
「原発が弾道ミサイルの攻撃を受けたら、どのぐらい放射性物質が出るのか」。山本太郎参院議員(40)が国会でこんな単刀直入の質問を繰り出したそうな。
日本がミサイル攻撃を受けたときのシミュレーションや訓練を政府が行っていることを確認したうえで、鹿児島県の川内原発について、最大でどのぐらいの放射性物質放出を想定しているかをただしたが、原子力規制委員会の田中俊一委員長が、原発へのミサイル攻撃の事態は想定しておらず、事故が起きたときに福島第一原発の事故の1000分の1以下の放射性セシウムが放出される想定だと答弁すると、山本氏は、怒りを露わにした。
「要はシミュレーションしていないんだ」
「あまりにも酷くないですか、これ」
「考えてみて下さい。今回の法案、中身、仮定や想定を元にされてないですか?」
「都合のいいときだけ想定や仮定を連発しておいて、国防上ターゲットになりうる核施設に関しての想定、仮定できかねますって、これどんだけご都合主義ですか」
うーん、言いたい放題である。
原発反対論者の山本太郎が原発の被害想定を質問するのは分からんでもない。
しかし、そもそも弾道ミサイルの攻撃を受けない様にするのが肝心ではないのか?
攻撃を受ける事を想定するより、どう守っていくのか、そちらも是非論議して欲しいものだ。
Posted at 2015/07/30 22:05:55 | |
トラックバック(0) | 日記