自作 タン色センターコンソール  

タン内装の最後の大物、センターコンソールをタン色化の為に自作してしまい、暫く使用しましたのでパーツレビューに掲載します(^^;)。
色々とパーツを組み合わせたりしている複合部品なので、他のパーツレビュー、整備手帳の内容記述と重複している部分が有りますが、「それぞれに感じるモノが有る(^^;)」って事で(^^;)。



良い点

・タン色(笑)。

・シンプルな形状で車内の印象がスッキリした。

・肘掛つきで楽。（アンティータアームレスト参照）

・フワフワした柔らかい手触りで感触が良い。

・肘掛を跳ね上げると、腕の動きを妨げるモノが無い。

・PWスイッチ移設による誤作動防止。

・ボードの下は結構広い空間が取れるので、配線などの増設・取回しが楽。

・何となく古い車の雰囲気？(^^;)。

・9mmのパインボード＋アルミの桁材で製作しているので、思った以上に強度が出た感じ。



悪い点

・強度やアメニティ等、変にこだわった為に高額になってしまった(^^;)。

・後部の取り付け部分が剥き出しでイマイチｗ、要改良。

・純正よりかなり重い。

・アームレストの品質が低い（アンティータアームレストのレビュー参照）。

・室内空間を結果的に狭める為に若干圧迫感有り。

・灰皿スペースの消失(^^;)。



総合的な感想


どうしても車内をタン色化にしたくて、妄想数年、部品調達１年、製作５日(笑)で「やっちまったよ！」的パーツですｗ。

最初はセンターコンソールを普通に「塗る」事も考えていたのですが、塗料や染めＱの特性を考えると、体に接触する部分はどうしても塗装ハゲ等が心配になり、断念。
素材そのものの色が「タン色」じゃないとこの手のパーツはタン色化が無理！と思って色々と妄想したのがスタートでした。

なるべく家具調になるように、薄いスポンジシートを敷き詰めた為、とても手触りが柔らかくて何だか癒されるのがお気に入りです(^^;)。


反省点としては、変に考えすぎてしまい、制作費が高額になってしまった事。
でも、費用のほとんどは中国製のアームレストとそれを設置する為に浪費されてます(笑)。

また、シフトゲートプレートを流用するために高額なネジを購入したりして、返って高くついたりしてますし(xx)、少しでも軽く丈夫にするために、アルミの桁材とか使っているのも今考えると・・・カラーボックスの構造のように、単に木組みを木ねじ固定でも良かったかも？なんて思ってます(^^;)、材料費が１０分の１で済みますしね(笑)。

また、製作してる時には考えなかったのですが、パネルの素材として積層ボードは余りよろしくないと思いました。
ベニヤの様な素材や、木のチップを固めたような板の継ぎ目？が無い素材のほうがジグソーでの穴開けや木ネジ固定等の時に割れにくく、作業性が高いんじゃないでしょうかね。
私の場合、多少割れても強度的に問題なさそうなら無視したり、結果的に補強板と共締めで割れてる部分が誤魔化せたりしちゃったので大きな問題になりませんでしたけど、木目に沿って割れる素材の特性にはチョット閉口しました(^^;)。
結果的に表面にはビニールレザーを貼ってしまうんだし、もう少し木枠の素材も吟味した方が良かったかな？とかも思います。
理想を言えば、やっぱりFRP・・・って、そう考えると、やっぱり既製品って凄いんですね～(^^;)。

でもまぁ、キーホルダーをエンブレムに使う妄想なども含めて、自分の構想が形になるのは楽しかったです！


肘掛を跳ね上げると、シンプルな印象になるので、センタートンネルが高い古いスポーツカーの様に感じる部分も有りますし、ストレート形状のセンターコンソールの新製品も販売されているようですから、ビンテージコンソール系だけでなく、トラッドスタイル系も盛り上がる？と良いなぁ～(^^;)なんて思ってます。

関連情報URL：minkara.carview.co.jp/userid/167247/blog/13368182/