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2020年09月30日 イイね!

あらためて海の危険を知る! 実際に聞いた怖い話

あらためて海の危険を知る! 実際に聞いた怖い話今年はコロナの影響でレジャーの在り方も様変わりしました。
更に言うと昨今のSNSにおける膨大な情報はある意味素人でも足を踏み入れなかった領域に対し簡単に入るきっかけを与える状況かもしれません。

そう言う私も海に行ったり山に入ったりと結構独学でネットや動画を参考にしている側面がございます。
昔はベテランの方を介してそういった自然の場所に触れ、またその怖さを教わったモノです。


さて前置きも長くなりましたが、コロナ云々に関わらず今年も海や河川での水難難事故や山での遭難事故など多発しましたね。
勿論何十年のベテランであろうとも少し気を抜けば事故なんて簡単に起こります。
しかし今回の事例はなるべくしてなった所謂水難未遂の事故を先日釣り友達の友人T氏から聞い実話です。
まぁ内容はかなりネガティブな内容につき興味ない方はお引き取り願います。

時は2020年9月6~7日の辺りです。
状況からすると恐らく6日の土曜日かな?
巨大台風10号?が九州西部を通過。
気象庁の予測よりは良い意味で空振りに終わったのは記憶に新しい事かと思います。
この時の土日は例の小型船舶免許2日間の講習を大阪で受講していた時なので大阪は晴れ。
確か香川県に戻る7日・日曜日の夜半ごろより荒れだしたと思います。
なので当然近畿地方において陸の上ではその土日台風の影響には多少備えるもののそこまで大きくは影響していなかった状況です。
進路結果はこんな感じです。
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そんな土日に事故は起こったようです。

和歌山の海で、電話をくれたT氏の同じ会社の
同僚の方、仮にこの方をAさんと呼ぼう。
この方からT氏が聞いたお話です。
※友人のT氏は事故とは関係ございません。

こちらの方は普段の週末はご近所大阪湾の防波堤などで釣りをしているらしい。
年齢も40歳代そこそこの事。
こちらのAさん、会社の同僚などではなくどうやら釣り場で親しくなった仲間が
おり、良く行く釣り場で仲良くなったBさんCさんと3名で盛り上がり、先に述べた日程で和歌山のどこかの地磯で釣りをしよう!と相成なったそうです。
ちなみにほかの方は更に60歳代などのええ歳の方だそう。
まぁ天気は先ほど述べたように一見悪くありませんからねぇ。

で、結果から申し上げましょう。
この3名全員、和歌山県のどこぞの地磯か判りませんが釣りの最中に大きな波をもろに被って道具もろとも海に投げ出され高級な道具は勿論、スマホも水没したそうです。
まぁ命が助かっただけでもマシなんですがね。
本人談→T氏→私の断片的な状況であること、そして別にこちらの方を叩く気持ちは毛頭ございません。
しかし悪びれずに話している辺りに海の怖さを全く分かっていないな!と言う気持ちにさせられます。

と言うのも3名が地磯から海に投げ出され確かライフジャケットの着用自体も付けてなかったような事も聞いています。
波砕く磯場で慌てて陸に這い上がろうとすると危険な岩場を引き波で引きずられ更に危険である事。
更にさらにうまく3人が陸に上がったあと道具を拾おうとしてまた海に1名流されたとの事。
もう無茶苦茶です.....

まとめると、

1.天候不良時における的確な判断不足と知識の欠如
2.安全対策の欠如
3.事故後の対処知識の欠如
4.リーダーの不在


と珍しく4拍子揃ってます。
これが40~60歳代のオッサンなので正直痛いですね。
Aさんは40歳代で独り者らしいですが、中には家族もいらっしゃるだろうに.....

1.天候不良時における的確な判断不足と知識の欠如


今回の状況ですがかなり離れた西側に巨大台風の通過があった事。
しかもそれが南の海上より影響を受け北上します。
当然南の海上から大きなうねりを伴い数時間に一度は破壊的なうねりが発生します。
仮にこの時気象条件が回復傾向としても、また台風の本体が何百キロ離れていても海への影響は必至。
まぁこんな時に地磯に行こうとする判断がありえません。

2.安全対策の欠如

まずもってライフジャケット非着用はあり得ない行為です。
船のように国土交通省認可の高額品を着用する必要はございません。
ただライフジャケットの着用は命を左右します。
また地磯に並べた道具類。
ほとんど流された模様です。
まぁ有り得んですな.....
そして携帯電話の水没。
最悪海に流されてもライフジャケットを着用して防水ケース内に携帯電話があれば救助要請は可能なんですよ。

3.事故後の対処知識の欠如。

前述致しましたが磯から海に流された場合、まず岩場の近くで波に巻かれないよう足で岩を蹴飛ばせ!と言われたものです。
波砕く磯のサラシに巻き込まれたら良くて大怪我、最悪帰らぬ人にも......
今回どういう状況なのかは知りませんが入院するほどの大怪我もせず3名が助かっています。
しかし助かった後に道具を抑えようとまた海に近づいて2回も流されるなんて.....
まぁ正常な判断て中々難しいモノですが、なんだかなぁ.....

4.リーダーの不在

何にせよリーダー不在のグループは正常な行動がとれなくなる嫌いがあります。
上記のような知識不足や判断不足かつそれをとりまとめるリーダーが不在と言うのが今回のこのような事故を生んだんでしょうね。


そしてこの事故の後、全員携帯電話も使えないので、その夜宿泊の予定していた宿はキャンセル料100%の状況でやむなく自宅に帰ったとの事です。
勿論衣類はずぶ濡れで多少の擦り傷や打撲などもあった模様。
まぁ財布と車のキーは助かったのでしょうか?
楽しいはずのレジャーもかなりのほろ苦い経験となった事でしょう。
まぁこれだけの判断状況や安全対策の不味さですから命助かっただけでも有難いことです。


ちなみに今回のこんな事故。
海上保安庁のお世話にもならず、救急車などを呼ぶような大きな怪我もなく、損害と言えば高級な釣り具と携帯電話水没と言う物的被害で済んだそうです。
そして新聞やテレビに掲載されるような事も勿論ございません。
氷山の一角と言う事で我々の知らないところでこんな事故があるのでしょうね。


そして今回聞いたこんな話をもとに一番私が伝えたいこと。
何気ない小さな漁港なんかで親子連れで釣りを楽しんでいる方をたまに見かけます。
小さな子が海の周りを走り回っていますが勿論ライフジャケットなんて着けていません。
そんな方は先ほど書き認めた3名の方の事故について他人事のように笑う資格はございません。
とりあえずこう言った無謀な方々がこの記事を読んで減ってくれることを願います。
Posted at 2020/09/30 11:18:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 世の中で釈然としない事 | 日記
2020年09月29日 イイね!

スズキ船外機 DT5 パーツがある程度揃ったので組んでみる編 パート1

先日DT4の組上げが完了しあとは来るべき来週に控えた船検を待つのみですが、もう1台お勉強用にお安く購入いたしました少し古めのDT5。
こちらもいくつかの課題を残してですが細かなパーツ類も揃いましたので組上げて参ります。


分解と組上げは明らかに組上げの方が難しいです。
何故なら前の状態を忘れているから(爆)。
と冗談はさておき今回は中枢であるエンジンヘッドなども冷却水導水路を掃除するために開けてしまいました。
素人の範疇ではありませんが潰れてもいいやくらいの覚悟で今回は分解いたしました。
なので初めてシリンダーなど外しましたが、組上げの際は向きなど元通りになるようマークをするか覚えておかなければなりません。
かなり端折りますが一応画像とともに途中まで.....
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さてシリンダーへのピストン挿入。
ピストンの↑をエグゾースト側に向けピストリングをマークの位置にキッチリ合わせてオイルをしっかりと塗ってから無事挿入。
今回リングなど交換は一切せず。
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挿入後もシリンダー内にオイルをしっかりと塗っておきます。
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冷却水の通る溝はかなり綺麗にしました。


メタルガスケットにヘッド。
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その他吸気周りのガスケットなど消耗部品は出来るだけ新品に。
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こちらはクランクシャフトケースの導水部分と排気部分。
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磨きなおしと塗装でかなりこちらも見られる状態に。
錆でボコボコでしたからねwww。


こちらはエンジン側。
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ボルト類もすべて掃除。
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磨いておきます。
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グリスアップ。
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ゴム類は今回特に念入りに交換。
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外すのに苦労したフライホイールは取付時簡単でした。
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この辺りもすべて塗装したので.....
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新しいステッカーを貼りました。
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リコイルにキャブに燃料ホースも取付け船外機のアッパーケース内はほぼ完了。
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反対側からも一枚。
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ヘッド側。
4馬力単気筒とたった1馬力違いでエンジン本体が2気筒とえらい変わりますね。
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キャブはDT4同様しつこく洗浄しました(笑)。alt
ちなみにリコイルロープを引っ張った感触は適度に重くちゃんと圧縮しているようです。


とりあえずこれで組上げ編パート1は終了ですが一番てこずったギアケース内の錆びたベアリングの除去。
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6004番の開放型ステンレスベアリングですが、結構な傷み具合。
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これをこんな感じで無理やり内掛け式のプーラーで何とか外しました。
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が、本当はもう少し専用の工具の方が安全です。
真似しないでね。



さてラスボスが獲れた!と言う事で最終ベアリングとギアオイル待ちでとなりました。
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コイツホント動いてくれんのかなぁ?
Posted at 2020/09/29 17:39:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記
2020年09月28日 イイね!

高知県中土佐町 久礼大正市場でメジカの新子を食す。

この土日に高知の友人からお誘いを受けて珍しくウロウロしながら日頃あまり行かない観光地ぽい場所に行って参りましたので軽くリポート。

場所は高知県高岡郡中土佐町久礼と言う場所の大正市場と言うところ。
友人とは現地集合と言う事で香川県を8時30分出発。
高速道路走行車線運転で到着が10:45と丁度良い感じです。
なお近隣に無料の駐車場がありますが、すぐに一杯になります。
狭くて当日も車同士の接触のトラブルなんかあったりしましたので注意が必要です。
駐車場からは徒歩5分程度の所に市場がありますが周辺の旧商店街ぽいところに和菓子屋さんや蒲鉾店、酒屋、カフェなど色々とございます。


で、超短い商店街の入り口がこちら。
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商店街の中は人物加工面倒なのであえて撮影しませんでしたが、魚屋さんを中心に塩干物や総菜物のお店が軒を連ねております。
真ん中ほどくらいの魚屋のおかみさんが声を掛けてくれたのでそこでお目当てのメジカを購入することに。
1本400~600円程度かな?
値段知りません。
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ここのおかみさん曰く先週は水揚げが芳しくなかったけど今日は沢山獲れて良い日に来た!とな。
そしてこの日は高知の友人が、私たちが来てくれたのでご馳走すると頑なに申し出てくれたので有難く頂きますwww。


ちなみにメジカとはソウダガツオ(マルソウダ)の幼魚の事で高知県で主に使われる俗名です。
ソウダガツオは体内に含まれるヒスチジンという成分が非常に多く、鮮度低下となるとこの成分がヒスタミンとなり所謂じんましんなどのアレルギー反応をおこしてしまう爆弾食材です。
サバなどのアレルギーも同様の事です。
なので基本素人がサバやソウダガツオなどの食材を生食調理するのは非常に危険なのでやめておいた方が良いです。
要するにこの魚は獲れたてかつ然るべき鮮度管理されたものを調理しなければ決して食べる事の出来ないある意味幻の料理です。
※熱処理されたものは何ら問題ございません。
それが特に幼魚となると更に鮮度管理が難しく傷みが早いので頷けます。
しかもこの新子が獲れる時期は8~9月終盤頃まで。
まさしくこの日はシーズン終盤と言ったところ。
更に言うとこの新子のお刺身は水揚げされたときにしか食べられないので行くときの漁場状況や水揚げ状況にも左右される博打的なB級グルメなんです(笑)。


で、メジカの新子お刺身実食の前に調理をご覧ください。
まずは5枚に卸してさらにサクを斜めに3つほどに切り分けます。
小さな個体1尾より12枚の刺身が取れる感じ。
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次にこれまた高知名物の柑橘であるブシュ柑の皮をすり卸す。
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最後は刺身醤油にぶしゅ柑の果汁を絞り完成。
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食感は非常に不思議な感じで、独特のモチモチが特徴的。
ソウダガツオはもともとうまみ成分の強い魚なので言うまでもなく美味です。
日本酒に合いそうですが残念ながら運転してるためお茶で我慢(笑)。
夜の持ち帰りには先ほどの説明より不向きな事はお判りいただけたでしょうか?
その場で食べるのが基本です。


この後市場で夜の宴会用に本ガツオの心臓に煮付け、本ガツオもお刺身などを購入。
そしてここからほど近い高場にある黒潮本陣と言うところでお昼を頂きました。
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と言っても干物にノンアルコール。
干物セット600円、お米食べたい方は色々付いた干物定食1,050円がお勧めです。
他のメンバーは全員ルービー。


景色ももう少し晴れていたらねぇ。
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この下に道の駅もあります。
本ガツオや各種お土産なども沢山あり良かったですよ。
ここで一本釣りと言う日本酒を夜用に購入www。
他府県ナンバーやツーリングのバイクなど人もだいぶ戻りつつありました。
経済がしっかりと動いてくれることを祈っております。
Posted at 2020/09/28 09:43:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | B級グルメ | 日記
2020年09月25日 イイね!

2級小型船舶操縦士免許取得のあれこれ 実技受講編

 さて以前投稿させていただきました2級小型船舶操縦士免許取得のあれこれ 検討準備編 からの続きブログです。

2級小型船舶取得のため香川県からわざわざ帰省先である大阪府のとある教習所で取得日数2日の最短コースで挑んだ私目線の手順で1日目の実技を掲載いたします。
しかし何故に大阪で?と思われるでしょうが答えは簡単!
リーズナブルだから(笑)。
やはり競争原理の社会、そこは都会の方が競争相手も多く激戦となる故に受講費用が香川県で取得するより幾分お安くなります。
まぁ数千円なら香川県でも良いのですが1マソ以上の単位で変わるなら交通費も掛からない帰省時に取得する方が割に合いますからね。


さて本題に戻りまして受講一日目に臨みました土曜日は7時に起床。
大阪市内の旧淀川の本流である大川のところに実技会場がありスタートは9:00AM。
スケジュール表には15分前にお越しくださいと記載されていたので、徒歩なども加味して30分以上前には近くのコンビニに到着いたしました。
予定通り8:45AM会場到着。
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しかし油絵みたいに爽快な天気ですが、この画像の爽快さとは裏腹に当日は恐ろしく温度湿度ともに高い一日でした(この日の大阪は37度を記録)。


こんな感じで河川より突き出た桟橋の上に教室があります。
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桟橋に停泊しているのが実習船です。
 

ちなみに実技の時の画像ですが、教習の間写真撮影など出来るかな?とも思いましたが、まずこの日は37度の猛暑+湿度も高くて実技途中より暑くてそんな余裕ありませんでした(笑)。


ほどなくして指導員の方が2人来られ、他の受講者が1名来られました。
最短受講4時間と言う事でマンツーマン指導です。
このような受講カードをテーブルにおいておりますがスケジュール時間が濃密すぎwww。
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今回実技は土曜になのに私ともう一名の方の2名と思ったより少人数。
コロナの影響もあってあまりぎっしり入れないのもあるのかも。
あとはマンツーマン故に人員(教官)の問題もあるのかもです。

で、実技の内容はと言うと....

1. 小型船舶の取り扱い
2. 操縦

と言う形で大きく分けて学びます。

1.の小型船舶の取り扱い内容は、発航前の準備及び点検、解(かい)らん及び係留、結索、方位測定、二級(湖川小出力限定)は発航前の準備及び点検、解らん及び係留、結索、特殊は発航前の準備及び点検、結索となっています。

自動車免許と似ているのが発航前の準備及び点検。
こちらは係留されている船を実際に見ながら一つ一つ覚えていきます。
まぁ興味ある方ならだいだい判るので、あとは試験に出る

それと必須なのが最低限のロープワーク。
下記の6つを覚えれば大丈夫です。
これも指導員の方がコツを教えてくれます。
まぁキャンプとかアウトドア好きな方ならもやいくらいは知ってると思いますので少し練習すれば問題ありません。

・ 巻結び
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 基本的な結び。
カセ釣りでのカセの係留などはこの結びを船頭が鬼のような速度で結ぶので良くしています。
強く締めすぎると解きにくいのが欠点。

・ もやい結び
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言わずと知れた結びの王様!
所謂キングオブノット。
※ノットとは結びの事です。


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これは解きやすくしかも強い。
キャンプなんかでも使います。 


・  いかり結び
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これは初めて学びました。
アンカーロープとの接合部で主に使います。
一見難しそうですが実は簡単な結びです。 


・ 本結び
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同じ太さのロープを結ぶときに使われます。

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これも一度覚えると簡単な結びです。


・ クリート結び
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海に出る男として絶対に知っておくべき結び。
係留するためのクリートに結ぶための結び。
 
・ ひとえ結び(ふたえ結び)
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太さの違うロープを結ぶための結び。
これ今回初めて学んだ結びですが他にも役立ちそうで便利ですね。

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人差し指をうまく使います。

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ひとえ(一重)結びの完成。
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これも一度覚えると比較的簡単です。

最後の巻を一つ増やすとふたえ(二重)結びに。
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まぁ釣りやキャンプをされる方はある程度の結びを学んでますから何てこと無いですが、全く知らない状態だと試験までに時間がありませんから、事前にいくつか結びの勉強をした方が無難です。
結びは実技試験の最初の方で上述の6つのうちからどれか一つ出ます。
結び方の手順や方法は関係ありません。
最終的に結び目がキッチリと出来ていれば減点無しです。

次に操縦は文字通り操縦技術を学ぶ実技講習で基礎から応用までを実際の操船を元に学んでいきます。
基本操作は安全確認(見張り及び機関の状態確認)、発進、直進及び停止、後進、変針、旋回及び連続旋回(スラローム)を行います。

応用操縦は旋回、人命救助、避航操船、離岸及び着岸、などを行います。

まぁこの時の実技講習で一気に色々な事を覚えないといけませんが、滑らかな技術云々よりも基本的な前後左右の安全確認や見張り確認、そして停止時におけるニュートラルギア位置の確認などが肝となります。
緊張しながらも船の運転は楽しいので指導員の方の模範運転を見ながら次は自分が操船してあれこれ学んで参ります。

ここでの重要ポイントはとにかく焦らず慌てず一つの行動前に必ず前後左右の安全確認をする事。
緊急停止時は追突防止の後方確認、左右への変針は左右及びその後方確認など自動車の安全確認と比較似ています。
ただギアシフトのニュートラルがドライブ状態でも『ガチャッ』と音がするので、講習指導段階で何度かドライブ状態での修了確認をやらかしました(笑)。
これって軽いドライブ状態なのでペラが回転しております。
自動車で言うとクリープ現象くらいの状態なのですが、修了検定時にこれをやらかすと、そこでの所作は0点となるので一番注意が必要です(笑)。
ギアシフトをうるさいくらい前後にガチャガチャさせてニュートラルを確認するくらいが丁度良いです。

そんなこんなで練習時はかなりちぐはぐな運転をしておりましたが、意識遠のく猛暑の中14時より修了審査を始めます。
審査は指導員の方が採点されますが、不正の起こらないよう別の指導員の方と入れ替わります。
そこからは指導員の方が発する検定事項を一つ一つこなしていくのですが、

私の場合は物理的にそれも難しいのでかなり気合入れて今回臨みました。

応用操縦での人命救助は一発で成功。
これは溺れる人に見立てたブイを回収するのですが、救助者に模した引かないよう船の右舷か左舷のどちらかから指定してブイを拾い上げるテストです。
本来救助すべきは生身の人間ですから安全確認やエンジン停止、そして絶妙な形でボートフックよりブイを拾い上げる試験です。
一度失敗すると船の踵を返して再度人命救助を行います。
2回の失敗がどれほどの減点かは判りませんが3度目はありません。
そのあと着岸と離岸を行い一連の実技試験、ただしこちらは国家試験ではなくあくまでも実習教室としての試験は終了となります。
まぁ自動車教習所の卒業検定と同じような感じですね。
但し教官の方によると国家試験で行う試験の方が船や自然状況を鑑みると数倍難しいとの事です。

とりあえず一連の実技試験も修了し自分なりの採点として失敗したなぁ!と思ったところは旋回時の減速不足と応用操縦の着岸時に目的ポイントより位置が少しずれたこと。
その他各種点検事項やロープワーク、エンジン始動時のチェック項目などはほぼ問題なく出来たと思います。
まぁあまり深く考えずに万が一落ちても、実技再審査料金8,800円握りしめてもう一度受ければ良いんだけどねwww。

そして赤枠で囲っているのが2級小型船舶の試験点数内訳です。
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上段部に実技の点数振り分けが書かれておりますが、300点満点中まずは70%以上の点数が必要。
つまり210/300点が合否の分かれ目となります。
また3つに分かれたところで各60%の足切りがございます。
ですので例え合計が210点以上あってもいずれかの項目で60%未満の点数を取れば不合格となり追試となります。

・ 小型船舶の取り扱い 36/60点
・ 基本操縦 72/120点
・ 応用操縦 72/120点 

まぁ点数は教えてくれないから自分が何点で合格不合格になったのかは最後まで判りません。
実技講習と実技試験についてはこんな感じで進みました。
一応無事に終了したので後半戦は学科になります。

今となっては嘘のような気候ですが、この時は酷暑の中てくてくと20分かけて今度は学科教習会場に向かいます。
この時点でもう身体は完全にオーバーブローでしたが....
ホント!受験は暑い時期を避けた方がよろしいですわ!

まだまだ続く.....
2020年09月23日 イイね!

DT4 0402船検前の最終セッティング作業

長々と放置状態にありましたDT4もお陰様でこの連休中無事に整備&セッティングを終えることが出来ました。
まぁ元々2ストとしては比較的高年式かつ見た目もさほど傷んでなかったので簡単に動くわ!と高をくくっておりましたがそんなに世の中甘かぁ無いですねwww。
ロワーケース内に泥バチの巣跡が見つかり内側の錆補修に始まりガソリンタンク内は古いガソリンとオイルが固着したタール状の異物に悩まされ....

あれこれ悩んだ末、ウォータポンプ周りとクラッチ周りのゴム関係、そして燃料系パーツを8月中旬に色々と頼みました。
まぁ未だバラシて放置状態のDT5のパーツ、そして今回はスズキ純正の2スト船外機用プライマリポンプ(燃料ホース)も頼んだので細かなパーツの割に結構な散財となりました。
〆て2.5マソ.....痛いわorz

しかも聞くところによると部品供給が1所ではなく3か所から送られてくるとの事で時間も送料も余分に掛かります。
なので細かな消耗パーツは何か頼むときに一緒に頼むべし!
ただこれを調子に乗るとドエライ出費が嵩みますwww。
ホント古い船外機の宿命どすわな....


てなわけでほぼほぼ1か月経過した先週冒頭頃にパーツは突然到着しました。
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ネジ1本からなので仕分け大変ス。


ちなみに恐らく今回一番高かったプライマリホースはこちらです。
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スズキの2スト純正ホースはマリンショップにも本当あまり置いてないですね。
4ストとニップルも微妙に違うようなのですが真偽は定かではありません。
このような情報が本当少なく困ります。
なのでこちらもわかる範囲で情報を公開できればと思っております。


まずは腐った燃料キャップなど判りやすいパーツから交換。
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次にクラッチのシフトロッドに取り付けるブーツやオーリングなどゴム類や樹脂製のモノもこの際全交換実施。
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 やはり新品は気持ちヨス。
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このように無事装着の図
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※仮置きです。



 そこからウォータポンプ、いわゆるインペラやその周りのパーツ類交換。
今回あえてリペアキットでパーツ購入。
しかしこれが逆に失敗の原因になろうとは.....
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インペラケースのブッシュ。
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細かい部分だけどゴム類はとにかく出来るだけ交換するのが良い。


そしてインペラ。
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羽根の欠損などありませんが既に硬化がすすんでますねぇ。
見た目も汚いし変な曲がり方しております。



で、インペラ関係無事に組み込むもここで重要なミス。
インペラの台座下にあるドライブシャフトハウジングのガスケット。
これを発注漏れ.....
リペアキットに入っているもの勘違いしておりました。
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また発注する手間考えたら.....
と思いキタコ(KITACO) ノンアスガスケットシート 1.0mm 120x150mm 汎用 0900-960-00013 を購入。
密林660円。



チャンスは3度まで.....
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ホントこれかなりめんどくさいのでガスケットは高くても型のあるものが良いわ.....
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カーブがこれまた切りにくいんよね。
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ちなみに一発目のコイツは穴あけで失敗。
ポンチを強く叩きすぎて割れてしまいました(泣)。


二度目の挑戦。
肩が凝りますwww。
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何とか形になりました。
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微調整して一応ガスケットは完成。
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無事に差し込み完了。
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ハウジングも無事挿入完了。
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ここでギアのシャフトが収まります。
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さて最後の難関であるキャブレター。
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とりあえず初期のネジ位置を確認するため一応パチパチ写真撮っておきますが.....
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あまり役に立ちませんwww。
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初爆確認は出来るもののアイドリング全く安定せず....
正直使い物にならないお手上げ状態すね....
落ち込んでもいられないので、まずはキャブを1度目のバラシ&洗浄。
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KUREのキャブクリーナー吹き付けるとたまーに黒い小さな固まりが出てきます。
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うーん、正直どこまでどうとか見える範囲しか分からんし超不安。


バラシてパイロットジェットなど微細なパーツは漬け置き洗い。
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が不安は的中(爆)、これを2度繰り返すも結局はあまり調子がよくなりません。
まずアイドリングが全く安定しないので、考えられるキャブの微細孔についても目に届く範囲の詰まりではなさそう.....
怪しいのはスロットルバルブの内側など小孔などがまずは考えられます。
あとはアイドリング不調の原因は別にも問題ありそう.....


そして新たにぽちったヤマハ(YAMAHA) ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー 泡タイプ 500ml。
1600円とまずまずの値段ですが評価は相当高いです。
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ムース状に出るケミカルで内側のオイル塊も一撃でとれるらしい(笑)。
あまりにもキツイのでゴム類に吹きかけたらあかんとの事です。
で、3度目の洗浄でキャブの内部に噴きつけまくりブラシとパーツクリーナで強力洗浄。


そしてもう一つの原因となりうる燃料ポンプ内のダイヤフラム。
調べて行きついたところ。
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こんなパーツが送料込みで3,000円弱だから泣けてくるよ(泣)。


ここのゴム膜に不具合ありと見ました。
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劣化するとアイドリングが不安定になるらしいよ。


黒い液が随所に(笑)。
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汚い箇所はパーツクリーナーーで綺麗にします。


気持ちよくすべて洗浄&交換しいざリコイル!
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おびただしい白煙とともに無事アイドリングに成功。
あとはキャブの微調整を今後やっていきますが、やはり最後の洗浄とダイヤフラム交換は効果てきめんでした。


外装は比較的綺麗なこの船外機。
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内部はやはり一筋縄ではいきませんでしたが、まぁこれも今後の糧です。
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ペラも再塗装、アノードもすべて削り出しました。



とりあえずトップカウルを載せてパチリ。
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次はいよいよ船検です。
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来たときよりも幾分綺麗になりました。
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まずはこれで一歩また進みました。
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とりあえずこれにて基本メンテナンス完了です。
そして新艇のメインエンジンは当面この子になりそうです(笑)。


追伸:すでにまたもう一台船外機が欲しくなってきておりますが、今は我慢しておりますwww。
Posted at 2020/09/23 17:49:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 船外機 SUZUKI | 日記

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「アキレスCSM艇本体へのパーツ取り付け 振動子四度目の貼り付け  http://cvw.jp/b/1672597/47598525/
何シテル?   03/19 07:23
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