでいろいろと試験を行い、約1ヶ月かかって ついに原因を解明することができました。

原因は燃料ポンプではありませんでした。
アイドリング10分間後にセルで再始動しないことを確認後、燃料タンク下部から燃料レギュレータからの戻りホースを外しスイッチONにすると燃料ポンプのキュイーンという音とともにホースからチョロチョロとガソリンが出てきます。セルモーターを回しているときもガソリンが出てきます。燃料ポンプは動いています。

ただクランキング回転音が若干元気なく聞こえるのでセルモーターの回転が遅くなっているのは確実です。タコメーターの針もピクリともしません。
バッテリー+・ー端子間のセル回転時の電圧は10.5v前後と冷間時とあまり変わっていません。
なのにセルモーターの回転が遅くなるのはなぜか?
バッテリーとセルモーター間で配線の劣化や接触不良気味になれば 電気が流れにくなりセルモーターの回転が遅くなるはず。
そこで、配線の各部分でセル回転時の電圧を冷間時と熱間時で測定したところ、スタータリレーの+端子とアース間の電圧が9Vちょっとしかありませんでした。

つまり バッテリー+端子とスターターリレー+端子間で電圧が1V低下していました。この間は赤被覆の太いバッテリープラス線が繋がっており、熱間時に電気が流れにくくなることが判明しました。
このため、バッテリー+端子からスターターリレー端子間にバイパス線を増設してみました。

バイパス線としてを最初に、ブースターケーブルを長さ20cmに切断し両側に丸型端子をカシメたものを作り繋いでみました。被覆内の心線は意外と細いです。
確認したところあきらかに再始動しやすくなりました。クランキング音がすごく元気になります。
バイパス線は明らかに効果はありましたが完全ではありません。走行後の再始動はだいたいOKですが、アイドリング後やアイドリング回転近くで走行した直後はすぐ再始動しません。でも2.3分待てば再始動します。

次に電動ウインチ用のケーブル(#6 SAE COPPER 105℃)を同様に加工して使用してみました。ブースターケーブルの4,5倍くらい太い芯線です。
これはアイドリング後もすぐに再始動しほぼ完璧です。

熱間再始動不良の原因となったバッテリープラス線は今後新品に交換してバイパス線も外す予定です。
ヤマハパーツカタログアプリで XJR1300(5UXB)のエレクトリカル2 図面にはバッテリーマイナス線(ワイヤ、マイナスリード)は載っているのですがバッテリープラス線が見つかりません。

追記
YSP店にバッテリープラスリード線を注文のため行ってきました。
YSP店でもwebパーツリストから該当品を探しましたがみつからずYAMAHAに問い合わせてもらったところ、驚くべく事実が判明しました。
大型バイクのバッテリープラス線はメインハーネスの一部となっておりこの部分だけは販売していないとのこと、価格も5、6万円するものでした。\(◎o◎)/
当然注文はしませんでした。
Posted at 2020/10/15 01:36:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   04/30 20:32
星谷です。 よろしくお願いします。 整備士資格など持っていませんが、比較的簡単な整備は自分でやります。 もちろん他人の車には手を出しません。 2...

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