• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

マークGsの愛車 [トヨタ 86]

整備手帳

作業日:2017年2月1日

86/BRZ CUSCO水冷オイルクーラー撤去

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 6時間以内
1
2016年5月に取付けたCUSCO水冷オイルクーラーを冬休みに撤去し、Revolution空冷オイルクーラーに交換しました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3800942/note.aspx

取付工賃含めて高価だったので悩みましたが、

効果が無かっただけでなく、数々の熱害の原因になったようで、撤去を決めました。

純正ラジエータホース2本は切断加工されているため再利用は不可、あらかじめ新しい純正ラジエータホースを購入し用意しました。

ラジエータホースNo.1
SU003-01188、税抜1,080円

ラジエータアウトレットホース
SU003-01189、税抜1,530円

クーラント、オイル、オイルフィルターも用意しました。

オイルフィルターを繋ぐジョイントボルトは、元々付いていた純正オイルフィルタユニオンに戻します。

もし無くした場合や取付店が処分した場合は、あらかじめ購入しておく必要があります。

オイルフィルタユニオン
SU003-05813、税抜460円

水冷の取付は、部品点数が多く、ホースの取回しが複雑、ホースの切断加工も必要、空冷のシンプルさと比べると複雑で難解、素人のDIYでは取付は困難、

取外しも大変でした。
2
CUSCO水冷オイルクーラーを選んだ理由は・・・みんカラのパーツレビューで人気No.1商品だったからです。

しかし、取付けた直後にサーキット走行してインジェクターシールが飛びました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3802999/note.aspx

まったく冷却効果を感じることは出来ず、さらに激しい熱ダレ現象でトルクダウン、取付けてすぐ空冷にしておけば良かったと後悔しました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3800942/note.aspx

その後、さらにトルク感は落ち、走行会で他の86/BRZと一緒に走ると加速&ストレートが明らかに遅く・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/blog/38177213/

唯一効果を感じたのは、真夏でもエンジンを掛けたまま長時間アイドリングしていると油温が90℃台まで下がったときでした。

取付時の写真を見返して見ると、エアクリ、コンプレッサー、インマニ、スロットルバルブ、オルタネーターに、追加されたCUSCOのラジエータホースが接触しています。

100℃のクーラントが流れる熱いラジエータホースが周りの関係ない部品に接触し、しっかり加熱し高温で保温します・・・
3
水冷オイルクーラー取付前後の温度をあらためて見返してみると、

水冷オイルクーラー取付前、気温30℃前後
最高水温101℃、ピットイン直後100℃
最高油温139℃、ピットイン直後130℃
吸気温度、ピットイン直後45℃
外気温+15℃くらい

水冷オイルクーラー取付後、気温30℃前後
最高水温100℃、ピットイン直後99℃
最高油温126℃、ピットイン直後114℃
吸気温度、ピットイン直後56℃
外気温+25℃くらい

サーキット走行では夏冬同じ最高油温126℃、全開1周も掛からず最高油温に到達します。

12月気温10℃、ゆっくり3周4.5kmクーリングしても110℃以下には下がりませんでした。

ピットインしてエンジンを掛けたままボンネットを開けておけば、90℃台まで下がりました。

しかし、その後走行すると1周で最高油温126℃に到達し、熱ダレ現象でモサモサトルクで冷却効果はゼロ、

一般道ではアクセルを開けると軽く110℃オーバー、山道では115℃~124℃・・・カラカラカリカリ・・・

油温120℃を超えたオイルのフィーリングは問題なかったですが、抜いて見ると真っ黒で粘度は無く水のようでした。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3931688/note.aspx
4
購入した1年前と比べて、どんどんトルク感が無くなりモサモサになる悲し過ぎるエンジンを少しでも軽快にするため・・・ファイナル4.3交換、インマニ交換、エキマニ交換、ECUセッティングしました。

しかし、高回転で走り続けるとカラカラカリカリと音がするノッキング発生・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4067935/note.aspx

ECUリセッティングのため調べてもらって分かった原因は、異常な高温になる吸気温度・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4074851/note.aspx

その原因を調べてみると、
走行後に触ると熱いラジエータホース・・・

100℃のクーラントが流れる熱いラジエータホースが、エアクリ、コンプレッサー、インマニ、スロットルバルブ、オルタネーターに接触し加熱、エンジンルーム全体を高温で保温、

その結果・・・

エアクリ&インマニ、吸気温度の上昇
インジェクターシール飛び
コンプレッサー、カラカラ音(潤滑油切れ?)
スロットルバルブ、ブローバイオイルのこびり付き
オルタネーター、ブラシの異常磨耗
吸気温度が異常な高温になりノッキング発生
イグニッションコイル破損

水冷オイルクーラーの特徴は、油温は上がりやすく下がりにくい・・・

冬でも水温100℃すぐに油温120℃超え、

クーリング3周しても油温を110℃以下に下げることは無理でした。

ラジエータホースの取り回しを写真のようなインマニ&スロットルバルブの下ではなく、
離して上に吊り上げるなり工夫すれば熱害を防げるかと思いますが、エンジンルーム内の温度は下がりません。

空冷オイルクーラーに交換する方が簡単で安心安全と思いました。

空冷オイルクーラーの構造はシンプル、取付も簡単、水温は90℃で安定、油温は70~80℃で安定、サーモスタットが付いており70℃以下には下がりません。

何時間走ってもエンジン音は静かで澄んだ音で軽快レスポンスで全域モリモリトルクのまま変化なし・・・エンジンが壊れていないことが分かって安心しました。
5
12/28夕方からCUSCO水冷オイルクーラーの撤去に取り掛かりました。

クーラントを抜きました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4066802/note.aspx

この後、オイルパンを剥がして、Revolutionオイルパンバッフルを取付けるためエンジンオイルも抜きました。

オイルは11/26に交換した「Mobil1 0W-40」
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4038082/note.aspx

サーキットを1回走っただけで真っ黒・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4074851/note.aspx
6
ラジエータアウトレットホースを抜くと、残っているクーラントが出てくるので、下に受け皿を置きました。

エキマニのバンテージにクーラントが掛からないように、ビニールで覆いました。

ホースを抜くとクーラントが大量に出てきましたが、すべて受け皿に落ちました。
7
運転席側上
ラジエータホースNo.1
SU003-01188、税抜1,080円

助手席側下
ラジエータアウトレットホース
SU003-01189、税抜1,530円

ラジエータホースはパイプより細くて挿し込めなかったので、シリコングリスを少し塗ってからパイプに挿し込みました。

この後、Revolution空冷オイルクーラーを取り付けました。
8
クーラントのエンジンを掛けてからのエア抜きは、年明けオイルパンバッフルの取付が終ってから。

その間、冷却水経路内部が錆びないようにクーラントを注入しておきました。

使ったクーラントはトヨタ純正86専用LLC50缶の残りと、ジェームスで買ってきた86専用と同じメーカーのシーシーアイLLC50グリーンを使いました。

トヨタ純正スーパーLLC50 ブルー
TOYOTA86専用 4L
品番 08889-01203、2,722円x2缶
http://store.shopping.yahoo.co.jp/net-buhinkan/W0131.html

トヨタ純正 08889-01203 製品安全データシート
https://toyota.jp/pages/contents/after_service/car_care/yohin/sds/pdf/LLC/08889-01203.pdf

シーシーアイLLC50グリーン
2Lパック500円x2パック
http://www.ccijp.co.jp/products/car_care/ecopack/longlife_coolant/

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

クーラント液補充る。(ほじゅる)

難易度:

ラジエーター交換 社外→純正

難易度: ★★

ブリッツオイルクーラー取付け BLITZ

難易度: ★★★

エンジンオイル交換

難易度:

シフトパネルカバー ピアノブラック塗装 取り付け

難易度:

エアコンダクト リング ピアノブラック塗装取り替え

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2017年2月1日 8:53
白銀の矢
銀の全輝-ZENKI-BRZ乗り
マークGs☆さま

いつもながらの丁寧な整備手帳、
大変興味深く拝見しました(^^)
どうもありがとうございました!

水冷式はなるほどー!でしたよ(^^;;
わりと水冷式を装着されてる方々が多くて♪

水冷式は運悪く前方ヒットでも、
空冷式のようにコアをヤラレ、オイル飛散のリスクもなく、良い感じもしますが(^^;;
メーカーが86Racingモデルで空冷式を採用してますから、やはりそちらが良いのかな♪

しっかし、レボリューションさんの空冷式オイルクーラーを装着とは(^^)
取り付け位置がエアコンやラジエーターのコアを邪魔してませんから、バッチリですよね♪

雑誌などでそちらのオイルクーラーは見てましたが、価格を見て私には縁がないなぁと笑

気温が低い時期ということもありますが、
冷え方はハンパないですねぇ(^^)
さすがサーキット百戦錬磨のショップさんです。

次回の整備手帳も楽しみに待ってます!

素敵に輝く一日となりますように…

新潟の赤い全輝-ZENKI-86乗り
コメントへの返答
2017年2月1日 10:27
KaNさんこんにちは。
お疲れさまです。
いつもコメントありがとうございます。

水冷はCUSCOさんとLACKさんがあったんですが、購入前はレビュー読み漁りました。

水冷のレビューは空冷をこき下ろしているので、何も知らないド素人の私は真に受けて、空冷は悪、水冷は善、水冷しかありえないでしょと思い込んで購入しました(^_^;)

LACKさんの方が効果が高そうだったんですが、商品としてどうかみたいな否定レビューを見てCUSCOさんにしました。

取付けをお願いしたお店も、水冷式は初めてとのことで、CUSCOさんに電話して聞きながら空冷では考えられない大変さだったとのことでした。

86Racingも空冷、スポーツ走行される方は当たり前のように空冷なのを後から知りました(^_^;)

スポーツカーは人生で初めて、86/BRZのカッコ良さに魅せられて買った超ニワカ、ミーハーのド素人です(^_^;)

教えてくれるスポーツカー乗りのお友達もいなければ経験も知識もありませんから、みんカラのレビューをすべて真に受けます。

ECU/LSDお願いした老舗ショップの方は、何で普通に考えて熱湯で熱湯を沸かす水冷が大ヒットしたのかについて、商売上手だよねと関心してました(^_^;)

レボリューションさんのは、純正部品みたいな一体型でAmazonで在庫即納だったので押してしまいました。

まだ車慣らし中で今週末サーキットに行く予定ですので次整備手帳に書こうと思います。

KaNさんの全輝悶絶レビュー大変楽しませて頂いてます。

雪解けたり降ったりで大変かと思いますが、体調にはお気をつけ下さい。
2017年2月4日 19:03
サーキット走らなければいい商品だと思いますけど!
コメントへの返答
2017年2月4日 22:51
きなこさんお久しぶりです。
コメントありがとうございます。
そうだと思います(^_^;)
今後ともよろしくお願いしますね。
2017年2月5日 5:51
マークG様お久しぶりです(^^)
いつも素晴らしい投稿と分かりやすい説明は本当に参考になります😃これからもよろしくお願いします。
コメントへの返答
2017年2月5日 9:27
みんカラ先輩方々のおかげです(^o^)
またお友達よろしくお願いしますねm(__)m

プロフィール

マークGsです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

トヨタ マークX G's トヨタ マークX G's
トヨタ マークX G'sに乗っています。
トヨタ 86 トヨタ 86
中古で買ったBRZですが、 タイヤ止めにバンパーを擦ったのがキッカケで、 完全86化して ...
ホンダ CBR250RR(MC22) ホンダ CBR250RR(MC22)
1994年製、規制後40ps、外装中期 2003年5月、中古購入、13,723km 20 ...
スバル BRZ スバル BRZ
BRZオーナー&スバリストになりました(^_^;) スポーツカー超初心者の中古乗りですが ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation