久々の更新になりました。
仕事が忙しくみんカラも長らく開いていませんでしたが、ようやく少し落ち着いてきました(^^;
いつの間にか冬も終わり、ドライブ日和も増えてきましたね♪
さて、昨年の秋に購入して半年近くになるボクスター。
日々接するごとにその出来の良さに感心し、自分の中での評価は上がる一方です。
もともと好印象ではありましたが、正直ここまで気に入るとは全く予想していませんでした。
この986ボクスターという車は、第一印象としては「適度なユルさ」を持ったクルマ、と私は捉えていました。
それは特にストップ&ゴーの多い街中を走っている時、サスの柔らかさやボディのしなり、クラッチペダルやシフトの操作感等から受ける印象のためだと思います。
快適性は申し分なく、いつでも気楽に乗ることができる反面、当初はこの(スポーツカーとしての)ユルさが嫌にならないかな?と、正直一抹の不安はありました。
それこそが、前車からボクスターへの乗り換えを決意した理由の一つでもあったからです。
しかし、幸いそれは杞憂に終わりました。
一度アクセルペダルを踏み込むと、前述の車の印象は一変します。
それまではやや「フワフワとした」、ともすれば頼りない感覚だったのが、4つのタイヤだけでなく面で路面に張り付いているかの如く車体は安定し、抜群のハンドリングを見せます。
急にボディ剛性が高くなったかのような錯覚さえ生じるのです。
その様な感覚下でのドライビング(特に高速道路)は・・・
言葉で上手く表現できないのですが、理屈抜きにただただ楽しく、病み付きになります。
また、ワインディングを気持ちよく走っている時に、よく言われる様な「自分を中心にクルマが回る」感覚を覚え、これがまた何とも言えない気持ち良さですね。
このため、ボクスターに乗り始めてから一つ大きく変わったことがあります。
私は月に1~2回ほど、270km程離れた場所へ仕事に行きます。
クルマで行くと片道4時間弱かかり移動だけで疲れてしまうため、これまでは渋々苦手な電車での移動を選択していました。
それがボクスターで通勤をするようになってからはこの4時間弱が非常に楽しい時間に変わり、迷うことなく毎度車で行き来するようになりました。
特に後半はずっと海沿いのワインディングを走るので、オープンにしているとさらに楽しみが大きく、いつも「もっと走っていたかったな・・・」と思う頃に現地到着です。
しかも、驚くほど体が疲れていないのですね。
ホールド性は高いとは言えないものの、その絶妙な硬さと、「おさえる所はしっかりおさえた」シート形状の恩恵もあるのでしょう。
そして納車から現在まで8000kmほど走りましたが、これまで故障の気配すらありません。
これはGT3も同様ですが、元々の車の信頼性の高さは言うまでもなく、しっかりと前オーナーさんがメンテナンスをされていて、かつ手放す直前まで(放置することなく)乗られていたことも一因かもしれません。
(久しぶりに動かした途端にいろんな所にガタが出たロードスターの場合とは対照的です。)
同じくらいの年式や走行距離の人気国産スポーツカーと比べてもリーズナブルな価格で、程度が非常に良く、これだけのドライビングプレジャーを日々得られるボクスターにはただ驚くばかりです。
当初の予算からは少しオーバーだったので悩みましたが、このクルマを選んで本当に良かったと思います。
前車の時はそれほど不満を感じていない時でも「次期車」を無意識に探す日々でしたが、現在はそれが全くなくなりました。
当分通勤車を乗り換えることはなさそうです(^^)
GT3はといえば・・・
昨年末にはガラスコーティングをしていただき、先日私の元に来てから初めての車検をクリア。
何事もなく1泊で帰ってきました♪
こちらは購入して1年半になりますが、今でも乗る度に「なんてすごい車だ!」と感嘆せざるを得ません。
とんでもなく高いボディ剛性。
それに負けず劣らず足回りやクラッチ、シフト等のストイックな感覚もありますが、何より痺れるように鋭いハンドリング。
997以降と比べると安定性に欠けるとも言われますが、私はこの「切れ味の鋭い」、神経を研ぎ澄まして走りたくなる感覚の方が好みです。
日常の喜びとしてはボクスターも十二分にありますが、いつも非日常の悦びを与えてくれるGT3はそれ以上に貴重な存在です。
主張は強くないが美しい佇まいや、どこかノスタルジックで有機的にすら感じるエンジンサウンドを聞いているだけでも幸せな気分になります。
無論その本来のポテンシャルを遺憾なく発揮する舞台がサーキットであることは明白ですが、街乗りをしているだけでもこれだけの感動を与えてくれるクルマです。
GT3を買うべきか否か?でもサーキットは走るかわからないし・・・
と迷っている人がいるなら、私なら買いに一票です(^^)
(私もいずれはGT3をサーキットに持ち込むつもりではありますが)
さて、そのサーキットが現在の主な活動の場となっているインテグラ。
万を持して車高調を投入!したのは良いのですが・・・
以前から気になっていた「唸り音」の精査目的に2月半ばから入院。
1年ほど前からエンジンの回転数が上がるのに伴い大きくなる独特の音が、サーキット走行を重ねるごとに確実に大きくなってきていました。
症状が酷い為に原因の特定が難しかったようですが、ようやく完治しもうすぐ帰ってきます。
同時にクラッチ・MTのO/Hもお願いしていて、車高調投入に伴いタイヤ・ホイールセットも一新する予定なので、いろいろと楽しみです♪