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2020年11月19日 イイね!

音楽♪ 『オールウェイズ』(アトランティック・スター) 1987

音楽♪ 『オールウェイズ』(アトランティック・スター) 1987『 Always 』
Atlantic Starr

(1987年)



YouTubeでたまたま観て、素晴らしいと感じた曲…の2回目です。

メロディがとても素敵。
(70年代・80年代はいいメロディの曲がたくさんあるなぁ)
それに加えて、男女2人ツインボーカルのハーモニーの交わり方…イントネーションが絶妙です。

曲は、グループの ルイス三兄弟によってつくられたようです。


<ボーカル>
デビッド・ルイス (David Lewis)
バーバラ・ウェザース (Barbara Weathers)

使われているのはエレクトリックピアノでしょうか、音色の重ね方もほぼ完ぺきですねぇ。(なんだ、ほぼって)

Lyrics


エレピ (ローランド)


※ジャケット写真は拝借しました (全部拝借だろ)
Posted at 2020/11/19 11:53:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2020年11月11日 イイね!

『りっくんランド』陸上自衛隊広報センター見学(埼玉県朝霞市)

『りっくんランド』陸上自衛隊広報センター見学(埼玉県朝霞市)昨秋、朝霞駐屯地内にある 陸上自衛隊の広報館
『りっくんランド』に行ってきた。初訪問。


<おうち出発>
りっくんランドは無料駐車場完備。
今日はプログレは留守番。GXS12クラウンで出動します。
うちの型のクラウンは、防衛省にも納入されているのだ。


目的地はたぶん一緒でありますね! (笹目通りにて)

■1/2tトラック■ (1996年~)
愛称:パジェロ (コガタ)
乗員:6名
外寸:全長4.1m×全幅1.8m×全高2.0m
重量:1.9t
製作:三菱自動車工業/パジェロ製造(岐阜県加茂郡・パジェロ、ホンダシティカブリオレなどを生産・2021年上期 工場閉鎖予定)
73式小型トラック(三菱ジープベース)の後継車両。
ラダーフレームのパートタイム四駆。
手作業で溶接箇所を増やして、ボディ剛性を高めているそうだ。
姿形に、往年のパジェロが重なって見える。
日本の道路事情に合ったサイズが使いやすそうで、
公道で見かけるたび (市販化してくれたらな)と思わせる車両。


出典:JGSDF
https://www.mod.go.jp/gsdf/


笹目通りを北上し、和光陸橋交差点を曲がって国道254号線へ。
約2kmほど走ると、左手に
「陸上自衛隊広報センター」とかかれたレンガ色の建物が見えてくる。
「朝霞自衛隊」信号を目印に、朝霞駐屯地に(東京方面からは)左折で入場。
※新座方面から来た場合、日中は右折進入不可のようだ


<朝霞駐屯地朝霞門現着>

☆防衛省 陸上自衛隊 朝霞駐屯地☆
JGSDF (JapanGroundSelf-DefenseForce) CAMP ASAKA
(りっくんランド駐車場から撮影)
その敷地は広く、埼玉県朝霞市/和光市/新座市・東京都練馬区にまたがる。
写真の朝霞門の他にも、南側「大泉門」・東側「和光門」・西側「新座門」があり、
駐屯地の登録住所は 正門と司令部が在る東京都練馬区大泉学園町となっている。

<りっくんランド駐車場へ>
りっくんの駐車場入口は、朝霞門をくぐってすぐの右。
敷地内ゲートの手前にあるから、手続きすることなく出入り可能。
(上の写真でトラックの前に隊員さんが立っている場所が、ゲート)

この陸自の2両は、ゲート通過を済ませて R254へ出る信号待ちをしているところ。
りっくん出入り時には これらの車両と交差する形になるから、注意しよう。

■3 1/2tトラック■ …かな?
愛称:3トンハン (オオガタ)
乗員:22名
外寸:全長7.2m×全幅2.5m×全高3.2m
重量:8.5t
製作:いすゞ自動車


出典:JGSDF

入ってすぐの右にある、この展示車両を目印にすると わかりやすいかも。
柵沿いに駐車場へと向かう。

■軽装甲機動車■
愛称:LAV(ラヴ)、ライトアーマー
乗員:4名
外寸:全長4.48m×全幅2.04m×全高1.85m
重量:4.5t
エンジン:水冷ディーゼル 160ps
最高速度:約100km/h
製作:小松製作所
備考:車体に武装は無いが、機関銃車載射撃や軽対戦車誘導弾車上射撃が可能。
この個体は、イラク戦争初期に支援活動で海外派遣された車両のようだ。
後部の日本国マークの下に「JAPAN」、その下にアラビア語でも書かれている。
標準仕様とは細部が異なり、現地の環境に合わせた変更や 装甲の強化がなされている。
例:C-HR以上に景色が見えなさそうなサイド小窓部分も 標準車両より分厚い
加えて、敵国車両と誤認されないよう、
塗装には迷彩色を用いず 日本国旗も強調する等の対処がされている。
自衛隊の国際協力活動は現地評価が一際高かったとニュースで見聞きはしたが、
彼の地に身を置くのが如何なる事か この一台からだけでも緊張感が伝わってくる。
諸元は標準仕様のものかな、街を走るSUV程度の外寸で車重4.5トンもあるとは驚いた。
装甲と軽量化は相反する関係、ということだろうか。
愛車を陸自車両から選べるなら、1.LAV 2.高機動車 3.パジェロ がいいな。



出典:北部方面隊第二師団
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/


出典:北部方面隊第二師団


出典:JGSDF


<りっくんのおうち>

☆陸上自衛隊広報センター りっくんランド☆
場所:埼玉県朝霞市栄町4-6
車:国道254号線(川越街道 新座バイパス)沿い下り 外環道・和光ICから約1.5km
無料駐車場・駐輪場あり (乗用車約100台 大型バス4台)
電車:東武東上線/東京メトロ和光市駅 または 東武東上線朝霞駅徒歩20分
バス:西武バス大泉学園駅~朝霞駅 「南大通り」から徒歩15分
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/access/access.html


コロナ禍で、りっくんランドは抽選予約制になっていた。
予約は 午前か午後いずれかを選択。またいでの見学はできない。
この日の枠は 同行した友人が確保してくれた。休日は競争率が高いようだ。
午前:10時~11時30分
午後: 2時~ 3時30分
(あいだの2時間半は除菌消毒作業を毎日するんだそう)
滞在時間は最長でも1時間半。じっくり見てまわるとタイムオーバー確実。
陸軍関連史料を展示している「振武臺記念館」もあるのだが、そちらは早々に諦めた。

以前は、午前午後の区切りなく自由に入館できたそうだ。
予約で訪ねた平日午前の館内は、閉館日のように空いていた。

■対戦車ヘリコプター AH-1S■ 昭和59年度国産初号機納入
愛称:コブラ
乗員:2名
全長:16.18m (胴13.59m)
全幅(ローター直径):13.41m (ウイングスパン幅3.28m)
全高:4.19m
最大全備重量:4,536kg
エンジン:川崎重工T53-K-703 出力1134SHP(連続)×1
最高速度:約260km/h
巡航速度:約230km/h
航続距離:約520km
実用上昇限度:約5,030m
武装:対戦車ミサイル TOW(トウ)、70ミリロケット弾、3銃身20ミリ機関砲
製作:富士重工業 ※ライセンス生産 米国ベル社ヒューイコブラ(1963〜)の発展型
生産:90機 現在52機
自衛隊の機体や車両で、おぼろげに名が浮かんでくるのは1980年代前半まで。
時が止まった自分の頭の中では、昭和生まれのコブラも最新の戦闘ヘリ。
陸上自衛隊では 既に後継機AH-64Dが導入されている。
AH-64DJP:2002〜2013年配備13機 現在12機

光の反射による敵からの発見を防ぐため平面状風防とされた、対地攻撃陸仕様


ホール内には 同機の簡易シミュレーターが置かれている。
案内の男性隊員さんにすすめられ、搭乗体験をした。
始まってから終わるまで、小さい揺れ 大きい揺れ、常にゴトゴト揺れていた。
自動車と違って前方の景色から揺れ方の予測ができないから、短時間でも疲れる。
体験後、実搭乗経験があるという隊員さんに訊いたら、本物の方も 揺れはキツいものらしい。
運動性が重視されるだろう攻撃ヘリだから、民生機よりピーキーなのかな。




TOWは、有線のミサイル。(弾に紐がくっついてて、発射手が信号を送る)
発射後、その場から離れずに 標的命中まで照準を合わせてやる必要がある。
紐無しの方が良さそうに思えるんだが、無線は無線で
電波干渉(ジャミング?)があったりで 全てに優れるわけでもないようだ。








出典:JGSDF

コブラの乗り心地は、CAにブランケットを優しくかけてもらう旅客機とは違う。
何を目的とするか。目的のために何を優先して何を削ぎ落とすか。
ネジ一本の形・材質・位置にまで必然性があり、デザインのためのデザインはそこにはない。
…かどうかは定かではない。それっぽく表現したかっただけ。



■16式機動戦闘車■
略称:16MCV、キドセン
乗員:4名
外寸:全長8.45m×全幅2.98m×全高2.87m
重量:26t
武装:105mm砲 (日本製鋼所製)
製作:三菱重工
八輪独立懸架、四独ならぬ八独サスペンション。操舵は前側四輪。
展示車両は、試作車両と思われる。
試作車両:前側が絞り込み形状砲塔・ミシュラン製タイヤ
量産車両:前側が平坦な形状の砲塔・ブリヂストン製スタッドレスタイヤ


ミシュラン製の大きなタイヤ
コンバットタイヤ(ランフラット)と呼ばれるものかな?


アプローチアングルは何度かな?


出典:JGSDF



このキャラクター、媚びてないどころか 驚いて固まっているような表情がいいね。
名前は調査中。も、もしかして… きみが りっくん!?
ピクルス君やパセリちゃんに負けるなよ〜^^;


デフォルト表情よりもさらに驚いている。


うん、わたしは体験した! よくばって全部!
180° (360°?)、どの方向に振り向いても現実のように景色が動いて凄かった。
まさに、「VR」Virtual Reality=仮想現実。
そう遠くない将来、映画『アバター』の世界が現実に、そして
寝坊してもベッドで布団かぶって寝たまま出勤という 私が長年想い描いていた夢がかなうかもしれない。
(寝たまま出勤は、自分の中では アバターよりも先にある最終目的地)

視聴方法は、体験コーナーの女性隊員さんが親切丁寧に教えてくれた。(教育隊の人かな?)


ホールから、展示物が並ぶ お外に出ます。
VR視聴体験コンプリートに予定外の時間を費やしてしまい、
閉館時間が迫って大急ぎ。だが、全部撮る。

■遠隔操縦観測システム■
構成:無人機、統制装置、追随装置、簡易追随装置、発進装置、機体点検装置、機体運搬装置、作業車
通信手段:無線・有線
開発:防衛庁技術研究本部
製作:富士重工
備考:無人機と地上装置で構成。機体はプログラム制御により飛行させる。


出典:JGSDF


■UH-1H■
愛称:ひよどり
乗員:2(P)+11名
全長:17.39m (胴12.62m)
全幅(ローター直径):14.69m (シンクロナイズドエレベーター幅2.85m)
全高:3.95m (メインローター及びテールローター水平時)
最大全備重量:4,309kg
巡航速度:215km/h
航続距離:約420km
実用上昇限度:3,840m (全備重量2,994kg時)
エンジン:川崎重工T53-K-13B 900SHP(最大連続)×1
製作:富士重工 (米国ベル社ヒューイのライセンス生産 ※後継UH-1Jは共同開発)
UH-1B 1963〜
UH-1H 1973〜1991 133機
UH-1J 1993?〜
最新機種は、XUH-2(富士重工共同開発ベル412EPXベース)

自衛隊の航空機は、国産ではあっても、米国機をベースにしたライセンス生産が多い。
そのため、同じ形をしていても 違う呼称(愛称)のものもある。
ベル社のヘリ「UH-1」は、映画「地獄の黙示録」などベトナム戦争でのシーンが印象深い。
海上自衛隊のHSS-2(S-61)ヘリを見ると「あ、シーキングだ!」って
いつも呼んでたけど、シコルスキー社製のその愛称は 自衛隊機には出てこなかった。
航空自衛隊のF-15は、ミグ29…じゃなかった マクダネルダグラスのF-15イーグルだけど、日本では「F-15J」だったよな。
(やっと導入してくれたー ファントムから長かったから待ちわびたよ、
でもなんだか日の丸が小さくて迫力ないなぁ)、なんてね。
陸上自衛隊の航空機で印象に残っているのは、双発のヘリ「バートル」。
あと、オリーブドラブだったか迷彩色だったか、川崎「C-1」ジェット輸送機。
東京上空を 昔よく飛んでいたから馴染みがある。


後継のUH-1J (UH-1Hより鼻が長い)
出典:JGSDF



■74式自走105mmりゅう弾砲■
乗員:4名
外寸:全長5.78m×全幅2.87m×全高3.20m
重量:16.3t 
速度:50km/h 浮航6km/h
武装:105mmりゅう弾砲、12.7mm重機関銃M2
エンジン:三菱4ZF 空冷2サイクルV4ディーゼル 300ps/2200rpm
戦闘力不足が早くから露呈したため、生産は20両と少ない。


■75式自走155mmりゅう弾砲■ 昭和50年制式化・昭和52年度調達開始
乗員:6名
外寸:全長7.79m×全幅2.98m×全高2.55m
全備重量:25.3t 
速度:47km/h
エンジン:三菱6ZF 空冷2サイクルV6ディーゼル 450ps/2200rpm
武装:155mmりゅう弾砲、12.7mm重機関銃M2
製作:三菱重工(車体) 日本製鋼所(砲・砲塔)
備考:在道師団特科連隊装備用。従来装備砲の換装。
迷彩色が薄いのは、退色? 元からの色違い?


出典:北部方面隊第二師団


出典:北部方面隊第二師団

後継車両は、99式自走155mm榴弾砲↓

出典:JGSDF



■高機動車■
愛称:コーキ、コウキ、疾風
乗員:10名 (後部8名お見合い配置)
外寸:全長4.9m×2.2m×全高2.4m
重量:2.7t
製作:トヨタ自動車
備考:タイヤ空気圧調整装置・ランフラットタイヤ
※諸元は幌仕様のもの?
隣の榴弾砲同様 ボンネットの色が薄いのは、日焼けによる退色かな?

幌タイプの高機動車は公道でもたまに見かけるが、
この展示車両は 後部に誘導弾発射装置が搭載されている。
□中距離多目的誘導弾□
略称:中多
全長:約1.4m
胴体直径:約0.14m
重量:約26kg
製作:川崎重工(発射装置含む)
※諸元は誘導弾のみのもの



出典:JGSDF


出典:JGSDF


このコーキも、ボンネットの色が薄くなっていたっけ。
(2017.4.17 ファミレスの席から撮影)

当時 “米軍ハンヴィー(民生版は1992〜ハマー/ハマーH1)似”と揶揄もされた見た目はともかく、
そのつくりは“本物”。市販の街乗り四駆とは一線を画す。


高機動車の民生仕様、トヨタ「メガクルーザー」
(2009年撮影)


こちらは、ハンヴィーの民生仕様「ハマー(H1)」
H2やH3とは別物。
テリー伊藤氏が所有してたよな。
(2009年撮影)
https://www.amgeneral.com/what-we-do/platforms-automotive-systems/vehicle-lineup/
米軍のハンヴィーは、2015年に首都高神奈川線の横浜で一度見た。(追い抜いた)
何台かで連なり、うち一両は何かを牽引していた。
車幅があるのに車高は低いところが逆に存在感があって、
斜めになった後部形状も独特で、陸自の高機動車以上に すごく目を引いたなぁ。

さて、高機動車の話に戻ります。
通常、動力を伝達してタイヤを回転させる役目を持つドライブシャフトは、
車輪(ホイール)の中心部に在り、
サスペンションに手を加えてタイヤ径を大きくして地上高を確保しても、
直線状もしくはそれに近い車軸・デファレンシャルギヤの位置は動かしようがない。
しかし この高機動車には、四輪駆動車で見慣れた後輪車軸が見あたらない。

転載禁止

通常は車軸がある車輪中心にはサスアームが位置しており、
そのサスアームの上に 蛇腹状のブーツが見える。
ここがドライブシャフト(ユニバーサルジョイント)だと思う。
ハブ(ホイール固定部)に複数のギヤを組み込み、
ドライブシャフト端部のギヤが 車輪中心部側のギヤを回転させる、
「ハブリダクション機構」を採用している。
ドライブシャフトを直結させずに独立機構を組み込むアイデアは、
古くは ホンダSシリーズのトレーリングアームサスケース内蔵のチェーン駆動、
最近ではEVのインホイールなど 他にもあるが、
ハブリダクションは 地上高確保のためのメカなのだろう。
デメリットがあるとしたら メカの複雑化とバネ下重量増加、(想像だけど)こんなあたりかな?

高機動車は、4WS(四輪操舵機構)も備える。
前輪の舵を切ると、後輪は弧を描くように逆を向く。
逆位相と呼ばれる、小回り性能向上が目的の操舵だ。
その効果はというと、あるなんてもんじゃなく、
まるでヤリスのようなコンパクトカーを運転しているかのように 面白いように旋回する。

転載禁止
ネコちゃんワンちゃんが飛び出して来ようが、のび太が大の字で寝てようが、
避けきれなかった時の罪悪感に苛まれずにすむ、余裕のロードクリアランス。


高機動車と共通のシャーシを使うトラックもある。

■1 1/2tトラック■
愛称:1トンハン (チュウガタ)
乗員:3名
全長5.5m×全幅2.2m×全高2.6m
重量:3.1t
製作:トヨタ自動車
出典:JGSDF

高機動車と違って4WSが付かないため、小回り性能では劣る。
ショートホイールベース化により4WSレス、というのは
後付けされた理由にしか思えない。
低速時の据え切りの重さが全く違う。車庫入れなんかは雲泥の差だ。
構造がシンプルなぶん、耐久性では有利かもしれない。

コーキも、1トンハンも、見た目の印象に反して 運転自体は意外にも楽。
トランスミッションはオートマチックで、世の市販車と何ら変わらない。
並みの乗用車より快適な両車であるが、2.2mある全幅にだけは注意をはらう必要がある。
1トンハンの方は、ご覧のように 近年のトラックとしてはミラーが小さい。
夜間の運転などでは、助手席側はかなり確認しにくいはずだ。
車線変更したさそうな挙動を感じたら、車間スペースを大きくとって迎えるべし。



■94式水際地雷敷設装置■(左) ■87式自走高射機関砲■(右)※試作車両

・94式水際地雷敷設装置・
乗員:3名
外寸:全長11.8m×全幅2.8m(陸上姿勢)/4m(水上姿勢)×全高3.5m
全備重量:16t(空車)
最高速度:50km/h(陸上車輪走行) 11km/h(6kt)(水中プロペラ推進)
最大出力:239kW/2800rpm
開発:防衛庁技術研究本部
製作:日立造船
備考:平成2年度から開発。平成6年度に制式器材として制定。
海岸の水際地雷原を構成するために使用。


出典:JGSDF


水陸両用車は、民間のバスだろうとすげー存在感あるぞ^^; (たぶんSKYduckの塗装前)
(2011.4.25撮影)


・87式自走高射機関砲・
略称:87AW 愛称:スカイシューター、ガンタンク
乗員:3名
外寸:全長7.99m×全幅3.18m×全高4.40m(起立)
全備重量:約38t
武装:90口径35mm(エリコンKDA)高射機関砲×2
速度:約53km/h
エンジン:三菱10ZF 空冷2サイクルV10ディーゼルターボ 720ps/2200rpm
開発:防衛庁技術研究本部
製作:三菱重工(車体)、日本精鋼所(砲塔)
74式戦車を元に開発された対空砲。
備考:局地防空用の自走型近距離対空火器で、師団の高射連(大)隊に装備し、
主として機動的に運用される部隊などの対空掩護用の火器として使用される。
35mm二連装高射機関砲(L90)を装甲・自走化したもので、
74式戦車の車体に砲システムを搭載。
捜索レーダー・追随レーダー・射撃統制装置が一体となってデジタルコンピュータと連動し、
目標の発見・補足・発射までの過程がリアルタイムで計算され、動揺修正も自動的に行われる。
自走高射機関砲(M15・M42)の後継として、昭和57年度から開発に着手。
当初は61式戦車車体であったが、その後74式戦車に変更された。
参考輸入の機関砲(エリコンKDA)を載せた砲塔部(日本製鋼所)と
FCS(三菱電機)の組み合わせに苦慮した経緯を経て昭和61年度に開発完了。
昭和62年度(4両)調達開始。
出典:JGSDF
生産両数:52



■89式装甲戦闘車■ ※試作車両のため細部が異なる(前部のポコポコ四角枠とか)
略称:89FV(Fighting Vehicle)、FV 愛称:ライトタイガー
乗員:10名(3+兵員7)
外寸:全長6.8m×全幅3.2m×全高2.5m
重量:6.5t 
武装:90口径35mm機関砲KDE、対舟艇対戦車誘導弾発射装置×2、車載7.62mm機関銃
速度:70km/h
エンジン:三菱6SY31WA 直6ディーゼルターボ 600ps
トランスミッション:AT (前4速/後2速)



出典:JGSDF



■74式戦車■
略称:74TK 愛称:ナナヨン
乗員:4名
外寸:全長9.41m×全幅3.18m×全高2.25m(砲塔上面まで標準姿勢)
全備重量:約38t 
最高速度:53km/h
旋回性能:超信地
エンジン:三菱10ZF 空冷2サイクルV10ディーゼルターボ 720ps/2200rpm
武装:105mm戦車砲(日本製鋼所製)、12.7mm重機関銃、74式車載7.62mm機関銃
開発:防衛庁技術研究本部
製作:三菱重工
備考:レーザ測遠機、弾道計算機、砲安定装置等を持ち、正確・迅速な射撃ができる。
姿勢変換のできる油気圧懸架装置を持ち、路上および路外走行性能に優れ、
潜水渡渉も可能。低姿勢であり、優れた防護力を有する。

今でこそ古参に見えるが、74式の前の61式戦車が昔っぽい外観で
小型転輪だっただけに、とても近代的に感じたものだった。
曲面形状の砲塔は、装甲でカバーしきれない部分を
受け流してそらしてダメージを減らすという機能的な意味があるらしい。
あと、履帯(クローラー…俗に言うキャタピラー)の中の転輪(車輪)が、
上下に大きいでしょう? 自動車で言えば、大径ホイール+低偏平タイヤ…
愛車のシューズを もれなく?大径化するのは、
私の中では 61式→74式みたいなものなのです。


出典:北部方面隊第二師団


出典:JGSDF

1974年式… もう47年も経つのか。
F-14やF-15などの戦闘機、ツリ目塗装の183系L特急、近鉄2代目ビスタカー、
まつ毛が長いEF64電気機関車、ランボルギーニ・カウンタック、
いまだ色褪せない面々… 皆30年も40年も前なんだよな。

子供の頃に持っていたパズルのコレクション



■90式戦車■
略称:90TK 愛称:キュウマル
乗員:3名
外寸:全長9.80m×全幅3.40m(スカート付)×全高2.30m(標準姿勢)
全備重量:約50t
最高速度:70km/h
旋回性能:超信地
エンジン:三菱10ZG 水冷2サイクルV10ディーゼルターボ 1500ps/2400rpm
武装:120mm滑腔砲、12.7mm重機関銃、74式車載7.62mm機関銃
開発:防衛庁技術研究本部
製作:三菱重工(砲塔・車体) 日本製鋼所※(120mm砲)
※ドイツ・ラインメタル社製のライセンス生産
生産:341両?
備考1:陸上自衛隊の第3世代戦車。
技術研究本部が昭和52年に開発に着手して10年余をかけ完成。
昭和62年9月 2次試作車2両を領収
昭和63年12月まで技本の各研究所で技術試験
平成元年1月 別の2次試作車2両を領収し、東方・北方・西方管内で実用試験
平成元年1月 別の2次試作車2両を装備開発実験隊が領収
平成元年12月 陸上自衛隊の次期主力戦車として採用決定
平成2年8月6日 制式化
備考2:国産のハイテク技術を結集した90式戦車
口径120mm滑腔砲はドイツのラインメタル社製だが、それ以外はすべて国産。
大容量コンピュータを内蔵した射撃指揮装置の搭載で命中率を高め、
パッシブ方式の赤外線暗視装置で夜間でも昼間同様の射撃が可能。
砲安定装置により目標を自動追尾し、走行中でも射撃できる。
油圧制御を取り入れた自動変速装置と繰向装置によって、複雑な地形でも自在に走行できる。
複合装甲板による高い防御力を持つ。
自動給弾式の採用で乗員は3人、
貯蔵弾と燃料系統を乗員から完全に隔離して消化装置をつけ、
砲塔と車体の装甲には新素材の複合材を使って耐弾性を向上。
側面防護スカートをつけるなど、生存性を高める様々な工夫が凝らされている。

74式の53km/hでも速いのに、最高速度70km/hって すごいなぁ。
10式より6トン 74式より12トンも重いのに〜。


出典:北部方面隊第二師団


出典:北部方面隊第二師団

74式の後継戦車は今まで知らなかったけど、米軍のM1エイブラムスのように角張っていったのだな。
目玉がカニみたい。


出典:JGSDF



■10式戦車■ 陸上自衛隊4代目戦車
乗員:3名
外寸:全長9.4m×全幅3.2m×全高2.3m
全備重量:約44t
最高速度:約70km/h
エンジン:三菱8VA 水冷4サイクルV8ディーゼル 1200ps/2300rpm
武装:120mm滑腔砲(日本製鋼所製)、12.7mm重機関銃、74式車載7.62mm機関銃
開発:防衛省技術研究本部
製作:三菱重工
備考:対機甲戦闘・機動打撃、特殊部隊攻撃対処などの能力が大幅に向上。
最大の特徴はC4I(指揮・統制・通信・コンピュータ・情報)機能で、
陸自ネットワークに組み込まれ、戦車同士が情報を共有できるほか、
普通科の野外コンピューターネットワークとも連接し、普通科部隊と一体化した作戦行動が可能。

キャタピラの車輪部分が、90式よりさらに大きく覆われているね。


出典:北部方面隊第二師団


出典:北部方面隊第二師団


出典:JGSDF


このブログの下書き編集中、タイムリーに、
陸上自衛隊の戦車部隊が参加した 米・カリフォルニアの砂漠での合同訓練の様子が
NHKの番組(再放送)で放映されていた。
「自衛隊が体験した“軍事のリアル” 〜密着世界最大級の軍事演習場」NHKBS
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/4JJGX2LPYL/
展示で見た陸自の戦車も登場して (おっ!)と思った一方、
国内の演習では周辺住民に遠慮して火薬を少なめにしているとか
より実戦に近い演習をおこなうと防衛の域を超えていると批判されるとか、
実戦に近い訓練が単純によしとされない部分で いろいろと考えさせられた。
やはり難しい立場にあるんだな…。

〜〜〜〜〜

ホールに展示されていた16式機動戦闘車を見た時、ある光景を思い出した。
あれは11年前、2009年の秋のことだった。


え、人の頭!?


なぜ、公道に!?
思わぬ事態に直面した私は、動揺しながらも 必死に装甲車を追った。

追走しながら、格納カバーのロックを解除して開き 手動スイッチで照準を定めた。
いつもなら数秒でロックオンできるのに、今日に限ってなかなかうまくいかない。
落ち着け。落ち着くんだ。

そう、この時 私は レクサスLS350を運転していて、ドアミラーの鏡面位置調整をしたかったのだ。
なんで収納式なんだよ、せっかくの装甲車かぶりつき砂かぶり特等席だってのに
これじゃブラインド操作できないじゃんか、昔の日産車じゃないんだからさ~。ふぅ…。


視界補助のためにか、隊員さんが上半身を出している。
環八を流れに乗って走ってるぐらいだから、運転手からも見えてはいるとは思うけど…
移動時の必須事項なのかもしれないね。
そういや、ミニバンのサンルーフから顔出してはしゃぐ子供、最近あまり見ないな。危険だぞ。


ぶつかり稽古に応じるボンゴバン という設定で、受け止められるか吹っ飛ばされるか見てみたい。


♪右折レーンが あります
♪まもなく 右折 です
♪その先100メートル、東名高速道路 東京インター 入口 です
出発地:りっくん自宅(朝霞駐屯地)?
目的地:りっくん別荘(東富士演習場)?
ここを曲がるのなら、東名に進入するのはほぼ間違いない。
無理すればマックのドライブスルーに入れなくはないが。
アンテ… (いかん解読される) 空中線は寝かせているようだな。
一つ前の写真のたった数分後なのに、隊員さんの場所が変わっているぞ。
右折にそなえて左前端の安全確認かしら。

ロックオン解除 ぽちっとな。


ガガッ ガガーッ!
むむっ? ラジオの音に無線電波が混入してきたぞ? レクサスだろうとAM聴く事までオレの行動を把握してるとは… かなり手強いぞ…

りっくん:「目立たず便所に立ち寄れる休憩地点をあなたは知っているか?」
オレ:「あ、りっくんかぁ、びっくりしたなぁ もぅ。うーんと、由比がおすすめだけど、目的地の東富士通り越しちゃうから 駒門かなぁ。改装されてからまだ行ってないけど、自衛隊関連のお店もあるから楽しいよ。」
りっくん:「着払い宅急便の支払いにななこやらくてんぺいが使えることをあなたは知っているか?」
オレ:「そうなんだよ、小銭用意しなくて済むから良いよね。ドライバ… じゃなかった 運転手さんも助かるだろうし、ウィンウィ… いや カチカチ山だよね。」
りっくん:「朝一で小銭が潤沢でない時に、千円以下の代引に くしゃくしゃの一万円札を堂々と差し出してきた めぐみ(仮名・二十五歳女性)、ゆ・る・せ・ん…」
オレ:「りっくん、副職してるの? 小銭箱携帯して時間損失対策万全な佐川さんはそのへんはさすがだと思う。配達の仕事はきついよね…冷蔵宅急便の牡蠣届けたいのに何時行っても留守でそろそろ危険な時とか、全荷物が天地無用上積み厳禁だった時とかさ。」
りっくん:「郵便局での支払いにも、ななこやらくてんぺいが使えることをあなたは知っているか?」
オレ:「うん、知ってる。りっくん、広報担当だけあって情報収集が半端ないね。この前 女留借で売れた車載用携帯通信端末を発送したら五百十円もかかったよ、規格外の定形外郵便料金はかなり値上がりしたね。でも、楽天凄い特売の回胴式遊戯で当てた期間限定仮想通貨を消化できたよ。りっくんも楽天派?」
りっくん:「還元率を しれっと五厘に減らしやがったぺいぺいを使うぐらいなら、一分付く後払板の方が余程良い。」
オレ:「あとばらい板? 右折するまでの間に沢山話せたね、りっくん。続きは線で送るね、大連で個人情報管理してる通信手段で。」


似ていると思ったこの装甲車だが、16式機動戦闘車とは色々違った。
コンバットタイヤの装輪装甲車という点は同じだけど、
2輪少ないし、砲塔が無いし、重心も高そう。
後部が丸々開きそうな形してるから輸送用かな?
https://racco.fc2.net/blog-entry-172.html
(2009.2.5撮影)


■82式指揮通信車■
略称:CCV 愛称:コマンダー
乗員:8名
外寸:全長5.72m×全幅2.48m×全高2.38m
全備重量:約13.6t
武装:12.7mm重機関銃M2?、62式7.62mm機関銃(必要に応じ)、5.56mm機関銃MINIMI?
最高速度:100km/h
エンジン:いすゞ10PB1 水冷V10ディーゼル 305ps/2700rpm
変速:6速MT
装輪式 3軸6輪駆動
開発:防衛庁技術研究本部
製作:小松製作所
備考:陸上自衛隊で初めての国産の装輪装甲車。
師団司令部、特科中隊(自走砲)等に装備。
…これかなあ?

しきつう派生車両 その1

□化学防護車□
細部が違うっぽい。
後部に、危険物等を採取する ロボットの腕みたいな「マニピュレーター」が付いている。
出典:JGSDF
調達数:47両?

しきつう派生車両 その2

□87式偵察警戒車□
略称:RCV 愛称:ブラックアイ
出典:JGSDF
調達数:47両?
これはもっと違うなぁ。。

~~~~~


【見学を終えて】
自衛隊関連施設の見学は、2008年に行った航空自衛隊浜松広報館以来。

今回のここ りっくんランドでは、
展示物を見てまわる間に 何人かの隊員さんと直に会話もできた。
入館の際の体温確認時・退館時の受付の挨拶も含め、
言葉、表情、姿勢、全てに元気があった。(元気だが 威圧感は無い)
日常ではあまり意識することのない自衛隊の今を知る、
その点でも有意義な見学だった。


【グッズ販売コーナー】
館の出入口付近には、自衛隊グッズ販売「ARMYSHOP SAKURA」がある。
この手の小面積店にしては珍しくクレカ・電子マネー利用可能。非接触支払い配慮?
小さい店だが、東名・駒門PA下り(移設前)になぜか存在した
自衛隊グッズ販売コーナーよりは広い。いや、狭いかも。

迷彩色などいろんな種類のマスクが売っていたが、決めきれずにタイムオーバー。
前回記事で紹介した防衛糧食だけをあわてて買って、
いろいろな思いを胸に 再訪を決意した。


帰り際、受付に ご自由にお持ち下さい箱があるのを見つけた。
その手の計らいを私が見逃す事はない。絶対にない。
置かれていたポケットティッシュには、予想外にバリエーションが豊富だった。
緑迷彩にするか 青迷彩にするか その他まとめて鷲掴みしてコンプリートするか。
「長男は青で、次男は緑で…」と、エア家族共演で煙に巻くことは容易だが、
紳士を演じた為、結果は写真のとおり。やはり再訪が必要だ。


ティッシュと同じ箱の中に、隊員さんの手作りと思わしき ミニ制服も置かれていた。
これがまた、「迷わせようとしてますよね!?
ティッシュとの激闘を終えて間もないこの私を!」と言いたくなるぐらい種類がある。

紳士はいつもいっこだけ。
ヒヨコ隊員所持品のレプリカのようだ。
細かくて、丁寧。ミニ制服づくりにも妥協はない。
陸上自衛隊に白い制服なんてあるの?



気分晴れ晴れ、写真の明るさも入館前の3割増し。(ほんとは2枚とも入館前に撮影)


・朝霞駐屯地について・
1932(昭07).5.1 東京ゴルフ倶楽部 朝霞コース誕生(日本人向けゴルフ場の草分け・世田谷区駒沢からの移転)
1940(昭15).09 陸軍省が陸予士学校建設用地として買収(ゴルフ場は狭山へ移転)
1941(昭16).10 陸軍予科士官学校開設 (市ヶ谷からの移転)
1945(昭20).09.02 終戦 GHQにより接収 米軍キャンプドレイク/キャンプサウス
1952(昭27).06.20 陸上自衛隊による使用開始
1960(昭35).03.15 陸上自衛隊朝霞駐屯地開設
1961(昭36).08.17 自衛隊体育学校創設(1964東京五輪 重量挙げ三宅義信選手 金・マラソン円谷幸吉選手 銅)
1978(昭53).03 振武臺記念館開設 (旧皇族舎・座間キャンプからの解体移築)
2002(平14).04.05 陸上自衛隊広報センター開設 りっくんの誕生日
※ゴルフ場誕生前の地名は 「朝霞」ではなく、新座郡膝折(ひざおり)村だった。
平安時代末期から続く地名であったが、ゴルフ場の名としては縁起が悪いとされ
倶楽部総裁である皇族 朝香宮鳩彦王の名を借りて「朝霞」が生まれたそうだ。
(香→霞…字が違うのは、そのまんまだとおそれ多いため)
膝折の名は消えず、駐屯地の西隣に 朝霞市膝折/朝霞市膝折町として現在も残っている。

ゴルフ場→帝国陸軍(学校/被覆)→米軍進駐(CAMP DRAKE)→自衛隊駐屯地…
年表なら端折ってまとめられるけど、この地について調べてみたら
駐屯地の敷地だけでなく 周辺一帯を併せて語るべき激動の歴史が
つい数十年前まで 見方によっては現在もまだ続いていると知った。
朝霞駐屯地は旧米軍キャンプ朝霞の一部であって、大部分が返還されたのはずっと後の話。
ゴルフ場ができて朝霞の名が付いてからまだ100年に満たない今までの間に
語り尽くせないほどの出来事を経てきた史実に、胸が詰まった。
和光市なんて、“高島平から足の先伸ばしたら はい埼玉県〜♪ ”みたいな
県境端っこ的認識(スミマセン…)だっただけに、よけい重みを感じた。


帰り道


自衛官三姉妹 AKINA NANAMI HARUKA 
友人が購入した物を撮らせてもらいました

〜〜〜〜〜〜〜〜

P.S.
急いで観てまわったので、車両型式や諸元など 何もわからず、
帰宅後に 陸上自衛隊の公式サイトなどから調べて加えました。
一部データは 一般サイトからも引用させてもらいました。
あとで照らし合わせて、間違いがあったらまた修正します。

---------------------------------------------------------------------------------
・訪問希望施設リスト・
未:日野オートブラザ・日産ヘリテージコレクション・ポッポの丘
・がすてなーに・小平市ふれあい下水道館・目黒天空庭園
済:町田リス園・成田さくらの山公園・りっくん
----------------------------------------------------------------------------
・本記事について・
掲載内容:2020年11月訪問時
一部写真&データ:許諾確認のうえ陸上自衛隊公式サイトより引用
----------------------------------------------------------------------------


【アルバムコーナー】
自衛隊についてブログで書くことはなかなかないので、過去写真も再掲。


2008年6月 航空自衛隊浜松広報館エアーパーク見学
トヨタ自動車元町工場などを巡る、東京発名古屋一泊バスツアーに組み込まれていた。
入口あたりに F-104未亡人製造機(三菱重工F-104J)がいて、
館内では 三菱F-1戦闘機のコックピットに
(ブルーインパルスはT-4よりもこの形のT-2の方がいいなぁ…)と思いながら座って、
外に出たら 隣接する浜松基地内の滑走路にF-15がいたんだっけ…?
記憶が薄れてるので実際は全然違ってたかも^^;


写真これだけ^^;
(2008.6.25撮影)

あ、そうだ。

航空自衛隊といえば、クラちゃん用に “ドライブレコーダーさつえいちゅう”のかわりに
百里基地ファントム偵察隊のスローガンを引用してつくった カッティングステッカー。
約1年前に、ファントムもフィルム撮影ももう古いとかで 終わってしまったんだってTT


東日本大震災で被害の大きかった北へと向かう、災害派遣のトラック
福島県相馬郡新地町に向かっていた自分とは 目的地も仕事内容も違うけど、
被災地の人のために動いていたのはたぶん一緒。
東北自動車道にて (2011.6.17撮影)
https://racco.fc2.net/blog-entry-868.html


ランサーワゴン
この景色は、板橋あたりかな^^
R254にて (2018.5.16撮影)


ランサーワゴン
R254にて (2018.5.16撮影)


1トンハントラック
環八通りにて (2017.2.18撮影)


トラックの荷台に積まれているのは何だろう?
環八通りにて (2017.2.18撮影)


「操縦訓練」のトラック
場所と方向からして、市ヶ谷駐屯地から出発した車両かも。
若松河田駅前にて (2017.3.28撮影)


信号にも届きそうな長いアンテナが両脇から生えていた。
東新宿の交差点を、北へ右折していったよ。
(2017.3.28撮影)
Posted at 2021/04/17 13:40:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車ネタ
2020年11月11日 イイね!

陸上自衛隊『防衛糧食』食べ比べ(シチュー・カレー・牛丼)

陸上自衛隊『防衛糧食』食べ比べ(シチュー・カレー・牛丼)埼玉県朝霞市の陸上自衛隊広報センターに行った時のお土産です。
(館内の紹介は 写真大量につき次記事にて^^; )

館内出入口付近にある自衛隊グッズ販売コーナー
「ARMYSHOP SAKURA」にて
迷彩色のマスクとともに目を引いたのが、『防衛糧食』。

熱源無しで 温かい食事がとれる。そして長期保存が可能。
一袋1,000円と なかなかのお値段だが、せっかくなので
売られていた3種類「牛丼」「カレー」「シチュー」
全部買って、食べ比べすることにした。

牛丼を例に、内容物を説明します。

『防衛糧食』 牛丼 朝霞防衛共販 
製造者:ホリカフーズ(新潟県魚沼市)

外袋
使用時に自立できるよう底部が広がっている。


別体の表紙


外袋裏面 作り方の説明


発熱剤 30g
有効期限:2027.6


発熱溶液 90g
裏面にLot.No記載あり「270526」
有効期限:2027.5.26?


レスキューフーズ 牛どんのもと 180g 356kcal
賞味期限:2024.1.22
(お湯or電子レンジでの調理も可能)


レスキューフーズ 白いごはん 200g 314kcal
賞味期限:2025.12.24
(お湯or電子レンジでの調理も可能)


レンゲ と 紙ナプキン

非常食として考えた場合、発熱剤 + 発熱溶液が重要なわけだよな?
発熱セットだけじゃお土産として面白くないし、
一袋で完結ってところに意義があるんだろう。
表記の賞味期限(2024年1月)は 牛丼のもの。ご飯は2025年12月。
発熱セットにいたっては2027年5月まで使える。
要するに、牛丼がかなり足を引っ張っている。
牛丼どけて、自分の好きなレトルト食品に入れ替えるのもアリ。
牛丼誰かにあげて、より賞味期限が長い物に入れ替えるのもアリ。
牛丼への愛が感じられないって? たぶん気のせいです。

次に、出来上がり写真を撮り忘れた「シチュー&ライス」の写真を添えて、作り方を説明します。

防衛糧食 陸型Ⅲ (シチュー&ライス)

賞味期限:2023.8.29




1.中の小袋を全て取り出し、開封した発熱剤を外袋内に入れて底部にセット
2.ご飯の袋・具の袋を、開封せずに縦に並べて入れる
3.開封した発熱溶液を外袋内に注ぐ (発熱剤と溶液が化学反応して沸騰する)
4.チャックを閉じて、約30分待つ
グツグツと煮立ち、蒸気口からは98℃の蒸気が噴き出す。
付近にお子様がいる時などは要注意。

作るのが初めてだと 記載の丁寧の説明でもわかりくい部分があり、
素早く準備するには それなりに訓練を重ねる必要がありそう。
まごついてる間に敵が攻めてきて、身を隠している間に
あつあつのシチューを食べられちゃうような事態は避けたい。

写真無くて申し訳ない…。
次いきます。カレー。

防衛糧食 陸型Ⅰ (カレーライス)

賞味期限:2025.12.24










まぁ 味はレトルトなんだけど、シチューもカレーも具が多くて、
特にシチューのビーフはちょっと贅沢な気分にさえなった。なかなか大したもんだ。

最後は、牛丼の感想。

防衛糧食 陸型 Ⅱ (牛丼)

賞味期限:2024.1.22


「特盛!」「昼のサラリーマン、とことんサラダ食わねーなー!」
「つゆだくだくご飯大盛り肉抜きで!」「もはや牛汁丼だね!」
「牛丼とカレー!」「みそ汁ダブるからオレにひとつくれ! 松屋は食券だぞ!」と、
注文と野次が飛び交う、吉野家、すき家、松屋…といったファストフード系の味ではない。
玉ねぎとしらたきが存在感を主張し、肝心の牛肉は陰でひっそり。
田舎でやっと見つけた食堂でいちかばちかで注文した時に出てきちゃいそうなやつ。
合コンに例えれば、玉ねぎとしらたきは仕切り役。肉食系男子。
女子と血液型教えあっても盛り上がれないオレは牛肉。草食系を装う男子。

仕切り屋の玉ねぎしらたきブラザーズに惹かれるならいいんだろうけど、
全体的な量も物足りないんだよ。カラ騒ぎはするが 中身がない。
内容量はシチューやカレーと同じ380g、
カロリーはむしろ一番高くて 670kcalあるんだけど…
戦闘糧食として考えた場合 食べた感が足りないのではないか?
あえて選ぶメリットは、手が滑って丸ごとひっくり返しちゃった時に、
こぼれる液体が少ないから 高機動車のオートマのシフトレバーの隙間に侵入しにくい、
ゆえに 砂漠でスタックせずに生存できる確率がわずかに高いぐらい。

シチュー隊員とカレー隊員に告ぐ。
サバイバルな状況下においては、
ミニ玉ねぎしらたき丼 もとい 牛丼をセレクトした隊員を意識しつつ食せ。
牛丼隊員からおねだりされることが高確率で予想される。
「ゴロゴロビーフのシチュー、ちょっとちょーだい」「カレーでもいいや、ちょっとちょーだい」
いずれかの台詞を耳にしたならば、(次は己ぞ…)と覚悟せよ。
特に、牛丼隊員の階級が己より高い場合は 十分なディスタンスを確保すべし。

防衛牛丼をほんの少しバカにしたが、あくまで 3つの中で の話。
お土産コーナーにこれ1種類しか売ってなかったら… 「次はないぞ!」(司令官忘年会にて)
ピンでも買ってもらえない牛丼。

この日この後、一緒に見学した友人宅で 奥様の手料理もご馳走になり、
パンもお土産にいただき、しあわせのパン洞爺湖気分で帰宅した。

しあわせの揚げパン
Posted at 2021/04/15 12:42:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 食べ物飲み物 | グルメ/料理

プロフィール

「17年間ずっとお世話になっているメーカー直営Dでの車検(2台12回)をやめ、ユーザー車検に挑戦した。
3年で2回(1.57倍)の値上げは受け入れ難く、その意思を伝えたいがためのひねくれた行動。48400+11000+11000=70400円が浮いた喜びより、寂しさのほうが大きい。」
何シテル?   02/17 10:48
・クルマいじりは、型にとらわれず 快適な物を積極的に採り入れるレトロフィットで楽しんでいます。あんまり大したことはしていません。 ・文体:短文敬体長文常体...

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