秋も深まり、すっかり晩秋となった11月7日~8日
1泊2日で福島県は裏磐梯へのツーリングに行きました。
関東地方でも既に秋が深まっているなか、東北には既に冬の気配が近付いてきており、
北方面へ訪れるのも今シーズンはこれがラストとなる見通しで、
夜間通行止めとなった磐梯吾妻スカイラインも数日前まで降雪情報が出されるなど、
バイクで赴くにはギリギリの頃合いとなる東北を今季最後にしっかり楽しむのが目的だ^ ^
今回はこの方面へのスポットとして定番の、福島の「ゆず沢の茶屋」 「磐梯吾妻スカイライン」
「裏磐梯レークライン」などの裏磐梯の湖沼群を周遊する旧有料道路のほか、
宿泊地には「ホテルグランデコ」を選択し、夕食もそこでコース料理を楽しむという、
走りも食も温泉もまんべんなく満喫できるツーリングを計画した。
自宅からは一般道で浦和ICまで走り、東北道へ乗ります。
全体的に一般道は混雑しており、高速に乗れたのは自宅を出発して1時間以上経ってました^ ^:
最初に佐野SAへ立ち寄り休憩。
ここからは東北道一番の快走ルートをハイスピードで走行します。
下の写真は那須高原SAに立ち寄る前に撮ったもの。
沿道の木々の紅葉が綺麗で、風が強かったため時折紅葉の吹雪を浴びました^ ^
いつも裏磐梯へ向かう時は郡山JCTより磐越道、または郡山IC近くの宿を利用することが多い
ですが、今回は初の試みとして磐梯吾妻スカイラインを高湯側から走行するため、
一気に福島西ICへ向かいました。
コチラは福島西ICで高速を降り、磐梯吾妻スカイライン側を撮ったもの。
福島盆地へ強烈な吹き降ろしの風が吹いており、寒かったです。
田舎料理を堪能できる福島の名店、「ゆず沢の茶屋」へ到着したのは13:00でした。
お店の前の木々は紅葉で色付いており、綺麗な情景でした^ ^
以前も此方のブログで紹介したことのあるこのお店の様子ですが・・・
秋に来てみると外の景色にも風情を感じます^ ^
流石にここまで来ると冬さながらに寒く、暖房が焚かれていました。
私が座った座敷は暖房の丁度目の前だったのでとても暖かいです^ ^
長時間、寒い中を走ってきた体がほぐれますね。
今回も私は「ゆず定食」を注文。
味噌焼きおにぎりのゆず味噌の風味が相変わらず美味しいです^ ^
そして、勿論ゆず味噌の田楽も頂きました^ ^
丁度お昼時のためお客さんは多かったですが、
それでもゆったりと食事を愉しむことができ、今回も来れて良かったと思いました^ ^
食後はいよいよ磐梯吾妻スカイラインへ^ ^
冬季閉鎖直前、事前の調べでは路面状態は良好とのことでしたが、
凍結のおそれもあるため慎重に登ります。
高湯側からはタイトで急坂のコーナーが連続します。
Dモード中心で登って行きますが、時折パワーモードが必要になるコーナーもありました。
コチラは途中で撮影した眼下に広がる福島盆地。
壮大なパノラマですね^ ^
やがて走って行くと吾妻小富士が見えてきました^ ^
いつもは背にして走るため、こうして見るとその大きさがよくわかります。
沿道の風景もスカイラインらしい荒涼としたものになってきました。
吾妻側から走ると一気に視界が開けてこのような風景が現れるのに対し、
高湯側からだと徐々に景色が変わるので新鮮でした^ ^
浄土平駐車場へ到着!!!
無事にここまで辿り着くことができて安堵しました^ ^
バイクはまさかいないだろう・・・・ と思っていましたが、
驚くことに東京方面から来たネイキッドが2台いました^ ^:
吾妻小富士。
ここ、浄土平は物凄い突風が吹き荒れており、とても寒かったですが、
少なからず登っている人も見られました (驚)
さすがに私は今回は控えました^ ^:
因みに、ここ浄土平へ来る直前、このバイクを購入して初めて
路面凍結の危険を表すスノーマークの表示が点灯しました^ ^
このような機能があることも知らず、走行中に点滅し始めた時には何かトラブルかと思いましたw
お土産の購入と休憩のため、浄土平レストハウスへ立ち寄りました。
お土産を物色していると興味深いものを見つけました。
コチラ、氷砂糖かグミのようですが、実は寒天なのです^ ^
噛むと口の中に広がり、すぐに消える不思議な食感に虜になり、迷わず購入しました^ ^
このお菓子、鏡石のお菓子屋で作っているそうで、ここのレストハウスにご主人自ら
出張で販売に来られているそうだが、福島県以外では手に入らないものなのだそう。
お土産を購入後、外に出てコーヒーを飲みながら休憩します。
雪の回廊シーズンはごった返していた浄土平の駐車場ですが、
冬季閉鎖間近のこの時期、車も殆ど居らずまばらです。
先程お菓子を購入したお店のご主人と立ち話をしたところ、昨日は今日とは逆に気温が高く、
吾妻小富士を登った方は汗ばんでしまうほど穏やかな陽気だったそう。
雪が降った日もあったとのことですが、まだ積もってはいませんでした。
紅葉シーズンには辺り一面が真っ赤に染まる景色が広がる浄土平からの風景。
その時期は過ぎ去り、既に冬枯れとなってきています。
これから来年、再び壮大な雪の回廊が拝めるまで長きに渡り雪に閉ざされるのですね^ ^
さて、ここからはスカイラインを土湯側へ降り、レークラインを通って裏磐梯エリアへ向かいます。
スカイライン最高地点を通過。
国見台のパーキング付近を通過。
ここからの眺めも山並みが見渡せてなかなかのものです^ ^
土湯ゲートを通過し、国道115号を経てレークラインを走行します。
時間が過ぎるのは意外と早く、既に陽が傾き始めてきています。
少しペースを上げて周遊することにします。
途中、裏磐梯の湖沼の1つ、秋元湖に立ち寄りました。
人気もなく、静かで落ち着きのある湖畔風景。
裏磐梯五湖のうち、ここから見る秋元湖の景色が一番好きですね^ ^
レークラインを終点付近まで走り、三湖パラダイスへも立ち寄りました。
ここは秋元湖、小野川湖、桧原湖が同時に眺められるビュースポット。
西日がキツイですが、檜原湖の方向まで見渡すことができました^ ^
ここからは磐梯山の姿も見ることができました^ ^
コチラは今は取り壊されてしまったレークラインのゲートのあった付近の小野川湖。
車やバイクも殆ど走って来ないため、じっくりと夕暮れ時の景色を楽しみます^ ^
美しい湖畔ですね^ ^
当初の予定では裏磐梯エリアを通過し、コチラも走りスポットである国道459号を走り、
喜多方へ抜けた後、国道121号で米沢へ抜けた後、西吾妻スカイバレーというコースを考えて
いましたが、日没も近く時間的に厳しくなってきたため、
桧原湖畔を一周し、ホテルへと向かうことにしました^ ^
レークラインから再び国道115号へ出た後、
県道2号で檜原湖を反時計回りに一周するコースへと向かいました^ ^
前回も立ち寄った檜原湖を見渡せるパーキングに今回も立ち寄りました。
まさに陽が落ちる瞬間。
静寂の湖の後ろに広がる山に落ちる夕陽。物凄い絶景です^ ^
こんな景色に立ち会えるなんてとてもツイています^ ^
桧原湖畔1周コースは表情の変わる湖の姿を常に眺めることが出来る景勝ルート。
裏磐梯の道の中でも特に見どころのルートです^ ^
陽が落ちると一気に寒さが強まってきたため、シートヒーターを起動しました。
道の駅、裏磐梯へ到着したのは17時前頃。
とにかく寒い・・・ 非常に寒い・・・・(>_<)
と思って見た気温はコチラ。
2年前も丁度同じ時期にここ、裏磐梯の周遊に訪れました(当ブログ最初の記事)が、
その時以上の寒さに感じます^ ^:
更に3年前もほぼ同じ時期にここへ来ていましたが、ここまで寒くはなかったように思う。
今年の裏磐梯は特に冷え込みが厳しく、冷え込む時期が早いと思いました^ ^
このあとは五色沼近くで給油を行い、ホテルグランデコへの山道を登ります。
本日の宿泊先、ホテルグランデコへは17:30頃に到着しました。
バイクは以前来た時と同じように、エントランスの軒下へ停められました^ ^
因みに私、ツーリングでは3回ここへ来たことになりますが・・・
3回共違うバイクで来ております^ ^
2年振りに訪れた訳ですが、館内やゲストルームは綺麗にリニューアルされていました^ ^
東急の会員であれば宿泊だけであれば3780円で泊まれるのが非常に魅力です^ ^
着いてすぐに温泉に入り、その後は19時より夕食です。
夕食はコチラのホテル内のレストラン、クレールで頂きます。
今回もフレンチのコース料理を事前予約しておりました。
コチラはメインディッシュの牛フィレ肉料理。
地元産の食材を使った料理はどれもとても美味しかったです^ ^
食後は再び温泉に入ったりしながらゆったりと過ごしました^ ^
因みにここの温泉はデコ平温泉という天然温泉。
温泉に入っている時、すぐ近くをイタチが通り過ぎる時もあるなど、
自然いっぱいで湯を楽しむことができます。
この日の走行距離は420km
寒かったですが、天気にも恵まれ、裏磐梯の豊かな景観をしっかり楽しめた日となりました^ ^