いよいよ今年もこの時期がやって参りました!!!
毎年5月のGW期恒例となる、原付2種限界ツーリング!!
コチラのブログで紹介させて頂くのは2度目となりますが、
2008年 福島県 会津
2010年 仙台
2011年 国1制覇
2012年 新潟
2013年 国2制覇
に続きまして今年、2014年は・・・・
「伊勢神宮」 となります^ ^
ここで、この壮大なる限界ツーリングの起源とコンセプトについて、
昨年も書き記したものをここに引用させて頂きます^ ^
以下、引用
原付2種限界ツーリングとは、その名のとおり原付2種(排気量51cc~125ccのバイク)
で行う長距離ツーリングのことであり、
本来、大型バイクや、そもそもバイクですらなかなか行こうとは思わない場所までツーリングに
赴くことで、己とバイクの体力と性能の限界に挑み、如何にハードな環境のツーでも楽しむことが
できるか。また、高速道路を使わず一般道のみ、且つ低速なため普段は目に入らない景色なども
ゆっくりと堪能する。
そして何より、小排気量で地方を跨いだ超長距離ツーを達成する喜びと快感を得るという、
何物にも代えられない壮大な男のロマンを体感しようという素晴らしい自己満足なのである!!!
尚、起源についてであるが、私はこれを元々は「彷徨の旅」 「伝説」などと称してやっていたが・・・
ブログを通して交流させて頂いてるバイク龍人さんが、私などよりも遥かに上を行く
限界ツーリングをなさっており、私もそれを引用させて頂く形で「原付2種限界ツーリング」
として伝説を続けさせて頂くこととした!! (勝手にw)
ということですwwwwwwww
当初、原付2種であるRV125を購入した年に初めて行った遠征からスタートした恒例行事。
まさかここまで長きに渡る伝説を生み出すことになろうとは思ってもみませんでしたw
昨年の国2制覇で遂に総走行距離が30000kmに到達したRV。
今年も手塩に掛けて育てた相棒の性能と、己の体力と精神力に身を委ね、
命を掛けたお伊勢行幸を成し遂げたいと思う!!!!
昨年同様、温かくも白い目線で見て頂けたらと思いますww
本来、予定では4月30日出発~5月1日帰着の日程で行く予定であったが、
折しも30日は全国的に大荒れの予報で、特に目的地の伊勢方面を含む、
東海地方は雨風共に強くなる見通しであった。
そこで今回は4連休を頂くことができたため、急きょ予定を後ろ倒しし、
天候の回復が見込める5月1日~2日の日程で赴くこととした^ ^
往路は名古屋を経由し、陸路で伊勢へと向かうつもりでおり、
その走行距離は片道だけで軽く500kmには達する。
少しでも多く睡眠時間を多く取るべく10時前には就寝したものの・・・・
久々の大舞台。案の定、なかなか寝付くことができず・・・
睡眠時間正味2時間弱での出発となってしまった^ ^:
自宅を出発したのは朝方4時。
雨は止んでいたものの、関東脱出までは天候がどうなるかわからなかったため、
レインスーツを着込んでの出発となった。
コチラは出発後間もない東京ゲートブリッジを走行中。
程なくしてパラパラと弱い雨が降り始め、蒲田付近では本降りの雨となってしまった。
レインスーツは着て出発して大正解だった^ ^
雨脚は次第に強さを増し、横浜を走行中には凄まじい土砂降りとなってしまった^ ^:
正直、ここまでの豪雨の中バイクで走行するのはかなり久々だw
横浜から先は国道1号 (東海道) を西進する。
最初に元気を付けるために朝食休憩として、辻堂付近で松屋に立ち寄った^ ^
ここで食べたのは納豆定食。大体朝食はコレと相場が決まっている^ ^
食後、外に出てみると先程の雨が止んで空には青空が見えていた^ ^
懸念だったこの後の箱根峠越えの心配もなくなったw
ここからは箱根方面に向けてひたすら国道1号を西へ向かう。
小田原市内を走行。
箱根の登山道へ差し掛かる。
この時はまだ8時前頃ではあったが、観光の車やバスが多く走っており、
箱根新道の有料道路からの合流で渋滞が発生していた。
箱根温泉街付近を走行中。行く手の山々に雲が掛かっている様子もなく、
安心して走行できそうだ^ ^
国道1号最高地点を通過し、次の休憩を道の駅 「箱根峠」 で取った。
ここへ来るのはかなり久々です^ ^
ここ、箱根の気温は約9℃。走っているとさすがに少し寒さを感じます^ ^
ここから見た芦ノ湖は雲が垂れさがってて幻想的な景色だった。
無事に箱根峠を越え、国道1号は長い静岡県区間へ入る。
本当は静岡市あたりまでは一気に走り抜けようと思っていたが・・・
さすがに朝早かったため、早くもここで眠気が襲ってきてしまったため、
道の駅 「富士」 へと立ち寄った。
ここでドーピング(1回目)を行い、まだまだ続く長い長い行軍に備えるww
時刻はまだ9時を回ったところだ^ ^
この道の駅に来るのも国1制覇の京都ツー以来だろうか?
東京と京都までの距離が石柱に書かれている。
国1制覇での経験から多少自信があり、この時はまだ楽観視していたのだが・・・・
道の駅を出ると、程なくして静岡市内へ入った^ ^
由比付近を走行中。
快晴で実に良いツーリング日和だw
国道1号はここ、静岡市内から先は自動車専用道路のバイパスになるため、
しばしの間、市街地の方へ迂回する。
静岡駅前を通過^ ^
まだまだ元気です!!!
市街地への迂回走行は、途中渋滞に巻き込まれたりで我慢を強いられたが、
市街を抜けたところで再び国1の本線に戻ることができ、
次の休憩を道の駅 「宇津ノ谷峠」 にて取ることにした。
既に昼食時ではあったが、行きは浜松でうなぎでも・・・
と考えていたため、ここでは何も食べず一服休憩のみで出発することにした。
宇津ノ谷峠のある山々。
新緑に色付いた木々に爽快な青空^ ^ 良い季節になりましたね。
道の駅を出発すると、藤枝市へ入るが、
ここでも 「藤枝バイパス」 が自動車専用道路となるため、再び迂回を強いられてしまう^ ^:
国1はこのように迂回箇所が多く、注意が必要である^ ^:
下の写真は島田市で現道に復帰したところ^ ^
沿道にはお茶畑が目立つようになってきた。
向かう方向に分厚い雲が掛かっているが、雨に降られることはなかった^ ^
やっとこさ浜松市へ入る^ ^
ここで昼食として予定していたお店は、以前も訪れたことがある、
うなぎの専門店である 「松葉」 というお店だったのだが・・・
生憎通り過ごしてしまったため、また戻るのはタイムロスになってしまうので、
走りながら適当な店を見つけて入ることにした^ ^:
とはいえ国1は浜松市街を迂回するように走るため、沿道にはこれといったものがないw
コチラは前回の国1制覇で泊まった宿がある付近。
湖西に入る手前になってようやく見つけたコチラのお店で遅い昼食を取ることにした^ ^
うなぎではなくなってしまいましたがねwww
ここで食べたのは、ネギトロとしらすのどんぶり。
中々のお手頃価格だった^ ^
時刻はこの時14時頃。
途中の藤枝~島田の住宅地への迂回で渋滞にハマり、だいぶ時間を取られたため、
予定よりはだいぶ遅くなってしまった^ ^:
とはいえ、ここまで来れば最長区間である静岡を制したも同然!!!
あとは伊勢湾沿いをぐるりと回り、伊勢に至るだけ。
何とか外宮までは参拝できるだろうと・・・
この時までもまだまだ楽観的に考えていたのだ^ ^:
海鮮丼屋を出発してすぐに湖西市に入った。
横手には浜名湖が見える^ ^
国道1号は写真に見える浜名バイパスを通ってしまうため、ここからは国道42号を走行する。
愛知県へ突入!!!!
豊橋市から先は国道23号へと移る。
伊勢湾を名古屋を経てぐるりと回り、伊勢へ至る国道だ^ ^
豊橋バイパスを走行中。高速道路並みの高規格バイパスで快走そのものだ^ ^
だが・・・
ここからが長い!!! 本当に長い・・・(汗
最初の感覚では国道23号は名古屋の南をかすめ、すぐに三重県入りを果たすと思ってたが、
走れども走れども先は遠い見通し^ ^:
距離表示を見て、改めて恐れおののいた^ ^:
なんと三重県の端、四日市までまだ96kmもあるのだwwwwwww
国道23号は名古屋市内の方に一時的に深く入り込むので、
名古屋まででも相当な距離がある^ ^
これは完全に今回の限界ツー、舐めて掛かっていたwwwwwwww
以前、高速で伊勢まで向かったときは伊勢湾岸道を通ったので、
愛知県区間は殆ど一瞬に近かったためかその感覚でいたのだ^ ^
蒲郡市内に入ったところで休憩を取った。
この時点で外宮参拝に間に合うかどうかはかなり微妙となっていたww
ここのコンビニで改めて地図を確認すると、
伊勢まではまだまだ相当な距離があることがわかった^ ^:
いよいよここからが限界ツーリングの本領発揮!!!
自分との戦いである!!! 勝利を信じて気合を入れて爆進することにした!!!
一時的に海沿いを走る^ ^
伊勢湾の島々や知多半島が見えた^ ^
知立バイパスへ差し掛かった。
四日市方面はかなりの大渋滞であったが、バイパスなので
バイクの機動力を存分に生かして切り抜けることができた。
雲が厚くなってきており、一時的に雨に降られるも大したことはなかった。
名古屋市へ突入する。
既に腰も肩も背中も痛み始め、睡眠不足から来る眠気が容赦なく体を襲う・・・
まさに極限状態だ(>_<)
この名古屋区間がこれまた意外にも長く、
交通量や車の流れもかなり早く、
疲弊した体で緊張感を伴いながらの運転となった^ ^:
弥冨市内を走行中。
四日市まではもう少しだ^ ^
ここ、弥冨市内で休憩と給油を行った。
既に極限状態で表情は虚ろだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここで最強クラスの起爆剤を投与することにした!!!
リポピタンDの一番高いやつを注入!!!
我が体に鞭という鞭を打ち、ここから先は極限ツーリングとなる!!!!!!!
木曽川を越えると、いよいよ三重県へと突入する。
遠くには長島スパーランドが見える^ ^
そして、三重県へと突入する!!!
起爆剤の効果が効き始め、再び走る気力が沸いてきたwww
四日市のコンビナート群のすぐ横を通る。
既に陽が暮れ始めてきた。
長い長い1日が終わりを迎えようとしているが、
我が極限ツーリングはまだまだ終わらない!!! 既に境地を越え、ツーリングHIGHになっていた^ ^
四日市までは工業地帯であったが、そこから先は田園風景が広がっていた。
鈴鹿に入ると、ようやく 「伊勢」 の表示が見えてきた^ ^
さぁ!!! ゴールが見えて来たぞ^ ^
思えばここまで国1で来ても良かったかも知れないですね。
鈴鹿市内で最後の休憩を取った。
この時時刻は18時過ぎとなっていた。
外宮の参拝時間は19時までなので、残念ながらこの日の参拝は諦めることにし、
安全運転で残りの距離を消化することにする^ ^
津市内を走行中に2度目の夜間走行を迎える^ ^
ゴールはあともう少しですw
そして、伊勢市内には19時半頃に入った^ ^
下の写真は外宮前付近を走行中。
本当に長い長い旅でしたwwwwwwwwwww
到着の証として、恒例のシンボル駅前での写真を撮った^ ^
伊勢市駅は中々格式のある佇まいですね。
既に人通りはまばらだったので、気を遣うことなく撮影できた。
駅の前には鳥居がライトアップされて佇んでいる。
さすがは信仰の街・・・・
この後は本日の超長距離大行軍のご褒美として、伊勢の味覚を味わえる料亭へ向かう。
RVにはナビが付いていないので、事前にプリントアウトしたマップを頼りに、
既に眠りに付きつつある伊勢市街地を走行する^ ^
訪れたのはコチラ、「大喜」 というお店だ。
20時閉店だそうで、最低限このお店の開店時間中には間に合いたかったが、
到着したのは19時45分頃。ギリギリだったが快く店内に迎え入れてくれた^ ^
店内の雰囲気は、これまた格式のある、お上品な料亭だ^ ^
なんでも皇室御用達でもあるとか・・・・
そのようなお店に予約なしで入れるというのも驚きだw
ここで食べたのはコチラ、お刺身定食^ ^
伊勢湾の魚を使った刺身だ。
味噌汁がここまで来ると私が大好きな赤味噌になっているのが嬉しい^ ^
コチラは茶碗蒸し、サービスで頂けた。
更に追加で天ぷらの盛り合わせも頼んだ^ ^
少々食べ過ぎたが、今朝からあまり食べていなかったので腹が減っていたのだw
どれも上品な味付けながら素材の味がしっかり出ており、とても美味しかったですw
やっと伊勢の地まで来たのだなぁ・・・ と実感した瞬間でした^ ^
このあとは料亭からすぐ近くにある本日の宿、「伊勢シティホテル」 に遅いながらもチェックイン。
すぐ風呂に入って床に就き、死んだように眠りに落ちました。
この日の走行距離は501km
限界ツーの往路としては破格の超長距離に及びました^ ^
因みにここまでに掛かった食費等を除く実旅費(燃料代)は1700円。
一般的にここまで来る新幹線代や特急代で片道約15000円以上。
高速バスやなんかでも7000~8000円は掛かることを考えれば、
如何に原付2種という移動手段が経済的であるかがわかりますね^ ^
とはいえこの日は凄まじい1日でした・・・・