先程買ったお土産と赤福を積み込んだ結果・・・
シート下の容量は限界を超えてしまった (>_<)
レインスーツなど、かさばるものが多いのも原因だ^ ^:
本当はやりたくはないのだが、仕方なく赤福を縦にして配置するしかなかった。
これから自宅までの帰路。果たして赤福は腐ることなく持ちこたえてくれるだろうか・・・?
伊勢神宮を発し、国道42号を走行し鳥羽方向へ向かう。
いよいよ限界超えの境地である復路ツーが始まった!!!
途中、夫婦岩へと立ち寄ることにした。
コチラが夫婦岩。丁度この時は潮が引いていたので岩は完全に底近くまで露出していた。
伊勢湾の向こうには対岸の渥美半島の姿も見えた。
鳥羽港までは国道42号を走行し、そこから県道750号を海沿いに走行する。
沿道の景色、牡蠣の養殖が行われている生簀が多く見られた。
のどかで良い眺めです^ ^
ゆっくり走る原付2種だからこそ楽しめる景色ですね。
パールロードを走行し、訪れたのがコチラ、鳥羽展望台。
ここからの眺めはまさに絶景そのもの!!!!!!!
素晴らしき大パノラマですね!!!
海岸線の情景がまるで映画のワンシーンのようですね^ ^
志摩半島の低い山々が連なって見えます^ ^
ここまでの絶景はいつも訪れる関東近県ではなかなか見られるものではないですね^ ^
実に来た甲斐があった。そう思える瞬間でした^ ^
ここからはフェリーに乗り、対岸の伊良湖港へ渡るべく鳥羽港へ来た道を引き返す。
渥美半島の区間はスタンドが少ないため、少し余裕はあったが鳥羽港近くで給油を済ませた。
鳥羽港へ到着。
乗船のために係員に声を掛けるが・・・・・・・
ここで我が限界ツーリング史上最大のピンチが訪れることになる・・・・・・・・・
なんと、二輪が満車で本日は最終便までフェリーに乗船できないと言うのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや・・・・・・・・・ これはマズイ・・・・・・・・・・ 非常にマズイっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今から再び往路と同じ名古屋経由の伊勢湾沿いなど、とても帰れる状況にはない・・・
恐らくその経路で帰るとなると途中泊は必至。ブッ通しで走っても翌日昼頃にはなるだろう^ ^:
なんとかここは高速土下座・・・・ いや・・・・ 特殊な交渉術を用い、
係員の方が 「ちょっと掛け合ってみます」 と事務所に戻る。
祈るような気持ちで待ってみると10分程で係員の方が戻ってきて、
なんとかOKだとのこと!!!!!!!!!!!!!!!
いやぁ~~~~~~~~~~~ 本当に良かった!!!!!!!!!!!!!!!
この温情にただただひたすら感謝するばかりであった^ ^
にしても出航時間よりかなり早い段階、しかもまだ最終の1つ前の便なのに
乗船規制が掛かるのは何とも宜しくないと思う。せめて予約制にして欲しいと切に願う(>_<)
因みにバイクはこれだけ集まっていた^ ^
東京湾フェリーのほうがもっと乗れるとは思うのだが・・・・
ターミナル内のカウンターで乗船券を購入する。
既に乗船を待っているライダーが多く居た。
コチラが伊勢湾フェリーの航路。
いやぁ・・・・ 何とも陸路にならなくて良かったとつくづく思う^ ^:
ターミナルから伊勢湾を望む。限界ツーリング史上初、海路を辿ることになる^ ^
そうこうしているうちに乗船の時間となったのでバイクへと戻る。
他のバイクを見てみると、浜松や静岡など、対岸からのものが多かった^ ^
今回は船室に入ることなく、デッキの灰皿のある座席で風を感じながら、
船旅を楽しむことにした^ ^
以前乗った時は夜間で爆睡してしまったので、伊勢湾の島々が眺められなかったですからねw
港内には海上保安庁の巡視艇が停泊していた。
そして、出港となる。
今迄ひた走ってきた陸路としばしの別れとなる^ ^
既に夕暮れ時。伊勢湾に浮かぶ島々に夕日が差し込んで、
情緒ある船旅となった^ ^
伊勢湾の島々の写真を何枚か・・・
船旅はやはり良いものですね^ ^
海風と波に揺られながらだと55分という時間はとても短く感じた。
あっという間に、渥美半島へ近付いて行った。
伊良湖港へは定刻通りに到着。
辺りは既に夕闇に迫られており、続々と降りたバイクは各々の目的地を目指して四散する。
そして私も最終目的地である東京の自宅へ向けて350km以上の
暗夜の強行軍へと踏み出す。
ここからは己と赤福の賞味期限との戦いだ!!!!!!
途中、道の駅 あかばねロコステーションへと立ち寄り、
陽が完全に落ちて寒くなったため、冬用のインナーパンツとネックウォーマを装着する。
また、豊橋市へ入ったところでコンビニに立ち寄り、
赤福をエンジンの熱から守るためにカップ入りの氷を購入する。
これを赤福と同じ袋に入れ、袋を二重にして熱から守るのだ。
どれほどの効果があるかはわからないが・・・・・
夜の渥美半島は街灯も少なく、まさに闇の中の暗中行軍だった。
静岡県へ突入し、国道1号を東進する。
静岡県区間は最低限の給油と休憩のみでひたすらテンポ良く走り続け、
自動車専用道路以外のバイパスも最大限フルに活用しながら走行した。
交通量も少なく、とても走りやすかった。
静岡駅前を通過。
静岡市内で夕食を食べるため、びっくりドンキーに入る。
全席禁煙なのが辛かったものの、ガッツリとハンバーグを食べ力を付ける^ ^
食後もすぐに出発し、とにかく再び闇夜を走る走るwwwwwwwwwwwww
途中で撮影した東京までのキロ表示。
まだまだ先が長いことが伺い知れる。
由比付近で日付を越え、遂に第3日目へと突入した。
意外にもここまで大きく疲れが襲ってくることなく、沼津市内まで順調に走行できた。
ここで起爆剤を投与!!!!!!!!
深夜の箱根峠越えをテンションを上げて乗り切ることにしたwwww
箱根町付近を走行中。気温は1桁台と極端に下がり、
他に当然ながら走っているバイク、車もなく寂しく峠を越えることに・・・
真夜中の山中走行は少し怖さもありますね^ ^:
峠を越えて小田原で小休止を取ったところで、どっと疲れが込み上げてきた・・・・
ここからが睡魔と疲労と体の痛みと心の限界との勝負。
2日間の限界走行で既に満身創痍の体を引きずりながら、執念の爆進を行った。
最後の休憩として、横浜市戸塚区のコンビニに立ち寄る。
既にこの時、夜明けも近い時間帯となっていた。
何とか3度目の朝は迎えないでいたいところだった・・・・
ここで私の持てる全てのパワーをコイツで引き出し、
一挙に自宅へとなだれ込む!!!!!!!!!!!!!!
なんとかコイツで残りの距離、持ってくれれば良いが^ ^
横浜市中心部を走行中に遂に夜明けを迎え・・・・
やっとの思いで朝、4時半頃に都内入りを果たす^ ^
既にこの時、体力の限界値をはるかに越え、走る鬼神も通り越し・・・・
頭もカラダもボロボロの状態であったwwwwwwwwwww
なんだかんだで全ての走行区間で一番危なかったのは帰りの都内の走行でしたね^ ^:
既に意識はあってないようなものでしたのでwww
コチラは荒川に掛かる橋を走行中。
3度目の朝の陽が実に眩しくすがすがしい!!!‼wwwwwwwwwwww
自宅到着時刻は5月3日 5時34分
今回限界ツーリング、総走行距離は・・・・
全ての原付2種限界ツーリングの走行距離を塗り替え、堂々首位の919kmとなりました!!!!!!!!
このツーリングを終えて皆様に言えることがただ一つだけございます・・・・
絶対に真似しないでくださいねwwwwwwwwwwwwwwww