ganadorのマフラーにしてからこもり音が気になっていました。
気になるこもり音の発生状況は
走行中のエンジン回転域1300~1600回転付近で
加速中よりもアクセルぺダルから足を離すか、ほとんどペダルを踏んでいない状態での減速もしくは惰性での走行中です。
エンジン始動時やアイドル状態でのこもり音は気になりません。
でも、ある時、「あれ?こもり音が改善されてる!?」と思ったのです。
慣れたわけではなく、あきらかに改善されていました。
そのきっかけは
「リアの剛性アップボルト」を取り付けてからだったのです。
確信がなかったのでパーツレビューには書いていませんが・・・。
そこで、少し、調べてみました。こもり音の発生メカニズムについて。
すると、
日本自動車部品工業会の自動車用排気系技術マニュアルってのがありました。
250ページもありましたが、チョット見てみたら以下のような記述がありました。
もちろん全部読んでません。読んだのは3ページくらいだけ。
要約すると
「こもり音」とは
40~200Hzの騒音。
マフラーを起因とするこもり音の発生メカニズムは2通り。
1、
排気系の吐出音が車内の共鳴周波数と一致して発生する場合
2、
排気系の振動が車体に伝わり車内の共鳴周波数と一致して発生する場合
上記の改善策としては、
1の場合は
車内の共鳴周波数が一致しないようにすること
2の場合は
排気系のマウンティング位置の変更や剛性をあげる
以上です。
ここからはあくまで個人的な意見ですが、
1の場合の周波数が一致しないようにすることって個人レベルでは無理ですよね(設計上の問題ですよね)。
2のマフラーの取り付け位置も同じくどうしようもないですね。
低周波になればなるほど遮音は難しいというのが現状ようなので、
こもり音の一般的はデッドニングでの効果は以下のように考えられます。
一般的なデッドニングでのもっとも有効な遮音効果は1kHz付近から2kHzくらいなので
一般的なデッドニングではこもり音に対してあまり効果はないと考えられます。(多少は効果あると思いますが、ロードノイズの低減対策のようなレベルでの遮音はできないと思います。)
実際、先日、リアシートとスペアタイヤ収納部のシートを敷いただけの「なんちゃってデッド」にレジェトレックスを追加で施工しましたが、
ロードノイズには有効的でしたが、こもり音対策としての効果はほとんど感じ取れませんでした。
また、こもり音の40~200Hzを遮音する材料を探してみましたが、これと言って有効なものはありませんでした。
今回、自分のXVのこもり音が低減したのは「剛性アップボルト」を取り付けてからだったので
2の「車体の剛性アップ」がこもり音低減につながったのだと考えられます。
感覚的なものですが、いままで感じていたこもり音を100%とすると剛性アップボルト取付後には60%くらいまで低減されました。
また今回、運転席、助手席下のカーペットの切れ目でクッション材はない部分があったので、
ダメ元でサンダムの遮音テープを貼りつけ、シンサレートを詰め込んでカーペットの上にロードノイズ低減マットを敷いてみると、さらに50%くらいにまでこもり音が低減されました。
(あまり期待してませんでしたが、若干の効果があったようです)
剛性アップと床下のちょっとした遮音が効果があったということは、
1、さらに剛性アップパーツを取り付けてみる
2、床デッドニングをしてみる
ということでしょうか・・・。
ただし、床デッド自体はこもり音に対して本当に効果があるか分かりません。
床はマフラーのすぐ上なのでロードノイズには有効的だと思いますが、
振動を抑えることでこもり音低減に効果を期待できるようならイイかもしれません。
実際にリアシートとスペアタイヤ収納部のデッドでは効果なしだったので・・・。
今回の遮音テープ+シンサレート+マットもプラシーボだった可能性も否定できません。
1の補強パーツとしては、クスコのパワーブレース リアメンバーあたりを考えています。
2の床デッドは色々大変そうで・・・。時間もかかりそうだし・・・。
いろいろ書きましたが、結果としては、これからもこもり音に何が有効的なのか探っていこうとは思いますが、現状では、以前ほど気になるこもり音ではなくなってきているので
とりあえず、しばらくこのまま様子見でいこうと思ってます(多分)。
なにせ、剛性アップする前の状態でも、
家族に「こもり音気になる?」って聞いたら「・・・・・・?」って返事だったので。
このブログを読んで下さった方でこもり音に対して他にもいい対策知ってる方は是非教えてくださいm(_ _)m
ただし「純正マフラーに戻す」ってのはナシですよ(笑)。
この記事はあくまで個人的な意見です。
車種やその車の状態によって原因や改善策は違うと思われますので、
あくまで参考程度として理解してください。
また、同じような対策をしても同じように効果があるかは分かりませんので
その辺はご容赦を。
長々とブログを読んでくださりありがとうございました(^^)
Posted at 2014/08/18 13:23:28 | |
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