2015年07月01日
赤信号を無視したレースまがいの2台の暴走が、家族の未来を奪った。砂川市の交差点の事故で軽ワゴン車の一家5人を死傷させたとして、砂川署は30日、RVを運転していた古味竜一容疑者に自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑を適用した。同容疑者は「(交差点前で)赤信号を見た」と供述。軽ワゴン車に衝突した谷越隆司容疑者の乗用車と競うように走っていた状況などから、同署は両容疑者の共謀が成立すると判断した。
砂川の事故は、大変痛ましい事故だった。
容疑者達の無謀な運転は許されざるものだ。
ただ、記事の始まりに気になる一文がある。
赤信号を無視したレースまがいの2台の暴走が…
レース(モータースポーツ)はルールに管理された走行であり、暴走ではない。
レース中、赤旗が提示されれば、その時点でレースは中断され、走行中の全車が直ちにスピードを落として徐行する。赤信号を無視することは決してない。
『レースまがい』という言葉は、レースを危険な走行だと勘違いさせる。
欧米ではモータースポーツが文化として根付いている。
日本でもモータースポーツがだいぶ認知されてきていると思っていたが、まだまだ一般の人には理解されていないのかな、と思った。
プロレーサーでなくても、サーキットを走った経験がある者は、公道で暴走行為を行ったりはしないと思う。それだけ、公道で暴走行為を行う事が危険な事を知っているから。
カーレース=危険な走行という言われ方はモータースポーツに対して迷惑な話だ。
Posted at 2015/07/01 11:27:09 | |
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