86/BRZ CUSCO水冷オイルクーラー撤去
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2016年5月に取付けたCUSCO水冷オイルクーラーを冬休みに撤去し、Revolution空冷オイルクーラーに交換しました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3800942/note.aspx
取付工賃含めて高価だったので悩みましたが、
効果が無かっただけでなく、数々の熱害の原因になったようで、撤去を決めました。
純正ラジエータホース2本は切断加工されているため再利用は不可、あらかじめ新しい純正ラジエータホースを購入し用意しました。
ラジエータホースNo.1
SU003-01188、税抜1,080円
ラジエータアウトレットホース
SU003-01189、税抜1,530円
クーラント、オイル、オイルフィルターも用意しました。
オイルフィルターを繋ぐジョイントボルトは、元々付いていた純正オイルフィルタユニオンに戻します。
もし無くした場合や取付店が処分した場合は、あらかじめ購入しておく必要があります。
オイルフィルタユニオン
SU003-05813、税抜460円
水冷の取付は、部品点数が多く、ホースの取回しが複雑、ホースの切断加工も必要、空冷のシンプルさと比べると複雑で難解、素人のDIYでは取付は困難、
取外しも大変でした。
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3
水冷オイルクーラー取付前後の温度をあらためて見返してみると、
水冷オイルクーラー取付前、気温30℃前後
最高水温101℃、ピットイン直後100℃
最高油温139℃、ピットイン直後130℃
吸気温度、ピットイン直後45℃
外気温+15℃くらい
水冷オイルクーラー取付後、気温30℃前後
最高水温100℃、ピットイン直後99℃
最高油温126℃、ピットイン直後114℃
吸気温度、ピットイン直後56℃
外気温+25℃くらい
サーキット走行では夏冬同じ最高油温126℃、全開1周も掛からず最高油温に到達します。
12月気温10℃、ゆっくり3周4.5kmクーリングしても110℃以下には下がりませんでした。
ピットインしてエンジンを掛けたままボンネットを開けておけば、90℃台まで下がりました。
しかし、その後走行すると1周で最高油温126℃に到達し、熱ダレ現象でモサモサトルクで冷却効果はゼロ、
一般道ではアクセルを開けると軽く110℃オーバー、山道では115℃~124℃・・・カラカラカリカリ・・・
油温120℃を超えたオイルのフィーリングは問題なかったですが、抜いて見ると真っ黒で粘度は無く水のようでした。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3931688/note.aspx 4
購入した1年前と比べて、どんどんトルク感が無くなりモサモサになる悲し過ぎるエンジンを少しでも軽快にするため・・・ファイナル4.3交換、インマニ交換、エキマニ交換、ECUセッティングしました。
しかし、高回転で走り続けるとカラカラカリカリと音がするノッキング発生・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4067935/note.aspx
ECUリセッティングのため調べてもらって分かった原因は、異常な高温になる吸気温度・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4074851/note.aspx
その原因を調べてみると、
走行後に触ると熱いラジエータホース・・・
100℃のクーラントが流れる熱いラジエータホースが、エアクリ、コンプレッサー、インマニ、スロットルバルブ、オルタネーターに接触し加熱、エンジンルーム全体を高温で保温、
その結果・・・
エアクリ&インマニ、吸気温度の上昇
インジェクターシール飛び
コンプレッサー、カラカラ音(潤滑油切れ?)
スロットルバルブ、ブローバイオイルのこびり付き
オルタネーター、ブラシの異常磨耗
吸気温度が異常な高温になりノッキング発生
イグニッションコイル破損
水冷オイルクーラーの特徴は、油温は上がりやすく下がりにくい・・・
冬でも水温100℃すぐに油温120℃超え、
クーリング3周しても油温を110℃以下に下げることは無理でした。
ラジエータホースの取り回しを写真のようなインマニ&スロットルバルブの下ではなく、
離して上に吊り上げるなり工夫すれば熱害を防げるかと思いますが、エンジンルーム内の温度は下がりません。
空冷オイルクーラーに交換する方が簡単で安心安全と思いました。
空冷オイルクーラーの構造はシンプル、取付も簡単、水温は90℃で安定、油温は70~80℃で安定、サーモスタットが付いており70℃以下には下がりません。
何時間走ってもエンジン音は静かで澄んだ音で軽快レスポンスで全域モリモリトルクのまま変化なし・・・エンジンが壊れていないことが分かって安心しました。
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ラジエータアウトレットホースを抜くと、残っているクーラントが出てくるので、下に受け皿を置きました。
エキマニのバンテージにクーラントが掛からないように、ビニールで覆いました。
ホースを抜くとクーラントが大量に出てきましたが、すべて受け皿に落ちました。
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運転席側上
ラジエータホースNo.1
SU003-01188、税抜1,080円
助手席側下
ラジエータアウトレットホース
SU003-01189、税抜1,530円
ラジエータホースはパイプより細くて挿し込めなかったので、シリコングリスを少し塗ってからパイプに挿し込みました。
この後、Revolution空冷オイルクーラーを取り付けました。
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