皆さんは車に興味を持つきっかけとなった出来事やエピソードってどんな事でした?
親や兄弟、近所のお兄さんのカッチョイイ車、または先輩や友人、恋人の影響?
幼少期からサーキットなどモータースポーツに触れる機会があったとか。
アニメや映画、ドラマの主人公がイカした車に乗って大活躍~!と、きかっけは皆さんそれぞれだったと思います。
私は、小学生まで車に興味は無く、TVアニメのロボットや戦隊モノにしか興味がありませんでした。
しかし小学2年生のころ、日本にスーパーカーブームが到来しました。
当時、少年マンガ誌に掲載されていた「サーキットの狼」の爆発的人気に端を発し、フェラーリ512BB、365GTB/4・デイトナ、246ディーノ、ランボルギーニ・カウンタック、ミウラ、イオタ、マセラティ・ギブリ、デトマソ・パンテーラ、ポルシェ911カレラRS、930ターボ、ランチアストラトス等など、煌びやかな車達が日本各地のイベント会場を巡り子供のみならず大人達までもが、初めて目にする優雅で圧倒的な迫力のスーパーカーに魅了されていました。
私も親に頼みこみ、地域の展示館で開催されたスーパーカーショーへ連れていってもらえる事に。
長蛇の列にめげる事なく目の前に展示された宝石のような車に感動し「大人になったら絶対これに乗る~!」などと車の価値(価格)を知らない平和な小学生は意気揚々と会場を後にしました。
その時、これに乗ると心に誓った車が、サーキットの狼の劇中に登場する風吹裕矢の駆る、ロータスヨーロッパSP。
白ボディに赤の縦ライン、バトル勝利の証★印(何故か黒星)が子供心に火を点けましたね~。
しかし本当はロータスと同等かそれ以上に好きだった車が、ランチア・ストラトス。
あれから40年近く経った今もその輝きは衰えず、自分の中での位置づけも最上位のまま。
そして少年は成長し大人になり自分の車を手に入れ、みんカラに登録し現在に至る…と。←かなり割愛(;^ω^)
現在乗っている車に不満などありません。
自慢の愛車です。
しかし、みんカラの愛車紹介やイベント等で見る他の車に心ときめいてしまう自分がいることもまた真実(´u_u`;)
それは、前出のロータス・ヨーロッパやストラトスの他に、ディーノ246、段付ジュリエッタ、ジャガーEタイプ、クーパーMINI、ナローポルシェ、カレラRSR、マルニのBMWや縦目のメルセデス。
マセラティ・メラクやランボ・ウラッコ、アストン・ラゴンダ、サンクターボⅡ、バンデンプラ、ウーズレー・ホーネット、ジネッタにGEM!
国産ならフェアレディZ S30(240ZG)、KPGCハコスカ、54Bスカイライン、サバンナGT-3、2000GTも。
新しいものではピアッツァ、スタリオン、スバルSVX←新しくは無いか(^ ^;
車種は何でも良いから4WDターボ、ミッドシップ車も。
まだまだ書き切れない程、たくさんあります。
いつかは乗ってみたい、オーナーになりたい。
しかし現実的にはそう簡単に購入することも維持も出来ません。
色々と想いを巡らせながらPCモニター越しの車やイベント参加時に撮影した画像を見て乗った気分、所有した気持ちを妄想し気持ちを満たします。
しかし、どうしても落ち着かない、満たされない事があります。
そういう時には本を読みます。
迷える子羊は救いを求める為にバイブルを読むのです。
私のバイブル。
GT ROMAN
自動車漫画は沢山ありますが、これほど等身大で、いきいきとした人間味溢れるキャラクターが登場する漫画はそう無いと思います。
実際、西風氏の友人知人、ショップの店員や沼津に実在するお店などがモチーフになっていることが多いようです。
作品の内容は是非読んでいただきたいのでここには書きませんが、先ほど挙げた乗ってみたい、所有してみたい車の大半がGTロマンに登場します(むしろ、この本によって好きになったんですけどね)
デビュー当時の画は、お世辞にも上手とはいえませんが、第一話を読み終えた時、むしょうに走りたい!という衝動を抑え切れなくなった事は、この作品に出会って25年以上たった今も鮮明に覚えています。
みんカラで素敵な車を見ていいね!をポチっ → 走りたくてウズウズ → 時間帯は大概深夜 → 我慢するためにバイブル(ロマン)を読んで落ち着こう → しかーし!逆効果!さっきに増して走りたい衝動MAX → いざ出陣!笑
バイブル(聖書)とは
1.聖書
2.転じて、それぞれの分野で最重要とされている文献
3.個人が常に指針を求めて読み返す一冊の本。座右の書
つまり(多分)、これを読むことで明日への意欲、決意、目標を決めその日一日の反省をし眠りにつく。
そのための心の拠り所?的なものかと思っていましたが、このGTロマンだけは寝る前に読むものじゃないと断言できます( ̄∀ ̄;)
バイブルでなく、実はダークマター??
静岡県東部出身の漫画家、西風氏。
下積経験が殆どない異色の経歴の持ち主。
集英社・ジャンプコミックス発刊
初版本は、1~11巻。
完全版は1~10巻。初版本には未掲載の最終話も収録。
因みに完結したと思われたGT romanですが、その後に書かれたGT roman STRADALEで懐かしい仲間たちに再び逢えます。
車趣味の暗黒面(ダークサイド)に興味のある方は、是非!
ブログ一覧 |
趣味 | 日記
Posted at
2015/04/02 00:50:18