2016年10月08日
船の旅 2016 ( 東京へ行こう )

今年の遠征( 帰省 )
往路では
愛機と初めてのフェリー利用
理由は
ゆっくり休みたかったのと
26年ぶりとなる新造船に
乗ってみたかったからでした

寄港である徳島へは自走しましたが
到着した頃には
すでに下船、
積み降ろし作業が始まっていました

今回乗船したのは
” フェリー りつりん
9月に就航したばかりの
” フェリー びざん 型 4番船です
名前から判るように
4隻の船名には 四国の名所が使われ
それぞれのイメージカラーを
採用しています

びざん( 徳島 眉山より ) → ブルー
しまんと ( 高知 四万十川より ) → レッド
どうご ( 愛媛 道後温泉より ) → オレンジ
りつりん ( 香川 栗林公園より )
→ ライトグリーン
東京 → 徳島 → 北九州( 新門司 ) と
かなりの長距離航路ですが
北海道方面のフェリーなどと比べると
シンプルな造りになっています
代わりに
利用頻度の高いトレーラーコンテナを
大量に積載するため
全長が 191m と
先代より約 30m も拡大しているので
見た瞬間
かなり大きくて驚きました
Σ(・□・;)

車両の乗船手続きは
出港1時間前 に済ませます
( 車検証を持ってくるのを忘れずに )
事前にネットや電話で予約しておくと
発券がスムーズに進むらしく
実際 、
後から来た僕のほうが
当日申し込みの先客より早かったです(笑)
( ̄▽ ̄; )

新造船に合わせて
徳島の乗り場は東沖洲 に移転
社屋も新築されました
建物内は
お土産売り場はなくて
発券所 、トイレ 、待合室があるだけです
( 自販機はあります )

クルマなしの乗客は
ここから屋根付きのタラップが
伸びているので
雨に濡れることなく乗船できます

車両については
上層部の搭載口 か
後ろ側にあるサイドランプからとなります
前船では
愛機は上層部に載せられませんでしたが

本船からは
架け橋が緩やかになったおかげで
誘導員さんの指示のもと
斜め切りしながら
無事に載せることができました

あとで
さらに車高が低いクルマはどうするのか
船員さんに聞いたところ
後ろのサイドランプから載せるそうです
( 船内のスロープで上層部に移動できます )

車両甲板から客室への移動は
船内階段 かエレベーター を利用します
前船では
一度 露天甲板にでてから
客室まで移動するので
雨に濡れていた記憶がありました(笑)
(;^_^A

車両なしの乗客が通る入り口には
” りつりん の マットが 。

さらに奥へと進むと
乗船記念のパネルがありました
香川だけに
イメージキャラクター が ” うどん脳 ?
ということは
愛媛( どうご ) は ” みきゃん ?(笑)
( ̄▽ ̄; )

そうこうしているうちに出港
対岸には旧桟橋が見えていました
ここは
一隻がドック入りしたときに
前船がフォローにまわるので
まだ使うみたいです
運航スケジュールを
確認しておかないと
港を間違えてしまうかもしれませんね
( 移動はかなり面倒くさいです )

隣にある
インフォメーションセンター
船長さんが着ているものと同じ
制服の上着と帽子を貸してくれるので
さっきのパネルのところで
記念撮影ができるそうです
( ´ ▽ ` )ノ
至る所には
りつりん & 香川 に関するものが . . .

栗林公園の植物を
イメージしているのかな?

香川県の地形を型どったプレートが 。

コレ 観光PRのポスター ですよね(笑)
では
客室内を散策してみましょう
( ´ ▽ ` )ノ

エントランスホール
TVを見ながら食事をしたりと
くつろげるスペースですね
デジタル放送のおかげで
航海中も画像が乱れることはなく
安心して番組を見ることができました

ここには
香川県の名産が展示されてました
( 各船ごとに展示産地が違います )

オーシャンラウンジ
海を眺めながら
くつろげるスペースです
客室内は緑とブルーを基調とした
インテリアとなっていましたが
これも
イメージカラーに合わせて
それぞれ違っているそうです

穴場だったのが
船首側にある ” フォワードロビー

TV などの音が流れることなく
静かで眺めがいいので
のんびりと読書するのに最適です
( 携帯の通話は控えてくださいとのこと )
寝室は個室が増えて
2等寝台に該当する部屋には
階段式カプセルタイプの
2段ベッドが備えられていました
( 前船はラッタル式 )

プライバシー のこともあるので
チラッとだけお見せしますね(笑)

個室は全部屋オーシャンビューで
ペットルームが別にあるのですが
一緒にいられる個室も用意されていました

もちろんお風呂もあります
そして オーシャンビューです
天気のいい日の眺めはいいでしょうね
ちなみに
僕は夜に入浴したので 真っ暗でした (笑)
新たに
シャワールームも設置されていました
ここは
24時間入浴可能ですが
荒天時などは閉鎖されるそうです
そして
今時の装備が . . .

全部屋
便座暖房機能付きウォシュレット

全自動ドラム式乾燥洗濯機
AQUA って韓国のメーカーですよね?
( ̄▽ ̄)

モバイル用の充電スポット
ありがたい設備ですが
丸出しなので
携帯電話を盗まれないように
そばにいる必要がありますね(苦笑)
(;^_^A

コンセントの数も増えてました
これで争奪戦は回避ですね(笑)
( 各寝室にもありますし )
ただ
残念ですが Wi-Fi はありませんでした
( 豪華客船じゃないですからね 笑 )
さて
この会社のフェリーの特徴ですが
長距離航路にもかかわらず
レストランがありません

代わりに
レトルト商品や冷凍食品が
自販機で販売されています
その他に
飲料水、お酒類、おつまみ 、アイス類
カップ麺 のものもありました

軽食に
” ホット かつサンド を
いただきましたが
コンビニの会社が
納品しているものですから
ほぼ同じ味かと思います
値段も船の中と考えると
リーズナブルではないでしょうか
ε-(´∀`; )

また
これらを温めるための
専用レンジが数台備えられているので
( 普通のレンジもありました )
食事時間が重なっても
あまり待ち時間は掛かりませんでした

簡素ながら
ゲームコーナー もありました
( ̄▽ ̄; )

貴重品ロッカーもありましたが
いちばん小さいのが
100円投入 返却方式に対して
他は有料 (200〜300円) なので
客室内に持ち込むのは
必要最小限にしたほうがいいですね

洗面所は
昔ながらのステンレスではなく
ちゃんとした陶器になっていました
ε-(´∀`; )

出港してから数時間後
紀伊半島にある
本州最南端の 潮岬灯台を過ぎたあたりから
海が荒れ模様でしたが
フィンスタビライザー のおかげで
( 船底にある翼みたいなもの )
大きく揺れることはありませんでした
でも
灯台を撮影時
展望スペースに上がったのですが
風が強くてカメラを保持するのも
困難でした(汗)
((((;゚Д゚)))))))

また
そこで気付いたのが
異常なほど柵が高いことだったので
聞いてみたところ
自殺 、 転落事故の防止のため
当局からの指導があったのだそうです
撮影には邪魔ですが
なるほどな と思いました

それと
緊急搬送用のヘリポート も新設
されていました

そして
真新しい船を堪能しているうちに
あっと言う間に時間は過ぎ去り

早朝(AM5:40) には
東京(有明) に到着しました

その後は
嫁さん の実家へと向かい
無事 里帰りは完了!
翌日は1JMT に行くこととなります
今回の
新造フェリーによる旅(帰省) は
見どころ沢山で存分に楽しめました

いつか
残り3隻も制覇したいですね
♪( ´▽`)

そして
肝心の身体は休めたかというと
出発時(自宅→徳島) 寝ていた娘が
目覚めてからは大はしゃぎして
ちょっと眠かったのでした(笑)
( ̄▽ ̄; )
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Posted at
2016/10/10 09:57:09
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