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2019年04月23日 イイね!

4気筒のフェラーリ(スバル『インプレッサ』初代WRX・GC8型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.10~

4気筒のフェラーリ(スバル『インプレッサ』初代WRX・GC8型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.10~~マイフェイバリットなクルマたち Vol.10~

第10回は、スバルのセダン『インプレッサWRX初代GC8・1992.11~2000)です。

駆動方式:4WD (5MT/4AT・セダン/ワゴン)
搭載エンジン:2L水平対向4ターボ 240ps/6000rpm 31.0kg/5000rpm


試乗グレード:セダンWRX(5MT)最初期モデル
初期のWRXは外装ドアハンドルが黒樹脂・MC後からカラード
1993.4.24~25


※残っている写真が一枚しかないので 文章ばかりで読みにくいと思いますが、ご容赦下さい


世はバブル、R32GT-R・Z32フェアレディZ・NSXといった国産ハイパワー車が次々と登場した時代。カー雑誌では、馬力・ゼロヨン・0-100km/h加速・最高速など 性能の指標となる数字が誌面を賑わしていました。
そんな中、1989年に スバルからミドルクラスのセダン/ワゴン「レガシィ」がデビュー。2Lターボ+4WDのツーリングワゴンGTは一大ブームを巻き起こしました。レガシィは、それまでの自分の中でのスバルのイメージ(レオーネなど)を変える存在でした。
その初代レガシィをベースにして 1992年に発売されたコンパクトセダン/ワゴンが「インプレッサ」です。(“スポーツワゴン”と呼ばれるワゴンは5ドアハッチバックに近いような形でした・CMには「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクランが起用されていました)
インプレッサにも2Lターボ+4WDのスポーツグレードが設定され、それが今回紹介する「WRX」です。
MTのスポーツカーが若者の憧れだった当時、280馬力のスポーツカー勢に迫る性能を約250万円という価格で手にできるWRXは 魅力的に映ったものでした。

この頃は (現在も外車中心にたまにありますが)数日間のモニターがメーカー各社で多く企画され、いろんな新車を無料で借りる事ができました。インプレッサWRXも それによって乗ることができた一台です。
借りる際にひととおりの説明を受け出発しようとした時、購入意向やらスピード出し過ぎ注意やらには一切触れず、「楽しんできてくださいネ」と一言声をかけてくれた販売店の女性…あのスマートさは今でも忘れられません。その後 東京モーターショーのスバルブースに彼女が居たので驚きつつ声をかけました。最近になって元スバルスターズの本社女性と話す機会があったので聞いたところ、車両説明員は近隣3都県のディーラーに依頼していたとの事。約25年かけて謎が解けました。話脱線失礼。


さて、インプレ。

印象に残っているのは、(毎回抽象的な表現が多くて申し訳ないですが)ただパワーがあるだけでなく 操る楽しさを感じさせるクルマだったこと。
その理由のひとつとして、マニュアルミッションのギアチェンジ操作…クラッチのつなぎがしやすかった点もあります。ミートポイントが広いと言えばいいのかな。未だにMT車は苦手という情けなぶりですが、そんな自分でも余裕を持って操作を楽しめるラクさだったような。(←かなり昔の記憶なので 特筆するほどじゃないかも…言い切る自信なくなってきた^^;・シフトフィールは 当時メモを見るとあまり良くなかったみたいです)
自動車部の同期がこのクルマの購入を検討していた時 「低速トルクあるよー!」(つなぎが楽だからそう勘違いしてた)と宣伝したのですが、購入した後 性能曲線図を見た彼から「ないじゃん」と言われたのを思い出します。

<ボクサーサウンド>
大げさなタイトルを付けてしまいましたが、スバル車といえば 水平対向エンジン。フラット○(←○には気筒数が入る)エンジン・ボクサーエンジンとも呼ばれます。特徴として、ボロボロとかドコドコとかドドドドとか表現されるサウンドがあります。外からだとやかましいと言われたりもしますが、運転していると心地良く聴こえてきます。
フェラーリに例えたのは(フェラーリ乗ったことないけど)、アイドリングや低回転走行ではボロボロいってるエンジンがですね アクセルを踏み込んでいくと まるでレーシングカーのように(レーシングカー乗ったことないけど)すごく滑らかに回るからなんです。低回転での迫力サウンドと高回転での滑らかサウンド…いやー、素晴らしいですねぇ。
※大げさなタイトルつけやがって、ポルシェならまだわかるけど なんでフェラーリ?→フラット6の911ターボ(997)乗ってもあまりスバルと同じ感覚がなくて、フェラーリっぽいと自分で勝手に感じたからなので 許して下さい^^;

ボクサーサウンドの音の元は 排気の干渉によるものらしく、それが証拠に一度ボロボロ音がしないスバル車が走り去るのを見たことがあって 詳しい人に聞いたらシムスというメーカーのエキゾーストパーツに交換しているからとの事でした。
排気の効率を良くした最近のスバル車(というか2代目ぐらいから既に?)では この独特の音は薄まっているみたいです。86/BRZのボクサーエンジンを始動させてみた時も、直4との違いはわかったものの 昔のWRXほどの特徴的な音はしなかったです。

<内装・室内空間>
内装は質素。ロータリースイッチ(ツマミ)式のエアコン操作パネルが良かったです。隣に乗せた友人に「使いやすいんだよねぇ、これ」とグリグリ動かして見せたら、「好きだよねぇ…」と冷めた反応でした。フラットなボタン式の方のほうが見た目はスマートだから、グリグリは廉価グレードの象徴のように感じるんでしょうかね。スバルは現行車種でもロータリー式スイッチ(ツマミではないですが)を多く採り入れているようで、機能優先指向な点には好感が持てます。
室内空間のほうは、カローラクラスのディメンションなので 後席は大人がゆったりとまではいかなかったような。

<WRXのAT仕様>
このWRXには セダン/ワゴン・MT/ATがありましたが、ATだと楽しさはちょっと減るかも。
当時メモ→加速にダイレクト感がなく、ボクサーサウンドも控えめ?


<初代インプレッサの他グレード>
運転の楽しさや ボクサーエンジンの滑らかさは、 WRX以外の大人しめのグレードでも 程度に差はあれ体感できます。(加速とかは遅かった…)
・当時メモ・
・1.8 4WD
大人しいグレードでも、WRXと同じしっかり感があるのが好ましい。
・1.5 CS (FF・GC1・H8) 2004.7.12
WRXじゃなくても、良さは感じるねぇ。ボクサーエンジンは、まわすと滑らかになる。
クルマらしさがあるから、FFのおとなしいグレードでもそれなりに楽しいよ。


希少? フェンダーミラー仕様の初代インプレッサ
スバルは、インプレッサでは2代目まで レガシィでは4代目まで サッシュレスドア(窓枠が無い)を採用していました。
2011.10.26


<STiバージョン>
WRXには、競技用のRAや 高性能版のSTiバージョンもありました。STiの最初のモデルはとってつけたようなエアロパーツであんまり魅力的に感じなかったけど、2つめ以降はカッコ良かったなぁ。。
STiは 初代には乗ったことがありませんが、2代目を運転しました。
ロールバーまで入れた仕様だったのでアシ回りがノーマルかどうかわからないけど、随分とゴツゴツして突き上げてきました。クイクイ曲がるハンドリング。パワーは別物。
ロケットみたいな爆発的加速で、宇宙飛行士の気分(宇宙飛行士になったことないけど)を味わえました。
WRXの加速感がマツダ・RX-7 FCだとすると、STiはFD並み。ロータリーロケットならぬ、ボクサーロケット。
少ししか試せなかったけど、それまで乗った車の中で一番の異次元加速でした。
シフトはストロークが短いけど、マツダ・ロードスターのような節度感が気持ちいいタイプではなかったです。
走りを楽しむっていうより、「競技車」ですなこれは。
ボクサーサウンドは控えめだったけど、ブン回すと 精密につくられた機械ってのが伝わってきました。

2代目インプレッサ WRXSTi丸目 (6MT H14)
2005.1.7

ついでと言ってはなんですが、2代目のインプレ当時メモも載せます。
・スポーツワゴン 1.5 I'sスポルト (AT・H13) 2003.9.26
見た目ちょっとスポーティだし、期待して乗ったのだが… ロクマルの15インチにしてはかなりアシがかたい。
一寸しなやかさに欠けて古典的。(中古車なので、タイヤ劣化のせいかもしれない)
インパネまわりなどは登場時から新鮮味に欠けていたし、不評だとしたら 丸目のせいだけではないように感じた。(※だが、この後に15iに乗って見直した…)
水平対向のバタバタサウンドがほとんどしなくなってたのも残念。そのせいで、平凡に感じたのかもしれない。
(逆に言えば、自分はあの音で過大評価してたという事か?)
ゲート式シフト、N⇔D⇔3が縦配列は 自分にはシックリこなかった。
このクラスとしては贅沢に キセノンランプを装備していた。
・15i (GD2・AT・H17) 2008.5.9
ハンドリング・アシ・ボクサーエンジン…クルマらしくてGOOD。
初代もこんな感じだったなぁ。悪く言えば進化してない。
前方視界(見切り)が良い。トランク両側が立ってるのでバック時もわかりやすい。

2代目インプレッサ 15i涙目 (GD2)
2008.5.9


<インプレッサベースのSUV>
インプレッサのプラットフォームを使ったSUV「フォレスター」が1997年に発売されました。
初代・2代目は コンパクトなサイズ(全高も1500mm台)で、インプレッサ譲りの楽しい四駆でした。
・2.0T/tb (4AT・SF5・H11) 2004.3.8
乗用車寄りのSUV。軽快なステアフィールが印象的。
サスも“あたり”が柔らかくて、インプレッサより乗り心地が良いんじゃないかな。
エンジンは、低速トルクが薄い感じ。アクセル踏んでも ターボの効きは少し遅れ気味。

初代フォレスター 2.0S/tb (4AT・SF5・H9)
2004.9.21


<6気筒のボクサーエンジン>
インプレッサの水平対向エンジンは4気筒だけでしたが、ひとまわり大きいレガシィのほうには3代目で6気筒(アルシオーネSVX以来)が搭載されました。
(4気筒のボクサーがこれだけ滑らかなら 6気筒はどれだけ良いんだろう)と思い、ずっと乗ってみたかったBOXER6エンジン搭載車。4代目レガシィ(アウトバック3.0R)にて念願かなって体験できたのですが、予想外にガッカリしてしまいました。自分が期待しすぎたのかもしれません…スムーズなんだけど、トルク感・重厚感・官能性…いずれもあまり体感できず味が薄い印象でした。

4代目レガシィ アウトバック 3.0R (H15)
2006.2.27

2度目の体験 3代目レガシィ(セダンRS30)でも、同様にやはり薄味に感じました。
これ自体が良くないということでは決してないのですが、直4から直6・V6に乗りかえて感じる違いみたいのがあまりなかったんです。
ボクサーは4気筒でも独特の存在感・高回転時のスムーズさがあるからかなぁ。(じっくりと乗る機会があれば また印象が変わるのかもしれません)

3代目レガシィB4 RS30 (H14)
2008.6.5


<WRCでのスバル>
市販車でも 競技でも、ライバルである三菱・ランサーエボリューションと切磋琢磨して改良を重ねました。お互いにバージョンアップしていく様子は 見ているだけでも楽しかったです。WRXを気に入ってしまった自分は WRC(ラリー世界選手権)ではスバル車を応援していました。


<最近のスバル車>
上に書いたフラット6の4代目レガシィ以降のスバル車には乗っていません。
背高系になってからのフォレスターとかも未経験なので、一度運転してみたいなー。

ミニバンの低床化で、5代目フォレスター(全高1700m超)は 同じぐらいの視点の高さ?


~マイフェイバリットなクルマたち~
Vol.1 トヨタ・ウィンダム2代目
Vol.2 トヨタ・エスティマ初代
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Posted at 2019/04/23 19:19:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車インプレ スバル | クルマ

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