今日1月29日。
1つの命が消えました・・・
俺の愛犬『マイロ』。
今朝、湯たんぽを交換しようと小屋に向かう途中に、
家の陰で横になり冷たくなっていました。
日曜日から立ち上がることすらできなくなり、
ほふく前進のように地を這うことしかできないその身体で、
助けを求めるかのように家の陰まできてそのまま息絶えたのだろう・・・
『マイロ』は病気だった。
そして年老いていた。
地を這った跡のところどころの雪には血が滲んでいた。
どれだけ苦しかったのだろう。
どれだけ寂しかったのだろう。
どれだけ辛かったのだろう。
どれだけもがいたのだろうか、
遺体の周りには苦痛にもがいた痕跡がただ残っていた。
土曜日に『キュ~ン』という弱弱しい声で鳴きついてきた時に、
なぜ気付いてあげられなかったのだろう。
もっと早く。
もっと早く気付いてあげてさえいれば・・・
ただ救えなかった悔しさだけがつのる。
こいつとは学生時代から十数年の付き合いだ。
もう完全に家族の一員だった。
もうそこに居て当たり前の存在だった。
だけどもうそこに『マイロ』は居ない・・・。
今日の午後に母が動物の火葬場で埋葬してくれたようだ。
今現在、マイロが寝ていたその場にはかつてすんでいた小屋。
かつてそれに餌が入っていた食器。
かつて使っていた首輪・散歩用の紐。
これを見てるだけでツライ。
でもこれでやっと『マイロ』にも安息が訪れたはずだ。
もう痛くないよ『マイロ』。
もう苦しまなくていいんだよ『マイロ』。
ゆっくりお休み。
そして、
…ありがとう…
マイロの涙なのか…
なぜか今夜は雪ではなく雨が降り続いた…
Posted at 2008/01/29 21:00:35 | |
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マイロ | 日記