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2019年02月23日 イイね!

唯一無二(トヨタ『センチュリー』・2代目・50系) ~マイフェイバリットなクルマたち Vol.6~

唯一無二(トヨタ『センチュリー』・2代目・50系) ~マイフェイバリットなクルマたち Vol.6~~マイフェイバリットなクルマたち Vol.6~

第6回は、トヨタのショーファードリブンカー『センチュリー』(2代目1997.4~2017.2)です。

駆動方式:FR
搭載エンジン:5L V12

<型式>
GZG50(5AT/6AT)


・はじめに・
2代目は、30系ハリアーの3.5Lだとか 年度モデル単位で新エンジンまで載せてくるトヨタにしては、
フラッグシップにもかかわらず 新しい装備の導入に慎重だった印象があります。
(勿論、安全性に関わるようなデバイスは惜しみなく投入されています)
明るいディスチャージヘッドランプが普及してきても、ハロゲンバルブのまま。
身体乗り出しても後端が遠くに感じるほど長いオーバーハングなのに、バックカメラは無し。
確実な信頼性が確認できてからでないとゴーサインが出ないのか、生産上の都合なのか。
ミラーにヒーターがないと思っていたのは独立スイッチがないことからの勘違いでしたが、
色々ひっくるめて、大雨の夜 どーして!どーして!と小松政夫状態で運転したことを思い出します。
(2005年3月の話)


カーナビの画面は小さく、フォントもギザギザ。
ゼロクラウンの高精細VGA8インチワイド大画面のナビに魅せられたのが2003年の冬。
写真は それから6年以上経った2010年2月のセンチュリーの新車のもの。2010.2.24

そんな2代目センチュリーですが、のちに 6速ATが搭載され、
ディスチャージランプも採用され、バックカメラも標準装備されました。
ナビはあまり進化しなかったけど…。
細かいグチはこのぐらいでおしまい。


<センチュリーの唯一無二>
☆エンジンの始動音☆
どのぐらい唯一無二かっていうと、3ローターのコスモが向かってくる時の音ぐらい。(通じねーよ)
スターター音 そしてそこからエンジンがかかる"すぉぉぉ~ん!"という音は、
他の車にはない 何ともカッコいい迫力のあるものです。
V8セルシオのそれも高級なんだけど、センチュリーのは特別な儀式のようなかんじ。

☆静粛性☆
1万台以上のクルマを運転してきた中でもっとも印象に残った一瞬。
静か…というより、音がしない。無音ではないけど、無音に感じる。
エンジン音・排気音・風切音…ほんの僅かに音がするから逆に静けさが際立つのかもしれません。
源流対策が施された初代セルシオ、エンジンが停まってる状態のプリウス、
無論オムロンそれらとも別次元。(ここで無論オムロンはやめなさい)
目の前でV12エンジンが動いているというのに、エンジンは黒子に徹して
その黒子がどこにいるかわからないぐらい静かです。
新車ですと、走り始めても ほんとに無音といっていいぐらい音が侵入してきません。
その無音に近い中で 唯一聞こえてくるのが、ギャップでタイヤがたたかれる音。
言葉にすると こんなかんじ↓
「。。。。ぽこぽこ。。。。。。。。。。。。。。。。ぽこぽこぽこ。。。。。。。。」
他の車種だと、メカニズムの音・周囲の音が 室内に多く侵入してくるから、
逆に ぽこぽこ音には気が付きにくいかもしれません。
クルマの“静かさ”のレベルを 大まかに分けると、
1:出す音が大きくて、入ってくる音も大きい(走りゃいい的クルマ)
2:出す音は静かだが、入ってくる音は大きい(電気自動車やハイブリッドカー)
3:出す音は大きいが、入ってくる音は小さい(遮音対策がされた一般的な高級車)
4:出す音も静かで、入ってくる音も小さい(センチュリー、セルシオなど)
うちのプログレ君(前期型)とGXS12クラちゃんは、どっちもそこそこです。
強く加速すればエンジンの音が大きくなるし、街中を走れば 騒音も普通に入ってきます。
(音が心地良いものであれば レベルが大きくても気にならないけど、それはまた別の話)
センチュリーの静粛性は 究極のものづくりから生み出される賜物であって、
一般的な高級車を含め 他のクルマでは成し得ないものだと思います。

☆大トルク☆
エンジンかけます。Dレンジに入れブレーキを離すと、クリープで動き出します。そこからがですね、
アクセルペダル踏んでないのに そのままコンビニまで行けそうなぐらい力強く進んでいくんです。

2代目センチュリーは、国産車で唯一 12気筒エンジンを搭載しています。
排気量も 国産最大級の5リッター。
パワーは自主規制だった280馬力に抑えられていているものの、
さすがに余裕があります。そして、とても静かで滑らか。
アクセルをラフに踏んでも 電子制御でしつけられるためか荒っぽい加速はしません。
でも、大トルクの恩恵は十二分に受けられます。5ATモデルでも無問題。
仕事で疲れきっていた夕方に 湾岸高速を横浜から千葉まで走った時、
トルクだけで走れることがどんなに楽か 身に染みました。
もちろん、このクルマの全てが合わさった上での楽さ、なのですけど。


<乗り心地>
乗り心地は、170系までのクラウンのフィールが好きな人なら
運転感覚も含めて気に入るのではないでしょうか。
ベースと聞く20系セルシオが持つ重厚感に、ならではの味付けを加味して昇華させた印象です。
“車輪だけが上下動・ボディは水平”と謳われるスカイフックTEMS/インフィニティTEMSを
採用したエアサスは 同じ名の機構を使う当時のセルシオやウィンダムの挙動と
似たところもあるかもしれないですが、センチュリーはよりソフトな指向。
フワフワとした心地良さでありながら 芯が通っていて ヤワではない、そんな感じです。
サスペンション形式は、前後ともダブルウィッシュボーンです。

<ドライビング>
運転は、かなり大きなボディサイズで 車幅も1890mmありますので、
片側2~3車線のような道路であっても 一車線ごとの幅が狭い所ではそれなりに気を使います。

ドアミラー仕様車
2010.3.15

フェンダーミラー仕様ですと 車幅感覚がつかみやすくなり
ドアミラー仕様よりも張り出しも少ないぶん運転しやすいです。
ただし、うちの10系クラウンなどに比べると ボディ側の膨らみがあって
相対的に張り出しも小さくなっていますので、逆に注意して
ミラーに当てなきゃボディ擦らねーから的運転をしないよう心がけていました。

最小回転半径は、ホイールベースが3mを超えるわりには小さい 5.7m。
街中での取り回しは、モデルによっては最小回転半径が6.2mあったりする
ジャガーXJ/デイムラー(ホイールベースはセンチュリーより短い)のようには
手こずった記憶はありません。ただ、絶対的なサイズは大きく リアオーバーハングが長いので、
狭い場所での車庫入れは難しかったです。自在に操れるオーナーさんを尊敬します。


フェンダーミラー仕様車
2008.10.2



上:JPNTAXI(張り出し幅…特大?)
左:GXS12クラウンセダン小型(張り出し幅…中)うちの
中:TSS10クラウンセダン大型(張り出し幅…大)LPGタクシー
右:GZG50センチュリー(張り出し幅…小)みん友さんの愛車


<ハンドリング>
誤解を恐れずに言えば、ルーズ&デッド。(意図されたうえでのものでしょう)
オーナーカーとしては、走りはもとより 装備でもいたれりつくせりの
セルシオ/レクサスLSのほうが 充実している部分もあるかもしれません。
しかしながら、センチュリーはショーファーカーだから運転はつまらないかというと
決してそんなことはないです。
精巧なメカニズムを操る歓びがあります。ステアフィールも上質です。


<外装>
新車納入時、リアのナンバー下側の受け(メッキのフック)だけ別体でした。
(なんでだろう?)と思いながら 手でパチパチはめていました。傷付き防止かな?
ボディ色は、個人的には「精華」と名の付くシルバーメタリックが好きです。
ホワイトも見たことあるけど、あれは特注なんでしょうか?
どちらも中古車市場では少なそうですけど…。


<内装>
1000万円超(登場時は900万円台~)のクルマではありますが、
内装は意外とあっさりした印象です。
本木目をふんだんに使用してはいますが、華美ではないんです。
外国車はもちろんのこと セルシオ/レクサスとも異なり、
昔ながらの“日本の高級車”の雰囲気を踏襲しています。
シートは、本革も用意されますが、ウールファブリックのモケットシートも上質です。
後席のリフレッシング機能(バイブレーター)は、叩かれているというか
自分の身体にはあまり心地良くなかったような記憶があります。



この個体は、EMV非装着車。
ナビのスペースには 大きなアナログ時計が配されます。
黒い革手袋はかっこつけているわけではありません。この日が寒かったからです。
あ、でも運転してるのがセンチュリーじゃなかったらはめてなかったかも。
2004.1.16


2004.1.27

・2002.6当時メモ
車線が狭くなると、ちょっと気になる車幅。
15万km走った車だったけど、V12エンジンはいたってスムーズ。
新車で感じた無音ともいえる静かさに比べると、音はしてたかも。
フル加速時には、遅れるかんじで低音も響いてた。
・2002.8当時メモ
平成9年式の初期モデル。走行15万km。エンジン快調、見た目もピカピカ。


<2代目内での改良点>
登場時から外観はずっと変わりませんでしたが、細かな改良はされています。

2005年1月一部改良:ATが 5速から6速(フロアAT車はシフトマチック付き)になりました。

2006年1月:テール/ストップランプがLEDになりました。

2008年1月一部改良:明るいディスチャージヘッドランプが装備されました。

ディスチャージになったヘッドランプ
バイビームではなく、四灯式で ハイビームはハロゲンHB3です。
そのHB3バルブは球状でした。HIR(ハリソン東芝の赤外反射膜付ハロゲン)かな?
(HIRバルブは、うちのプログレ君のハイビームにも後付けで使用しています)
2008.11.4

2010年8月一部改良:バックモニターが装備されました。
(1997年式の初期モデルから2011年9月のものまで乗ったけど 記憶がない…一度体験したかった)


・こぼれ話・
友人女性から 「父から譲ってもらった車なんだけど、トランクが暗くて…明るくできる?」
と聞かれたので 「とりあえずLEDに替えたら?」と言ったら、熱くて球が取れないとのこと。
トランク灯は常時電源だし、白熱球のバルブはあっという間に熱くなるからね。。
で、車種を聞いたら、なんと2代目センチュリー。
長いトランクなので 根元からだけだと光が届きにくいのだろうなと思いました。
その際パーツリストを調べたら、CNG仕様はトランク内の側面にランプが配置されているのですね。
これを流用して明るいLEDで照らしたら少し改善できるかも?と思いました。
(大した話じゃなくてすみません)


<歴代センチュリー>
・初代(1967.11~1997)
数回乗ったことがあります。
V8・4リッターエンジンは、近年のトヨタV8やV12のスムーズさとは違うかんじ。
このクルマで 旧車ではお馴染み サイドの三角窓(電動!)を初体験したのですが、
真横に向くまで開けると 風がモロに手足に吹きつけてきて寒いぐらい。すごく新鮮でした。

VG45 Lタイプ(平成8年式・最終型)(2004.7.9)
・3代目(2018.6~)
新型、出ましたね。
GZG50から、UWG60へ… UWFプロレスのテーマが聴こえてきそうな型式。
フェンダーミラー仕様はついえてしまいました。
トヨタのサイトで試乗車検索しても、どこにも置いてませんでした。
V8ハイブリッドで V12同等の満足感が得られるのか…
あくまで 運転してみてどうか?と考える自分は、ここに興味があります。
白のGRMNにも興味ありますけどね。ふっふっふ。


2代目は、チーフエンジニア野口満之氏が 同時期に うちの愛車プログレ君も手掛けている
(三本和彦氏のぶしつけ棒番組「新車情報」にも出演されていました^^)点で、親近感があるんです。
エンジンも、プログレ2.5L 1JZ-GE×2=センチュリー5L 1GZ-FEと考えられなくもないし。
また、もう1台の愛車GXS12クラウン…フェンミ・オットマンシートの親分みたいな存在でもあります。
いつの日か所有してみたいクルマです。

「そのサングラスの形じゃ全然こわくない」と言われますた
2008.7.30


~マイフェイバリットなクルマたち~
Vol.1 トヨタ・ウィンダム2代目
Vol.2 トヨタ・エスティマ初代
Vol.3 日産・ティアナ2代目
Vol.4 ホンダ・フリード初代
Vol.5 トヨタ・ビスタ5代目
Vol.6 トヨタ・センチュリー2代目
Vol.7 VW・ゴルフ5代目R32
Vol.8 VW・ボーラV5
Vol.9 ホンダ・レジェンド4代目
Posted at 2019/02/23 19:17:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車インプレ トヨタ | クルマ
2019年02月20日 イイね!

DRL(デイタイムランニングランプ)あれこれ

DRL(デイタイムランニングランプ)あれこれDRL(デイタイムランニングランプ/デイタイムランニングライト/デイランプ/デイライト)は、日中に灯火を点灯させて 被視認性を向上させるアイテムです。
タクシーや清掃車などが バンパーやグリルに仕込んだ白やら青やら橙やらのちっこいLEDを光らせてましたが、日本では多分あれが走りですね。昼間でもライトオン!…だと消費電力も多いですが、DRLは 別体のLEDなので、ほとんど影響ないです。

自分も、アクティブセーフティ?に有効と考え、早くから使っています。
(プログレでは市光製を2007年11月から・クラウンではヴァレンティ製を2016年3月から)
プログレDRL:https://minkara.carview.co.jp/userid/1680537/car/1247490/3576890/note.aspx
クラウンDRL:https://minkara.carview.co.jp/userid/1680537/car/1963750/7548773/parts.aspx

そのDRLですが、ここ最近、とても明るく点灯させて走行しているクルマを
多く見かけるようになりました。

これまで日本では デイライトは「その他の灯火」扱いで、光度は300カンデラ以内。
(外国車の場合、DRLが車体に装備されていても、明るさが日本で認可されないため、
配線変更やプログラム書き換え(コーディング)によって光度を抑えていたようです)
2016年10月の保安基準改定で、日本でも デイライトが欧州基準になり、
光度1440カンデラ以内へと大幅に引き上げられました。(「昼間走行灯」扱い)
(これまでのデイライトは、「その他の灯火」としてそのまま使用できます)
http://www.mlit.go.jp/common/001154267.pdf

いちはやく対応したのがアウディで、2017年8月以降全車標準装備となりました。
https://www.audi-press.jp/press-releases/2017/b7rqqm000000bunf.html

このアウディのDRLですが、かなーり明るいですね。

前車を煽っているわけではありません


アウディだと明るく感じるのは、ライト自体の光度以外にも、
位置が高いとか 他の要素があるように思います。(DRLには光軸調整がないから?)


遠くからだと、ハイビームみたいに見えます




近づいてくると、そうでもない


これは、爆光ではない旧タイプ?

明るさNo.2は、BMWかな?





こういうシチュエーションだと、けっこう眩しい




対向車で 近く(かつ斜め)だと、そうでもない

VWも明るいです。

VW・ゴルフ


VW・アルテオン
上の写真のゴルフと同じように切れ上がったデザイン


VW・アルテオン
車幅に対してライトが長いので、ちょっとファニーに見えた

VWやアウディは、テールランプやシーケンシャルウインカーも かなり明るく感じます。
眩しいこともあるけど、下写真のようなLED採用初期の物は(もっと明るくても)と感じることもあったから、それよりはいいかなー。

VW・パサートヴァリアントのリアウインカー

切れ上がりタイプのデザインは、 ジャガーや 日野のトラックにもあります。


ドイツ御三家の中では、なぜか明るさ控えめのベンツ

そのうち明るくなるのかな?

四つ目が印象的なポルシェ

爆光ではない


このポルシェは、本来の明るさ(EU基準)にコーディングしたものかも

フランス勢も明るさ控えめ

プジョー


ルノー
馴染みある粒々タイプ

明るさならアウディ並みのボルボ

アウディやボルボは、ウインカーも兼ねているようです。
(DRL部分が橙色になって点滅&ウインカーを出した側のDRLは消える)

アルファロメオ

ジュリア
アルファのDRLだと、ステルヴィオ(SUV)の
カニのハサミのようなデザインは特徴的ですネ。

これは何だ!?



アウディかと思ったら、Jeep・グランドチェロキーだった

日本車

トヨタ・カムリ
レクサスなど 日本勢は、デザインはバラエティ豊かですが
明るさは控えめのようです。

おまけ

ホンダ・N-VAN
かわいい^^


はたして 眩しいぐらいが有効なのか、
ベストな明るさについては答えが出しにくいですが。。
日中、走る全てのクルマが欧州基準の明るさでDRLを点灯していたら、
街の景色も 今とは変わって見えるような気がします。
暗くなっても無点灯・自転車の無灯火…などよりは、
安全性の面では ずっと良いと思います。
Posted at 2019/02/20 21:48:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車ネタ | クルマ
2019年02月10日 イイね!

トヨタの良心(トヨタ『ビスタ/ビスタアルデオ』・5代目・50系) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.5~

トヨタの良心(トヨタ『ビスタ/ビスタアルデオ』・5代目・50系) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.5~~マイフェイバリットなクルマたち Vol.5~

第5回は、トヨタの5ナンバーセダン『ビスタ』と そのワゴン版『ビスタアルデオ』(5代目・1998.7~2000.4MC~2003.10)です。

駆動方式:FF(4WDもあり)
搭載エンジン:2L 直4・1.8L 直4

<型式>
SV50 AZV50 ZZV50…FF(4AT) SV55・AZV55(4WD・4AT) ※アルデオは末尾にGがつく
S/A…2L Z…1.8L


5代目は、それまで兄弟車だったカムリと袂を分かったモデル。
近年の国産セダンとしては珍しいコラムシフト&ベンチシート(ベンコラ)で、
6人乗りのモデルもあります。
(この頃の6人乗りってーと、プロナード、10クラ/コン、ホンダ・エディックス、日産・ティーノ?)




ビスタ(後期型ZZV50・H12)
2010.3.2


ビスタアルデオ 200S 4WD(後期型SV55G・H12)
2009.6.25

このクルマは、トヨタの良心だと思います。
ひとことで表すと、ずんぐり不恰好で 広くて 明るくて 軽快で ソフト。(ひとことじゃねーだろ)
5ナンバーのセダンで、全高1500mm超。
うちのGXS12クラウンとほぼ同じディメンションです。
奥さん、これどういうことかわかりますよね?
子供が絵で描くような、凸形の わかりやすいクルマのカタチになるんです。
このビスタ/アルデオを見た多くの人は、カッコ悪いと思うかもしれません。
(アルデオのほうがいくらか違和感は少ないかな…)
トヨタが”カッコ良さ”を放棄したのかどうかはわかりませんが、
不恰好であることは否めません。中山エミリが姫であってもです。
でも、それでいいんです。名(カッコ)を捨てて実を取る。人もモノも、中身が大事。
トヨタがこだわってつくったFRがプログレなら、FFはこのクルマでしょう。
不恰好(繰り返しすぎ)というのは、破綻しているという意味ではありません。
つるしで良いよりも、オーナーのセンスでカスタムして 良く見せてやる楽しみがあるってもんです。


<広大な室内空間>
5ナンバーサイズのセダン/ワゴンとしてはキャビンが望外に広く、とても快適です。
天井が高いので開放感があり、後席も広くて気持ちがいいです。
セダンのビスタ、ワゴンのアルデオ、どちらも良いです。
(セダン/ワゴンではありませんが、同時期の5ナンバー車では オーパもかなり後席が広いです)


ビスタ(後期型)の後席 “不恰好”の恩恵


ビスタアルデオ(後期型)の後席
うちのクラちゃん並みの広さ


<乗り心地>
いわゆる”トヨタ的乗り味”なのですが、それもここまでくると賞賛に値します。
とってもソフトな乗り心地。(バックブザー音までソフト!)
サスとシートの相乗効果かな。似たところでいうと、初代イプサムあたりでしょうか。
このやわらかさは絶妙だと思うのです。

<エンジン>
直噴D-4エンジンの2Lと、D-4ではない1.8Lが設定されていました。
個人的には、フィーリングの面で 後者のほうが好みです。



ビスタ(後期型)のコックピット
センターメーター
オートエアコン
木目調コンビ4本スポークステアリング


ビスタ(後期型)
グラスエリアが広く、視界良好


ビスタアルデオ(後期型)のコックピット
センターメーター
オートエアコン
ステアマチック付3本スポークステアリング


キッコーマン表記以前 紀文表記だった豆乳
じゃなくて、ビスタ(後期型)のインフォディスプレイ
デジタル式スピードメーターの左側には、アンバー色のデカいインフォメーションディスプレイが。
ここはビルトインナビ(このグレードではオプション)の特等席なんです。
奥まった位置だから、視線移動が少なくてすむし 遮光もされて見やすいのです。
(他にこういう配置だったのはプロナード・現在はレクサス車が多く採用)


ビスタアルデオ(後期型)のインフォディスプレイ


空調表示


タコメーターは独立して常時表示させてほしいところ


<ビスタ/アルデオのその後>
MCプラットフォームを採用する車種の中で、ビスタの乗り心地はたぶんもっともソフト。
同プラットフォームで対照的にもっともカタい英国生産のアベンシスにバトンを渡し、
この代で 21年の歴史に幕を下ろしました。
ビスタという車名も 販売店名(→ネッツ店)も消滅。



我が家でマツダ・カペラに乗っていた90年代後半頃、買換候補としても考えた一台でした。
カタログも(コレクターではないので多くは処分してしまうのですが)、ビスタはまだ手元にあります。


当時のクルマ選びの条件は、「大人4人が快適に移動できるセダン」。
必然的に、優れたパッケージングを持った車種が挙がります。
マツダはバブって崩壊した後でしたので、初代プリメーラ、レガシィB4、GDIギャランなど
楽しみながら比較検討していました。(結局ATがぶっ壊れるまでカペラに乗り続けましたが…)
※右に写っている女性が、中山エミリ“姫”です


~マイフェイバリットなクルマたち~
Vol.1 トヨタ・ウィンダム2代目
Vol.2 トヨタ・エスティマ初代
Vol.3 日産・ティアナ2代目
Vol.4 ホンダ・フリード初代
Vol.5 トヨタ・ビスタ5代目
Vol.6 トヨタ・センチュリー2代目
Vol.7 VW・ゴルフ5代目R32
Vol.8 VW・ボーラV5
Vol.9 ホンダ・レジェンド4代目
Posted at 2019/02/10 16:37:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車インプレ トヨタ | クルマ
2019年02月09日 イイね!

いいほうのHonda!(ホンダ『フリード』初代・GB3/GB4型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.4~

いいほうのHonda!(ホンダ『フリード』初代・GB3/GB4型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.4~~マイフェイバリットなクルマたち Vol.4~

第4回は、ホンダのコンパクトミニバン『フリード』(初代・GB3/GB4
・2008.5〜2010.11/2011.10MC~2016.9)です。

駆動方式:FF(4WDもあり)
搭載エンジン:1.5L 直4

<型式>
DBA-GB3…FF(CVT) DBA-GB4…4WD(5AT) ※2011.10追加のハイブリッドはDAA-GP3


自分は 国産車ではトヨタ車に乗る機会が多く、小はピクシス 大はメガクルーザー
トヨタばかり乗っていると、(まぁこんなもんなんでしょ)ってかんじで
落としどころとして最良なのだろう と錯覚してしまいがちです。
他社のクルマに乗っても (やっぱりトータルでみたらトヨタかな)と思うことが多いのですが、
(トヨタとは違う こんな良さもあるのか)と驚くこともあります。
ホンダ・初代フィットは 目を覚めさせてくれた一台でした。
2代目にも乗りましたが、広大な室内空間を得た優れたパッケージと ファンな走りは
しっかりと受け継がれていました。


今回紹介するのは、同じくホンダの 初代フリードです。
初見 スタイリッシュでスライドドア車と思わなかったエクステリアではありましたが、
前回の日産・ティアナ同様 カタチからは走りの良さを想像できず、
全く期待しないで乗ったクルマでした。

元彼女が新車で購入した直後 2010年5月に試乗しました。(前期型・H22)
夕方、三鷹から 東京ドームのある水道橋まで。と、夜 帰り 家までステアリングを握りました。
このフリードが、この時期に運転したホンダ車(多くはないですが)の中で一番良かったのです。
(タイトルの“いいほうの”っていうのは 自分が日産車やホンダ車で
よく使う言い回しです。受け流してください^^; )

まず感心したのが、つぎはぎに工事されていた三鷹駅前の路面を
フロアをバタつかせずに 脚だけでいなして走り抜けたこと。
彼女の愛車には キャパ・3代目ステップワゴン・初代N‐BOXカスタム にも乗りましたが、
このような走りをしてくれたのはフリードだけでした。
(この“いなす脚”は 国産各社他車でもたまに経験しますが、
車全体トータルで優れていると感じるものはなかなかないです。
トヨタ車にはなぜかこれがないんだよなぁ…使用ダンパーだけの問題じゃないと思うんだけど。)

<ステアリングフィール>
EPS(電動パワーステアリング)の味付けが良くて、ちょっとした楽しさもありました。
スポーティに振った2代目ストリームのものが こなれてきたような感じです。
フィーリングが自然で、引っかかりがないです。

<エンジン>
(ホンダ車だというのに)記憶に残っていないのですが、たぶん
ミッションがCVTで 低い回転で抑えて巡航したからだと思います。
彼女の新車なので、ブン回して香ばしい匂いをさせるわけにはいきません。

<インテリア>
こちらにも感心。
インパネの立体的な造形と 惜しみなく面積をとったタン(黄赤色)の挿し色…
そのセンスには、「ボンジョルノ!あなた、イタリア人?」と問いかけたくなりました。
3代目ステップワゴンの時には 立体的造形が前方視界としては多少違和感があったのですが、
このクルマにはそれは感じませんでした。


3代目ステップワゴンの立体的造形が より洗練された感じ


(暗くてわかりにくいですが)左右に通った挿し色(合皮?)が、イタ車みたいでおしゃれ


美麗なメーター
このフリードに乗って気になった点は、シフト表示の輝度が高くて一寸眩しかったことぐらいかなぁ?
2010.5.24


いやほんと、This is サイコーにちょうどいいホンダ。
操作系にしても、車体にしても、動きの中で 変な重さを感じる部分がないのです。
アシはしなやかで、フラットな乗り心地。音も静か。素晴らしい出来でありました。
調べてみると、プラットフォームは2代目フィットのものを流用しているようですね。

ライバルとして思い浮かぶのは トヨタ・初代シエンタですが、
ストリームvsウィッシュ/アイシスと同じく、乗り比べてみると
メーカーの個性というのか 違いが感じられて楽しいです。

フリードは、2016年9月に 2代目へとモデルチェンジしました。
初代で追加されたハイブリッド仕様も同じようなかんじなのか、
怒り顔テールの2代目にもこの走りが継承されているのか、
それぞれ興味があるところです。





この時行った野球観戦のことは全く記憶にございません


DOPナビ取外し(いきなり整備手帳)

1.グローブボックス側から手を入れて、ナビ手前のトレイを押し上げて外す
2.トレイを外すと現れる 奥のビス2本を、下に落とさないように慎重に外す
3.2DIN・エアコン吹出口一体の枠を外す
(3が手間取る。ガッチリはまってて ビクともしない。
こじる隙間はいちおう下部にあるんだけど、小さすぎるうえ 工具を使おうにもスペースが狭い。)
2012.12.16


TVキット取付
お、挿し色の写真あるじゃん!
2012.12.16


~マイフェイバリットなクルマたち~
Vol.1 トヨタ・ウィンダム2代目
Vol.2 トヨタ・エスティマ初代
Vol.3 日産・ティアナ2代目
Vol.4 ホンダ・フリード初代
Vol.5 トヨタ・ビスタ5代目
Vol.6 トヨタ・センチュリー2代目
Vol.7 VW・ゴルフ5代目R32
Vol.8 VW・ボーラV5
Vol.9 ホンダ・レジェンド4代目
Posted at 2019/02/09 17:29:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車インプレ ホンダ | クルマ
2019年02月07日 イイね!

目からウロコのオモテナシ(日産『ティアナ』2代目・J32型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.3~

目からウロコのオモテナシ(日産『ティアナ』2代目・J32型) ~マイフェイバリットなクルマたちVol.3~~マイフェイバリットなクルマたち Vol.3~

第3回は、日産の大型FFセダン『ティアナ』(2代目・J32
2008.6〜2012.6MC~2014.2)です。

駆動方式:FF(4WDもあり)
搭載エンジン:3.5L V6・2.5L V6・2.2L直4(4WD)


叔父の所有車を 短い時間でしたが試乗しました。
試乗グレード:250XV(後期型・H24)



正直言って、動かす前は その良さを全く想像できませんでした。
同時期に乗ってみた数車種の日産車に 走りや質感の面で
ガッカリしたこともあり、全く期待もしていませんでした。

しかし、クルマというものは 乗ってみないとわからない。(だから面白いのですが)
いや〜、素晴らしかった! 目からウロコです。

フラットライドなサスペンション。
エクストロニックCVTのダイレクト感。
初期の頃のとは別物のフィーリングになったVQエンジン。

ティアナには FFセフィーロ後継のイメージを持っていたのですが、
全体的にプレーンな印象だったセフィーロに対して 別のクラスのように上級に感じました。
(同時に、シルフィのクラスにこの質感を持ってこれたら最高だろうなぁ と思いました)


大型のセダンとしては、ステアリングホイールが小径に感じました
3本スポーク的4本スポーク!?
2013.1.5


ちゃっぷい、ちゃっぷい。。


別物VQ
2.5リッターV6エンジン VQ25DE
第1回で紹介したトヨタ・ウィンダムの2MZ-FEがキレ、
ホンダのJ型がコク(キレもあるけど)、だとすれば…
それらをあわせ持ったような回転フィーリングでした。
このエンジンならではの個性がしっかりあります。
レギュラーガソリン仕様なのもGOOD。

<ライバルと比較して>
同クラスのセダンですと、トヨタのマークXは ステアリング握る手にちょっと力が入るような
地を這う走りを楽しむ 男の(と言っては語弊があるか)ドライバーズカー…
2代目130系ではその完成度もかなり高められたと感じました。
ティアナは それよりは軽快な指向。
(本来は 同じFFのカムリあたりと比較すべきなのでしょうが、
走りが良かったので 自分の頭の中で マークXを勝手にライバルにしていました。
同時期の40系カムリもそつなくまとまってはいます。)
室内は、セダンとしてはタイトなマークXに対し、ゆったり感がありました。
雰囲気も明るく、初代のキャッチフレーズだった「モダンリビング」は健在です。


「SHIFT_hospitality おもてなしをシフトする」
シルキーエクリュ(スエード調)+艶消し木目調内装
助手席には電動オットマン装備。アルファードもビックリってぐらい快適です。
2013.1.5


吟味されたマテリアルで質感に優れた、センスの良い明るいインテリア
2016.11.19


ナビの操作は試しませんでしたが、空調とオーディオの各種スイッチは独立して設けられているので操作性は良さそうに見えました。デザインに寄って物理ボタンが押しにくくなったり省かれたりしていない、自分好みのタイプ。
2016.11.19


< 気になった点>(粗探し的)
・狭い路地で曲がる時に 鼻先が一寸邪魔に感じること。
試乗グレード「XV」の最小回転半径は5.7mもあるから、致し方ない。
フロントのオーバーハングも長い大型FF車の宿命。
(XVのタイヤサイズは215/55R17。205/65R16のXEなどだと5.3m。切れ角の違いもあるのかな?)
・ダッシュボードまでまわりこんだアイボリー色内装の フロントウインドウへの映り込み。
・クルマ自体の高い質感にそぐわない、ボンネット開閉のつっかえ棒と ホーン音
(この点 叔父から相談?があったので、ボンネットダンパーのほうは自分には無理だけど、ホーンはミツバのをプレゼント)
このぐらいです。


<初代と3代目>
初代J31型と、この後の3代目L33型には、まだ乗ったことがありません。
時代の趨勢でしょうか、3代目ではV6が落とされて直4エンジンのみになったのがちょっと残念。
エクステリアは いい感じに進化してますね。
海外ドラマ「24レガシー」でNYの橋が爆破されるシーンがあって
一瞬 3代目“らしきクルマ”が走り抜けるんだけど、これがですね
ティアナを凝縮したようなデザインのシルフィ(3代目B17型)と見分けがつかなくて、
1コマ単位で一時停止してもどっちか特定するまでに時間がかかりました。(何してんだオレは)
リアバンパーのサイドのラインでなんとか判別できたんだけど、結局どっちだったんだっけ?





中身の印象の良さで、それまで個人的にはあまり好みでなかった
6ライトウインドウ(日産のセダンでは早くから採り入れられている)のエクステリアが
流麗に見えてくるのだから不思議なものです。
2013.1.5


お気に入りの一枚
栃木県足利にて
2016.11.19


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Posted at 2019/02/07 03:49:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車インプレ 日産 | クルマ

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