ブログ自体はお休み中ですが、コレは前から続いてるので取り敢えず今月と来月はやります。
今回のキーワードは「人格」。
私が人間として命と同格に尊重したい存在・・・・・・・・を笑い飛ばしてます(^^ゞ。
と言うか、
今回みんな女の子コミックじゃんか(-_-;)。
まずは最初に購入したコレ。
「相沢さん増殖」
いや~、今回からiPhone6+だから撮りやすくなったなぁ。
皆が憧れるしとやかで可憐な女の子から告白を受けました。
ソレが続々同じ女の子二人に三人に、
告白が終わる頃には4人になってたりする(゜Д゜)。
(1巻で最終的に5人になりました)
~と言うツカミでなかなか笑わせてくれた。
このコミックが大事なのはみんなが同一人物という事。
その人格がそれぞれ暴走してしまう物語のようだ。
(本人曰く、「勇気」「色魔(本人曰く「エロい私なんか居ない!」)」「はにかみ」「幼さ(同「面倒臭い」)」だと)
それまではクールビューティーで文武両道のパーフェクトガールでありながら「悪目立ちしてるだけ」とばっさりだったのに分裂した人格が本人の意向お構いなしに押し殺していた本音を露見していく。特に「色魔」の暴走振りは本人すら否定してしまうほど。
と言うかけっこう本体もたいそうお茶目だったことが描写されてる(-_-;)。
ソレこそしとやかでしかなかったヒロインが集団で言い争ったりつかみ合ったりする。
困ったことにこの話、どうしてそうなったかについては1巻では全く言及されない(-_-;)。
お母さんに相談しようと言うとこで1巻が括られてるが、
「ウチでは思春期によくあることだから」
で流されてる(-_-;)。
理屈が先行することが多い最近のコミックではいい傾向だと思う(^^ゞ。
ただこの話はそちらに精根を使い果たしたのか、1巻で(立ち位置の明らかな)登場人物が5人しか出ない(-_-;)。
主人公になる彼氏とこの子(相沢さん)、この子の母、主人公の幼なじみ、クラスメート独り。
分身化したヒロインと同じ数じゃねぇか。個人的にこっちのほう大丈夫か( ̄。 ̄;)?
あとこの話は主人公を除いて問題意識の序列がずれまくってる。
まぁそれ故こんな物語が転がっていくモンだが。
例えば主人公と幼なじみが相沢さんの深刻な問題を親に相談するといった時に、
「(増殖した)みんなが食べまくったご飯の勘定に私の財布が持つか」
とマジ引きする幼なじみとか、よく重大な問題をボケでスルーする。
その食事の問題を指摘されて説得に応じない相沢さんに
「胸、しぼむわよ」
で一気に説得に応じる一同とか。
ココは少しうざいレベル。
まぁクールビューティー・その実自我の押し殺しの崩壊というと、
こんなキャラもいた(^^ゞが、こちらは豪快に切り崩していったのに対してなかなかぼやけたズレ方だ。
この子今(連載)やズタボロだよ(;゚ロ゚)。
一方で今度は一番最後に買った奴だけどこちら。
「うりxうりxうり!」(うり三つ・と読む)
こちらは全くの別人物。
ただ゙親子孫の三世代という無茶苦茶な設定。
虚弱な孫を気遣って充実した学生生活を仕込もうと企む(!)母親と、基本干渉はしない・と言うか暴走気味の母を停めるために奔走するけどひょんな事から紛れ込んでしまった祖母。
しかもその学校で母と祖母がそれぞれレジェンドを築いてるから始末が悪い(-_-;)。
それらと入れ替わり立ち替わりで引き出される不幸な孫。
なかなか祖母も孫と同じ容姿で凄むし同じグラフィックなのにそれぞれが解る所作がまた笑える。
(基本はリボンの色で解るがソレも不要なぐらい)
実はこちらを今回の中で一番最初に検討してたんだが、
高いよ、竹書房。
「姫ため」なんか800円近くするし、半額セールでヤット購入だよ。
あと間に2冊(^^ゞ。
まずはお題目の「女子かう生」。
今時珍しいボイスレスコミック(効果音は入ってるのでサイレントではない)。
こう言う作品がアニメ化できるなら日本のメディアも捨てたもんじゃない。
この子が主人公なんだがもう紹介から「残念美人」。
ナニもしなきゃ綺麗な子なんだがもう天真爛漫を地でいってて、ソレで痛い目にもよく遭う。
美貌や色気の安売りあるいは相殺も(自覚無く)してしまうなどある意味アブナイ傾向もある。
扇風機の件なんかはもうあられもない状態に(かぁちゃんに殴られてます)。
某M誌の「ア○ガール」にも近いのだがあちらが迷惑系なのに対して自爆型ほんわか系。
一巻でないがある話でフツーに「みやじマリン(宮島水族館)」が出たので調べたら、作者広島の人なのね?(^_^;)
見返すと風景など東京風とかに混じって広島っぽい描写も散見する。
あとは「千と万」、
上に続いて双葉社のコミックだが、この2冊が2巻まで買えるとこマズ一巻だけずつ購入(^_^;)。
こっちはもうはっきり言って絵柄買い。出てくる女の子はみんなかわいいし(ぉぃ。
内容は思春期の入り口の主人公と、粋に立ち回りたいけどウザがられるシングルファーザー。
このコミックで感心したのは主人公とは全くの切り口で同じ話を展開してるとこがあり視点が二転三転する。
また一方的に主人公を追うでなく色んなキャラの視点に軸足を置く。ソコには感心した。
ただこの作品を見て一つショックが。
色んなキャラが出るけど、みんな俺より歳が下なのな(T_T)。
実はコミックの話はもう一つ近々アップします。
無料セールや古いコミックをけっこう買い込んだモノで。
まぁこれは自分の思考などじゃなく一種感想文なんで、あんま落ち込まないし。