PIONEER / carrozzeria carrozzeria ND-HUD1  

純正ナビが外せず二重搭載になるため、せめて不要な時ぐらいはナビが畳めるよう、中古の廉売を見て購入。
サンバイザーと排他のため装着や視認に無理が少なく、造りの丁寧さもあってオプションとしては魅力

【総評】
非常に丁寧に作り込まれて性能は折り紙付きだが、機能は有料道+(普段使わない)道案内重視のサイバーナビに準じてるため、一般道ユーザーには表示情報が少なく新品価格は非常に高価

【満足している点】
上空が白くなっていなければハッキリと視認でき、拡大の網目こそ見えるが画像も小さい割に詳細。
輝度も明瞭で速度や背景の明るさに合わせてちゃんとディマーが効き目が痛くなることはない
本体のナビさえガクガク動くのに滑らかにアニメーションする

【不満な点】
地図縮尺が大きいところで切れ私の使用には耐えられない
高速道機能の投影が豊富だが一般道では余り役に立たない
構造上、どれだけメカを締めても時折細かくびびる
サンバイザを取り払うため、日除けが着いてるが正面しか用をなさないしその状態でディスプレイも遮られるのでサングラス必須
ナビに加えて10万円掛けて着けるメカではない。中古の値落ちで納得できる人向け

またナビ本体とバージョンを合わせる必要があり、私の場合は17800円の追加投資でメジャーアップデートを強いられた。
～説明書には起動ディスクを使う記述があり450円で取り寄せたが全く用をなさず、そもそも不要とパイオニアから事後注釈を戴いた

附記

VH/ZH99(12年モデル)からのオプションだがその1年前のVH/ZH09でも装着が可能。
要配線だが電源周りとコントロールボックスだけでサイバーナビとはブルートゥースでの接続になる。
(単に構造的に接続端子を作るには飽和しきったからかと)
サンバイザーこそ取り外すがサイバーナビの機能を圧迫することは全くない。
中古購入で気を付けたいのがコンバイナと呼ぶ反射パネルの傷。コーティングが剥げてるとそこが映らなくなる。
(クレーム対応もあるらしいが私のは視覚に障らない程度なので放置)

〜後記
19年末頃から発光体の不具合から表示されなくなった。
様子を看過してたら翌夏ナビ本体も不具合を呈したので降ろす。
但し故障のため売却せず現在ガラクタ扱いで保留