
時給1000円で働きますか?
時給6000円で働きますか?
どうも。24時間365日働いている僕は時給にしたら数百円だ。と言ってひんしゅくを買っている奇想天外です。
365日✕24時間=8760時間なので計算してみたら面白いかもしれませんね。
ちなみに今日は海外の応援案件で(時差があるのでまだ現地は金曜日)自宅でさっきまで追い込んでました。喜んでくれたかな??
さて今日は人工の話をしたいです
アルバイトだと1055円くらいが最低時給みたいです。週40時間、月120時間働いて得られるのは、15万円くらい。年収で180万円くらいですね。
それをみている社員の給料は300万円くらいです。その社員を束ねているマネージャーは600万円くらいでしょうか。
でもマネージャーを束ねている、部長になっても750万円とかですかね?このクラスの役員や社長なら1500〜2500万円くらいもらっているかもですね。
さて建築ではよく人工(にんく)という表現があります。1人工は職人さん1人の1日分の単価です。これをお客さんにどこまで請求できるかが営業のチカラという事にはなるのでしょうけれど。
これが、上に行けば行くほど上がるのは想像に易いですよね。現場によっては7次下請とか。どんだけ中抜(なかぬき)企業が入ってんねんwとつっこみたくなりますが。
まぁ二次下請くらいで仕事ができればまぁまぁという感じはしますが。元請けが受注時に貰えるお金は国土交通省の公共工事設計労務単価でだいたい調べられます。23600円くらいらしい。これは会社の取り分ですので職人本人の取り分が20000円として、30日働いて年間720万円。これくらいが単純計算の最高額。
実際は安い手元作業員からピンハネして、頭(カシラ)が当然たくさん取るわけですが。
飛行機のパイロットは年収が高い事が知られています。1000〜2000万円くらいですよね。墜落したら命を落とす危険な仕事です。当然と言えば当然。パイロットは太陽光による被爆がありますので年間飛行時間は限られていて。だいたい年間600時間とか。
わぉ。時給にしますと25000円
人の時間当たりの価値ってピンキリですね
さて、奇想天外の設計業務の世界の場合ですが、設計業務って時間では計算しづらい。能力の低い人間ほど時間がかかる計算になりますから。そこで昔は図面1枚いくらという単価があったそうです。その場合、枚数をかせぐために一品一葉(いっぴんいちよう)の図面が使われていたそうです。
設計業務ってアイデアと決断の連続です。我々みたいに作ってもせいぜい3個とか。そういう世界では、アイデアが出るかどうかは経験に左右されます。経験の無い人はいくら悩んでも良いアイデアはでません。逆に経験のある人は一瞬でひらめく。その一瞬のひらめき。時間にしたら一瞬ですけど、それは20年と一瞬という時間を費やして得たものです。
「現場で使う人の意見が一番大事なのです」これがわからなければ、いくら綺麗ですばらしい図面が描けても現場では役に立たない品物ができあがります。
図面は手段であって、図面を書くのが仕事ではない。
一日何百万~何千万という費用がかかる現場で50人の作業員が費やす時間が1日短縮される可能性がある。そこに掛けてくれるから研究費用を出してくれる。こういうお客さんは僕にとって「お客様」であり「神様」です。エンジニア冥利に尽きる。
・・・どうしてこういう話をしたか・・・・
後半、
けったくそ悪くて夜も眠れなった話に続く(かもしれない)
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AI による概要
公共工事の1人工あたりの単価は、国土交通省が発表する「公共工事設計労務単価」で確認できます。
令和6年3月時点の公共工事設計労務単価は、全国全職種の加重平均値が2万3,600円です。これは、前年度比で5.9%の引き上げとなっています。
職種別の単価は、次のとおりです。
普通作業員:2万5,400円
軽作業員:1万7,600円
造園工:2万5,900円
特殊作業員:2万8,300円
高級船員:3万6,600円
潜水士:4万7,200円
潜水連絡員:3万4,500円
公共工事設計労務単価は、国が公共工事の積算に用いる労務単価です。
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タダのざれごとverbal diarrhea | 日記
Posted at
2025/02/15 02:41:38