fuji@1954のブログ一覧

懐かしい友人と３０年ぶりに時間を共有できました。

みん友のばつ丸さんです。

彼はドライバー，私はナビゲーター　あの頃は週末となれば紀泉高原や高野山を走っていました。

信じられない路面を信じられないスピードで。

当時の車には義務付けられていた１００ｋｍオーバーで鳴り出す警告音が深夜の尾根路で聞こえてきたことも有りました。

思い出話は尽きません。


そして思わぬプレゼントを頂きました。
ラリー主催者としての活動が増えてきた我々のイベントステッカー。
懐かしい　嬉しい　


彼のＡＷ１１とツーショット　
８０年代の車はどことなく雰囲気が似ています。


チームでは硬派だったばつ丸さんが「ＴバールーフのＭＲ２」でクラブミーティングに現れた時は今でも忘れません。
そのＡＷ１１が発展しつつそのままの姿でここにありました。

嬉しくて楽しい時間を頂きました。

出張帰り　移動中に読む本を探しに浜松町の書店へ。

じつは違う本を探していたのですが、この本の表紙が目につき、手に取りパラパラして、気になりながらも一旦書棚に戻しました。

結局、探している本は見つからず。

やはり気になった｢この本｣を持ってレジに並びました。

豊田氏が師と仰ぐ方が事故で無くなったことは知っていたのですが、詳細は知りませんでした。

まさに帯に書かれている内容のノンフィクションのビジネス本なのですが・・・。

トヨタ創業者の思想と行動、豊田姓の運命、行動への社内外の視線と批判、レース活動の真実・・・。

私は・・・

・一気に読みふけりました。

・ページのそこかしこで目が潤みました。

・｢GAZOO Racing｣の見方が変わりました。

・最近ＣＭで見る｢５大陸走破｣の思想のルーツが理解できました。

・全ての自動車ファンにお勧めしたい一冊だと思いました。

５年ほど前のある展示会の隅っこで防衛省のブースで初めて小さな模型を見つけました。

当時の名は「ATD-X」とか「心神」と呼ばれていました。

本当なの？　その模型を見入ってしまいました。

以来、個人的にも興味と期待と風洞実験で終わりかな・・・と思っていました。

それが・・・　本日、小牧のランウェイから実機が無事飛び立ちました。

本名は「先端技術実証機　X-2」と呼ぶそうです。

動画ではギヤダウンのままでも鋭い上昇。　

純国内開発，第６世代戦闘機のプロトタイプ，ベクターノズル，高機動，ステルス・・・。

いつか岐阜各務ヶ原まで見に行きましょう。


ＭＲＪに引き続いて飛行機好きには「三菱」で嬉しい出来事が続きますが・・・。

きっと、スリーダイアモンドが泣いています。

何たること。

日本人としても、ものづくりに携わる技術系の人としても呆れました。
ドイツに続いて日本のものづくりの精神にヒビが入ったと思いました。

聞けば・・・６０歳代の責任者の方の判断と報道されていました。
ホントに一人の判断だったのでしょうか。

恐らくその部門に沢山いらっしゃる部下の方々が知らなかったとは思えません。
下が上に意見を言えない社風なのか、意見や報告が出来ない社風の典型でしょうか。

要求に対する技術の遅れが安易な手法を選んだのでしょうか。

昨年の１１月に日産から指摘を受けたとのこと。
ちょうど９月末のＶＷの排ガス不正事件がきっかけで各メーカーが自社製品の洗い直しを行っていたのでしょうか。

直接関与した部門や経営陣は当然ですが、これからは全国のディーラー会社の営業員、整備員等々の最前線の方々に降りかかる苦情の嵐は計り知れません。
信頼を築くことは少しずつの足し算しか出来ませんが失うことは一瞬です。

スリーダイヤモンドの泣きっ面が客船新造で特損を出した～重工やＭＲＪでこれから世界に出て行く～航空機まで及ばなければ良いのですが。

（報道から知った私個人の感想です）

由布院の温泉に娘と母の二人旅へ。
父親からすれば嬉しいことですが・・・、
やはり父親は後から追いかけて３度目の九州へ深夜運転行。
関門海峡もトンネルも１回目２回目でクリアしましたので、今回は海上ルートで九州上陸を選択しました。

深夜のドライブは昔ナイトラリーで走り回っていた頃を思い出しますね。

瀬戸大橋を経由して愛媛県の八幡浜に深夜着
別府行きフェリーへ　２０ノット　３時間　距離１００ｋｍ　６時２０分発の便へ。
さすがにこの便は一番乗りでした。


妻と娘は高級旅館・・・ですが、こちらは二等船室で睡眠もままならず別府に上陸


別府からやまなみハイウェーを経由して由布院へ
このルートは由布岳を眺めながらの快速ワインディング路・・・実に楽しい


由布院の町を見下ろしながら下ります。


由布院のお宿に到着　出発後　約１５時間　楽しいドライビングもここまで。
これからはゆっくりドライブへ。


朝食を兼ねて、私の好物でこのお宿名物のアップルパイをご馳走して頂きました（お迎えのご褒美？）


休憩も早々に阿蘇の草千里まで出発。
阿蘇山から少し噴煙が。


最近の観光定番のスポット　九重の吊り橋もクリアしときました。
午後遅めの時刻でも、中華系観光客ばかり・・・やっぱりね。


翌日・・・福岡を出発し一度訪れて見たかった秋吉台と秋芳洞に。


秋芳洞・・・・あらためての驚きと感激


秋吉台・・・・地面から岩が生えたような教科書で見た風景が


三日目・・・湯本温泉のお宿から津和野へ。
しかし、お宿で観光ポスターを見て、予定を少し変更して「竜宮の潮吹　赤い鳥居」を経由。


本来の目的地　津和野へ到着。　良く地理が判らないので駅傍の観光案内所で地理関係をお聞きしました。


駅前には朽ち果てかけたＤ５１の悲しい姿。
高齢車どうしで記念に１カット。


ニュースで見ていた津和野町は路水に住む鯉の姿です。
先の災害と一昨日の雨で、水は少々濁っていましたが、映像で見た風景がここに。

津和野からは淡々と帰路に・・・総走行１４３０ｋｍでした。

津和野の町は一頃の賑わいが嘘のように静かなさと寂しさが同居しているように思えました。

初日に訪れた由布院の何処を走っても観光客を見る姿とは大違い。

由布院も吊り橋も・・・やはり中国語が飛び交っていました。

秋芳洞は感激の連続でしたが、私たちが潜った黒谷口はお土産物屋はシャッター、テントはボロボロ、閑散・・・　見たくなかった風景でもありました。

ますますマイレッジを増やす私の３０ですが、快調に１４００ｋｍ以上を走ってくれました。

あちこちでこの古い車に興味を持たれる方が声を掛けて頂きました。
お宿の仲居さんまで興味を持たれたようで少し驚きました。

追記：
この旅行から１週間後　熊本県と大分県が大きな震災が生じてしまいました。　
私達が走った路が陥没したり土砂が流れたり、家内と娘が泊まったお宿が被害を受けられたりされました。
被災されました方々のご無事と一刻も早い復活を願うものです。