秋篠宮家の長女真子様の婚約に関わるニュース。
婚約内定発表は7月8日に会見?と言う情報が飛び込んで参りました。
国民の一人として心より祝福させていただきたい事案です。
※画像は趣味で佳子様にしておりますwww。
そして時を巻き戻してこのニュースソースが週刊誌か何かに取り上げられてテレビのワイドショーが騒いだのが先月の5月18日。
この時に当時民間から嫁がれた川嶋紀子様の婚約発表のニュースが再放映されておりました。
もちろん当時見ていたのですが、うっすらしか記憶になかった記者会見。
折しも1989年(平成元年)なので約30年近く前のお話なんですね。
その時の紀子様は大変お美しゅうございましたが、再放送で心打たれたのは川嶋家のご両親が記者会見に臨む放映シーンです。
なかなかこの記事に触れている情報ソースが無くて一語一句を再現するのに苦労しましたが、間違いなければ以下の通りです。
これは紀子様ご婚約にあたって育てて来た流れを記者会見で説明するシーンです。
父・辰彦氏
「私どもは、ふだんケース・バイ・ケースで紀子に接してまいりました。
精神の自由、主体性、創造性に重きを置く教育をしてまいりました。しかし、帰結に対しては自らの責任で甘受できる器となるような教育をしてまいりました」
母・和代氏
「根本的には夫の考え方に賛成ですが、あまりに自由すぎるのもどうかと存じます。私はある程度は規則を持って、ときどき厳しく娘と接してきました。
自分を主張することも大切ですが、人の和も大事であることを理解できるような子供になってほしいと願ってきました」
目からウロコ!!
素晴らしい!!
上記を私なりの勝手な解釈で少し判りやすく噛み砕いてみると.....
私ども(夫婦)は、ふだんケース・バイ・ケースで紀子に接してまいりました。
精神(意識・気構え・理念・気力と言ったもの?)を自分の意志・判断で行動したり、これまでに無いものを考える力を養うことに重きをおく教育を行って参りました。
しかし最終的にそれがやむを得ない結果になったとしても、甘んじて受け入れられるそのような人間になるような教育もしてまいりました。
根本的には夫の考え方に賛成ですが、あまりに自由すぎるのもどうかと存じます。
だから私はある程度は規則を持って、ときどき厳しく娘と接してきました。
自分を主張することも大切ですが、自分を主張しながらも人との協調をも大切に出来る子どもになって欲しいと願ってきました。
更にもっともっと噛み砕いてみると。(あくまでも私個人の主観的感想です)
父親の考えとして自主性や創造性を伸ばすべく自分のやりたい事は好きにすれば良い。
自分の遂げたい道を自由に進むべきである。
ただし好きに行動した結果の顛末は自分で受け入れる度量が必要である。
それに反して母親はその自由を尊重しつつもバランスとして人の和や協調と言ったものの大切さを説き伏せている。
自由に行動する事とは聞こえこそ良いが、人の和の中では逆に迷惑をかける行為に成りかねない。
だから規則が存在し規則を守るという道徳を守る必要もある。
主体性や創造性を育みながら伸び伸びとした人生を歩ませる事を前提にしながら、人との協調も重んじる非常にバランスの良い教育方針だと感銘を受けました。
子どもの時分って兎角様々な束縛を受けるものです。
特に思春期頃になると尾崎豊の卒業じゃないけど『自由・自由』と言うものです。
しかし自由に行動する上で他人への迷惑や影響を彼らは考えるのだろうか?
やはりそこには無理があります。
例えば学校の教室で、『俺は自由だから』と言って騒いで良いの?
※他人の授業を受ける権利を侵害。
『俺は自由だから』と言って人ん家の前で食い散らかしてゴミ捨てて良い?
※他人の生活権の侵害。
大人でもやる奴はやるけど、そんなの誰もまともに相手しないでしょ!?
自由とはその行動において自己責任が問われる。
だから自由に行動すると言う事は、最低限他人に迷惑をかけないと言う前提があります。
なので自由=孤独と言う事でもあると私は思います。
そして人と協調すると言う事は、多少の我慢が必要だし規則やモラルを守らなければいけない。
何故なら人の和の中で規則を破ると言うのは、先にも書いたけど他人の権利を奪うことになるのだから。
そして更に更に、余程の方じゃない限り誰かは判らないけど人は人に助けられて生きているとも思います。
自由と協調(人によっては束縛)このバランスをしっかり見極めて人との付き合いを改めて考えるメッセージを頂きました。
感銘を受け会見だったので残しておきたいと思います。