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2014年10月21日 イイね!

さらばロードスター

さらばロードスターバックミラーに映る元愛車・ロードスター。
リトラを上げたその顔は、いつになく無邪気に笑っているかのよう。
その表情を見て胸が締め付けられる様な思いで、新オーナーさんを帰路へと誘導しました。

ランデブー走行すること10分。
ロードスターは新しい住まいへと旅立ってゆきました。
昨日の夜のことです。


軽量ボディに素直なハンドリング。
余計な電子制御がなく、運転操作をダイレクトに反映する挙動。
低回転域では鋭いレスポンスを見せるエンジン。
何よりも、現代のクルマにはないキビキビとした走りはいつでも刺激的で、カタログ値130hpながらアンダーパワーを感じたことは一度もありませんでした。
25年も前から洋の東西を問わず語られてきた通り、ロードスターは紛れもなく立派なスポーツカーです。

しかし、通勤車として毎日乗っているうちに、次第に気になってくる点が一つだけありました。
それは、ボディ剛性の低さ。

ボディ剛性をNAロードスターに求めるのは見当違いだ、と言われればその通りかもしれません。
元々の設計に加えて19年という年月を考えれば、経年劣化やブッシュ類のへたりも少なからずあるでしょう。

一度でもNAロードスターに乗られたことのある方なら分かっていただけると思いますが、綺麗な道でも感じる独特の足回り(特にリア)の振動(「プルプル」感)。
少し凹凸のある路面を走る時の、明らかに分かる車全体のよじれ。

元気な時はこれでも良いのです。
しかし、通勤車として使う以上、残念ながら運転時には体も心も疲弊していることが多いのです。
48時間連続勤務の後に別の場所に移動してすぐまた仕事、なんてこともあります。
そんな時・・・
疲れた体にはこれらの振動がかなり堪えるのです。

この一点を除いては特に不満もなく、気付けば随分とリフレッシュもしてきただけにもったいないのですが、この車を運転していて楽しめていない事に気付いた時・・・
もっと相応しいオーナーさんがいるだろうと考えるに至ったのです。


しかし、中古車屋さんに売るのも何だか忍びなく、かといってそうタイミングよくNAロードスターに乗りたいと思っている人なんて見つかるわけないよな、と思っていた矢先のこと。

約2か月前になりますが、あるみん友さんのブログを何気なく読んでいて驚きました。
ロードスターをこよなく愛し、かつてはオーナーであり、今手元にはないが再びロードスターを強く求めている方がいたのです。
しかし、その方は本格的にレースにも参戦されている方。
街乗り仕様のロードスターなんて興味ないだろう、と思いダメ元でコンタクトを取ったのですが・・・
意外にも興味を持ってくださり、最終的には遠くから車を見に来ていただきお譲りすることに決まりました。

試乗してもらった際に助手席でその運転を見せていただいて、ただならぬドライビングスキルの持ち主であることはすぐに分かりました。
さすがはレーサー。
運転しながら、細やかなクルマの情報をじっくりと収集されているようでした。
試乗終了後、5分と経たずに正式に契約となりました。


それから2週間。
必要書類を揃え、納車となったのが昨日です。

本当は、感傷的になることなく淡々とロードスターを送り出すはずでした。
実際に直前までは冷静でいられたのですが・・・
あの表情をミラー越しに見た時、一気に込み上げてくる感情がありました。
それだけに、ロードスターへのただならぬ愛を持っておられる方が新しいオーナーさんで本当に良かった。

少し冷静になって・・・
自らの意思で手放しておきながら、なぜ自分でも驚くほど感傷的になったのか?と、考えてみました。
毎日通勤車として乗っていたということは、肉体的・精神的に最も苦しい時を一緒に過ごしてきたことにもなります。
クルマは車、あくまでも機械。
それは承知の上ですが、どこか戦友の様な意識を持っていたのかな、とも思います。



ロードスター。
2年弱の付き合いだったけれど、今までありがとう。
そして、引き続き乗って下さる新オーナーさんにも心から感謝です。

Posted at 2014/10/22 00:01:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2014年10月08日 イイね!

突然ですが・・・

ロードスターを手放すことにしました。
同車をお譲りする方はすでに決まっており、現在手続き中。



ロードスターの代わりとなる車ももうすぐ納車です。
詳細はまた落ち着き次第御報告させていただきます♪
Posted at 2014/10/08 01:06:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 徒然なるままに | 日記
2014年05月23日 イイね!

Breakthrough


昨年
11月のサーキット走行・先月の東西合同ツーリング。

楽しみにしていながら、いずれも直前に仕事が入り泣く泣く断念。
そんな経緯もあり、4月・5月と開催の走行会のため、これでもかというぐらい周到に準備を重ね()、無事参加することができました(^^)
今回の主役は乗る機会が減って拗ねている(かもしれない)インテグラ・場所は岡山国際サーキットです。

4月の走行会では、今度こそベスト更新を!と息巻いて一日走りましたが、目標は達成できず。

それどころか、終始アンダーが出っぱなし。
さらにその状態で「曲がれ!」と無理やりステアを切り足してアクセルも開けて、文字通りタイヤが悲鳴を上げるわショルダーがボロボロになるわで散々でした(T_T)
早めにクルマの向きを変えて・・・と頭ではイメージはできているものの、操作には結びつかず。なんだかずっと同じところで躓いている気がする・・・

後日師匠に車載を見てもらい、

・ステアの切り方がタイヤのグリップと連動していない(タイヤの「声」を聴いていない)
・ステアを切っている時にフロントの荷重が抜けてしまっている
・アンダーが出た時に、ステアを切り足すのではなくアクセル/ブレーキでそれを消すべき
との指摘をいただきました。
特に一番大事なのはしっかりフロントに荷重をかけて曲がることで、これができていなければそれ以上には上達しないし、タイム云々というレベルではない。


 これらを意識して、また自分の運転と師匠に乗っていただいた際の車載を何度も見比べてから5月の走行会(昨日)に臨みました。
そこで早速、(自分にとって)驚愕の事実が判明するのでした。


 



これまでコーナー進入時にはしっかりとブレーキを残しているつもりでしたが、「いつも通りの運転」をして客観的に自分を観察?すると・・・

なんと!!
せっかくブレーキングで一旦フロントにしっかり荷重をかけるのに、ステアを切り始めるころにはほとんどブレーキを抜いてしまっていました。
しかし、自分ではブレーキを残しているつもりたったのですね(T_T)
この自分の感覚と実際の操作のずれこそが、ステップアップのための最大の障壁となっていたのでした。


それが・・・
意識してしっかりとフロント荷重を残したままステアを切ると、嘘の様にすんなりとクルマの向きが変わります。

さらに、途中でもう少しステアを切りたい!と思ってもひたすら我慢。

アクセルでクルマの向きを調整し、最小限の舵角でコース幅を目一杯使ってコーナーを脱出。
タイヤの限界を超えさせず、グリップする範囲内でクルマを操れるというのがこんなに楽しいものなんだ!と感動しました(^^)
舵角も小さくなり、スキール音もタイヤの摩耗も変わりました。

上手な方からすれば、そんな基本的なことで?と笑われるかもしれません。
しかし、自分にとっては理屈と体の操作が初めて連動した瞬間であり、紛れもなくこれまでクルマに乗ってきて一番嬉しかった瞬間でした。

クルマはステアリング操作(だけ)で曲げるもの、という思い込みが見事に破壊された瞬間でもあります。
さらには師匠が「すごく良くなった!一緒に来てよかった。」と言って下さったのも本当に嬉しかったです。

 もちろん、無事に帰ってこられたからこそ言えることではあります。
2本目の後半、最終コーナー入口でオイルに乗り、グラベルの奥深くにダイブしてしまいました。

それだけならともかく・・・
実は僕がコーナーに侵入する前に1台クルマがグラベルに刺さっていて(後でこのクルマのドライバーさんが「オイルを撒いてしまいました」と仰っていました)、僕のクルマはこのクルマめがけて一直線(T_T)
しかし、当然ブレーキも効かなければステアも効かない。
直前で軌道がずれて事なきを得ましたが、かなりのスピードでしたし、あのままぶつかっていたらと思うとゾッとします・・・

 その後砂まみれで「クルマ大丈夫かな?」と思いながら臨んだレースでもスタートからかなり楽しむことができて、本当に充実した1日でした。
まだまだ、基本中の基本のきっかけがつかめたにすぎませんが、とにかく1回でも多く走って上手くなっていきたい。そう思っています。


今更ながら、クルマは本当に楽しいですね。
ますますやめられません♪(^^)

 これだけクルマを楽しめるのも、クルマのプロとしても人としても僕が全幅の信頼を寄せる師匠あればこそです。(注:以前も書きましたがマイスターカップ優勝者です。)
一向に上達しない弟子に怒ることもなく、また御自身のクルマが走りたくても走れない状態であるにも関わらず走行会についてきて下さり、同乗走行もしつつ、サーキット内を走り回っていろんなポイントから走りをチェックしていただきました。

全くもって頭が上がりません。いつも本当にありがとうございます。


思えば師匠に声をかけていただいて初めてサーキットを走ったのが
2年前。
年に数回の走行会しか参加できていませんが、ドライビングが好きな人間にとってはあまりにも魅力的な世界です。

僕自身が走る前にそうであった様に、サーキットを走ってみたいけれど敷居が高い・危険・クルマを壊しそう等のイメージからなかなかその一歩が踏み出せない方は案外多いのではないかと思います。
そういった方にサーキット走行の楽しさを伝えること、背中を後押しすることが、その魅力にはまった人間の使命かなとも考えています。
実際に身近なところで誘っている人もいるのですが(^^;、もしこのブログを読まれた方で興味を持たれた方がおられれば、是非一度サーキットに足を運んでみて下さい♪


Posted at 2014/05/23 02:35:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2014年04月02日 イイね!

桜の季節

朝は新社会人の皆さんが緊張した面持ちで歩き、昼はポカポカの陽気が眠気を誘う。窓を開ければ時にバーベキューの香り。そして夜はひんやりと心地良い風。
大阪はいよいよ春らしくなってきました。



春と言えば桜。
桜の季節はまた、オープンカーにとっても気持ち良い季節。
秋とともに、一年で最も通勤が楽しい時期です。

そんなロードスターは先日、購入してから初めての車検を迎えました。
デフオイル漏れの修理等予想外の出費はありましたが、19歳という車齢を考えればある程度は仕方ないでしょう。まだまだお世話になりたいと思います。

老若男女問わず誰もが楽しく、気軽に乗ることができるロードスター。
良い意味でプリミティブであり、ライトウェイトスポーツの楽しさをこれだけ幅広く世界中に伝えたクルマも多くはないでしょう。

ところで、この楽しさを味わっていると、とても気になるクルマがあります。
運転したことはないのでわかりませんが、この悦びを究極まで高め、ピュアスポーツに不要なものを潔く取り払うと・・・

ロータス??

と、短絡的すぎるかもしれませんが、偉大なるみん友さん達の記事から推測?妄想?します(^^.



さて、GT3はリヤタイヤの交換をしていただきました。

 


これが新品から街乗り2000km走行後のPILOT SPORT CUPの姿です。


 

もう少しタイヤに優しく走らねば・・・

いくつかの候補の中から今回選択したのは、インテグラで毎度おなじみのADVAN NEOVAです。
交換後、乗り味がマイルドになった・・・ような気がします。
一定以上のスピードレンジになると、高速で車線変更をした時などにタイヤがたわむ様な?クルマが振られる様な動きが出ます。(PILOT SPORT CUPでは同じ条件で出なかった動きです。)
最初はヒヤッとしましたが、少しずつ慣れたいと思います。
サーキット等限界領域での挙動はどうなのでしょうね。


さてさて、桜がまだ残っている・・・と思いたい今週の日曜日、第11回東西合同ツーリングに初参加させていただきたいと考えています。(後は緊急で仕事が入らないことを祈るのみです。)
参加される皆様、当日はどうぞよろしくお願い致します(^^)
Posted at 2014/04/02 01:49:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 徒然なるままに | クルマ
2014年03月03日 イイね!

ポルシェの洗礼?

ポルシェの洗礼?

久々の更新になりました。

GT3が我が家に来てから4か月。
相変わらず、乗る時間を多く確保できるわけではありませんが、その限られた時間の中で少しずつ車に慣れつつあります。


購入時からの変更点としては数点。



まず、初めて運転した時から体に合わないな・・・と思っていた純正シートですが、しばらく慣れようと格闘するも首の痛みに耐えられなくなり、レカロRS-GSに変更しました。
やはりインテグラで10年親しんだこの形状、何とも言えないフィット感と安心感があります(^^)
このシートで・・・寝れます(笑)



それから、走行距離の割に随分とボディ(リア)へのタイヤカス付着が多く、狂っていたアライメントを調整していただきました。


ヒール&トゥのやりづらさを感じていたペダル配置ですが、何とか純正に慣れてやる!と意気込んでいたもののついに断念・・・
今日(昨日?)アクセルペダルのみ、スペーサー+icodeのペダルを追加です。




結果・・・

感動!!!

インテやロードスターと同じ感覚でヒール&トゥができるようになりました♪(^^)
今更ですが、フルブレーキング時ならともかく、街乗りで使用するH&Tであの純正の配置はやはり無理があります。
当たり前ですが、思い通りのペダル操作ができることは楽しい運転の絶対条件ですね♪


そして、その際に私にとっての「衝撃の事実」が判明・・・


現在、納車時に新品タイヤ(PILOT SPORT CUP)装着後走行距離=2000km程度なのですが、

「後輪の内側、スリップサインが出てますね」

「ふ~ん」

・・・

・・・・え?

・・・・・えっ??Σ(゜д゜lll)

パッと見える範囲内(外側)でもタイヤの減りが早い事には気づいていましたし、話にも聞いていたのである程度覚悟はしていましたが・・・

もうスリップサイン??

胸に手を当ててよ~く考えみましたが、この2000kmのうち街乗り:高速:峠=6:3:1ぐらいだし、そんなに無茶はしていない・・・はず。

う~ん、これがサーキットだったら一体どうなることやら・・・

まあ、あまり深く考えずに一生懸命働くことにします!!
必ずサーキットへ連れて行くとこのクルマには約束したので(爆)
Posted at 2014/03/03 02:51:13 | コメント(8) | トラックバック(0) | GT3 | クルマ

プロフィール

「なつやすみ。 http://cvw.jp/b/1686922/38632255/
何シテル?   10/02 03:34
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ポルシェ 911 ポルシェ 911
2020年3月に出会い、一目惚れして購入。
ポルシェ 911 ポルシェ 911
2013年10月に購入しました。 念願の911(996)GT3後期です。
ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
2014年10月、ロードスターに代わり主に通勤用として購入。
ホンダ インテグラタイプR ホンダ インテグラタイプR
2004年に購入。 もとは1台で通勤からドライブ・サーキットまで全てこなしていましたが、 ...

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