韓国の珍島沖で起きた客船「セウォル号」沈没事故で、乗客らへの救助措置を怠ったとして、殺人罪などに問われた船長のイ・ジュンソク被告(68)ら運航担当乗組員15人の初公判が10日、光州地裁で開かれた。イ被告の弁護人は罪状認否で、殺人罪について否認。他の被告の弁護人もほとんどの罪を否認し、全面的に争う姿勢を見せた。 イ被告の弁護人は「犠牲者らに恨みがあったわけでもなく、乗客が死んでもいいと考えて救護措置を取らず、自分だけ助かろうとして脱出したとの検察の主張は理解し難い」と強調。「操舵室から最後に救助された被告人に未必の故意があったとは容易に納得できない」と主張した。 船長をはじめとする乗組員の行った無責任な行動は非難されるべきものだと思う。でもねぇ、だからって殺人罪の適用には法律上無理があるだろ。どう考えても業務上過失致死。ところが法律上の無理が通ってしまう国と言うのが存在する。まずは、当の韓国。日本の寺から盗まれた仏像が、犯人逮捕によって無事に発見された。普通なら被害を受けた寺に返還されるべき所、仏像はもともと韓国にあった物だ(←これも韓国起源説?)と言う理由で、裁判所が返還を認めていない。韓国って法治国家じゃないのか?さらに上を行くのが中国。戦時中の賠償問題は解決済みなのに、今になって戦時中の契約義務に基づく賠償に応じていないとして、裁判所が海運会社の流れをくむ商船三井の輸送船を差し押さえた。今まで同様の訴えがあっても却下されていたが、最近の対日政策の変化で裁判所の判断が変わってしまうのだから呆れる。法を捻じ曲げてしまう国、先進国とは言えないよなぁ。