フロントドア内張りの外し方
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
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難易度 | ★ |
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作業時間 | 1時間以内 |
作業日 : 2014年04月09日
1
2
窓の前後にある黒いパネルを外します。
上から下に向かって、手で簡単に外れます。
勢い余って落とさないように注意してください。
3
ドアノブの所にビスがあるので、それを外します。
カバーをリムーバーで外してから、ドライバーでビスを外します。
【メモ】
リムーバーは、樹脂製のものより金属製の方が先端が薄く便利です。
スムーズに隙間に差し込めるのでキズの心配もなくオススメです。
4
プルハンドルと、ウインドウスイッチのパネルを外します。
■プルハンドル
奥にあるカバーをあけてビスを外します。
あとは、手で上にひっぱれば外れます。
(初めての時はかなり固いと思います)
■SWパネル
隙間から指を入れて上に持ち上げて外します。
コネクタが接続されているので、それも外します。
(メモ参照)
■黄○
最後に内張りパネルを固定しているビスをドライバーで外します。
【注意】
プルハンドル、パネルともに、リムーバーでこじってはずそうとするとパネルが凹みますので、使用する場合は隙間を広げる程度にとどめて、手で外す方がいいと思います。
【メモ】
助手席側は指が奥まで入らず上手くチカラをかけることができません。
指に厚く折り曲げた段ボールとか、何か高さを確保できるものをマスキングテープなどで巻き付けておくと外しやすいと思います。
5
カーテシランプに接続されたコネクタを外します。
内張りを外す途中でコネクタを外しても大丈夫です。
ケーブルやクリップに余計な負荷がかからないようにするためと、簡単なので事前に外しておきました。
運転席、助手席ともに、向かって右からリムーバーを差し込みます。
○運転席:車両後方から
○助手席:車両前方から
6
マスキングテープで印を付けた所がクリップの位置です。
■クリップ(12カ所)
赤枠のあたりに指を差し込む隙間があるので、そこから外していき、下側のクリップが外れれば、次は両サイドのクリップを下から上に向かって外していきます。
■上枠
すべてのクリップが外れたら、パネルを上に持ち上げて外します。
■ドアノブ
最後にドアノブを外します。
(詳細は次)
【注意】
パワーシート装着車は、メモリースイッチのコネクタを外す必要があります。
リバース連動OPを付けている場合は、ユニットがパネルに固定されているかもしれませんので注意してください。
【メモ】
1カ所目のクリップは、パネルを少し浮かせた所にリムーバーや、段ボールなどを隙間に差し込んでおき、しっかり手をかけて引っ張ります。
かなり固いので、結構なチカラが必要です。
7
写真は上からのぞき込んだ状態です。
下側からめくるようにすると、赤○のツメが外れます。
次に、ワイヤーがある方にスライドさせると取り外せます。
8
クリップは○印の12カ所あります。
■赤○
運転席、助手席ともにこの部分のクリップがボディ(ドア)に残っていました。
ボディにクリップが残った状態で取り付けようとすると、クリップを固定する部分が破損するので、必ず全てのクリップが内張りに取り付けられていることを確認してください。
■緑○
パネルを装着するときに、しっかり押さえたつもりでしたが、この2カ所のクリップがはまっていませんでした。
パワーウインドウSWのパネルを外した隙間から確認できますので、SWパネルを付ける前にクリップがしっかりはまっていることを確認してください。
■赤矢印
私の車の場合、リバース連動OPのユニットはこの部分に貼り付けられていました。
■黄枠
作業中ひっかけたりしないように、外したドアノブは、仮固定しておくと安全だと思います。
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