犬山市に越境、謎の教会?に有る3等三角点・・・「入鹿」
投稿日 : 2019年03月31日
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電子基準点「多治見」の次は愛知県犬山市へ山越え越境して「入鹿池」の東のピーク上に在るらしい「鞍馬教会」の裏に設置されて居る3等三角点「入鹿」を探索に向う事にします。
三角点が設置されて居る山頂の「鞍馬教会」には南北に抜ける道が有りますが、南側の入り口の方が幹線から近いので其方に行って見ました。
多治見市から山越えして愛知県犬山市の「今井」地区にに抜け、県道49号に合流する、其処から「入鹿池」方面に1.4Km南下して林道の南の入り口に着いた。
林道の入り口には施錠はされて居ないがロープゲートが有り、侵入出来ない事は無いが先を少し歩いて偵察して見る事にし、入り口の隅に駐輪して100m程行くと先の右側に「東海自然歩道」の看板を見付け歩くしか無い事を確認し引き返した。
アドレス君に戻りナビで目的地までの距離を検索すると、丁度1Km程なので此処より歩く事にします。
入り口のスペースは狭いし目立つ場所なので、少し戻った畑の農道(赤矢印)に駐輪し直しました。
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アドレス君にセキュリティロックを掛け歩く準備をして、再び「東海自然歩道」の入り口に戻りロープのバリケードを抜け進んだ。
暫く行くと偵察で見えて居た「東海自然歩道」の看板の前着く。看板には「東海自然歩道」のルート説明が表記されて居て、この先には「鞍馬教会」が有る事が表記されて居た。
「東海自然歩道」は流石に良く整備が行き届いて居て車両の踏み跡も有り、許可を持つ車両の出入りの有る様に思われます。
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更に先に進みます。暫く行くと、又もロープのバリケードに出くわした。道の左に看板が立ち、通行禁止の表記でその下に「東海自然歩道」利用者は通れます。の但し書でした。
歩道利用者なので車両はダメでしょうね!
ロープを抜け更に進むと道には徐々に勾配が付いて来て、緩いうねりで登って行く様に成る。左に沢を堰き止めた様な池が出て来て、高木にに囲まれた道を登って行く様に成る。
暫く行くと先に広場の様な所が見えて来た。近付いて見ると其処はY字の分岐で何方の道にも頑丈な鉄製のゲートが車両止めして居た。
分岐には看板が立ち「山の物を持ち出すな」とか「事故が起きても責任は持たない」とか警告看板でした。
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方角や雰囲気が宗教ぽい左の道を偵察する事し柵の横に有る人道を抜け進んだ。
右の山側には小さな沢が有る様だが荒れて居て見えないが、暫く登ると人工で作った池と渡渉橋の様な構造物朽ち果てて有った。
更に進むと広い道は突き当り、細い道が右に登って行って居るので、其れを上ると先に祠の様な物が見えて居た。
近付いて見るとコンクリートで出来た洞の様な構造物の中に祠が祀られて居た。前に建つ石柱には「融通辨財天」でした。只、有る筈の物が無い、其れは「浄財箱」は無いのです。此を見ると此処の教会は閉鎖されて居るかも。
行き止まりなので分岐に戻り右の道に向かいます。
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右の道の方へ踏み込むと此方の方が整備され良く踏まれた道で、本道の「東海自然歩道」で有った様です。
右の道は緩く曲がりながらどんどん上進み暫らく上ると、坂道の途中左側に人工の構造物と登山道の様な人道が出て来た。只狭い上りの道なのでもう少し先へ進んで見ると、如何にも参道らしい幅広の階段の道が現れた。
此の道が「鞍馬山教会」へのメインの参道でしょう。この道を登る事にしました。
山道の脇には数々の祠やオブジェや装飾が作られて居るが、手入れが行き渡らず荒れて居る。
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階段を上り詰めて行くと、社らしき屋根が見えて来ました。
利用されて居ない感満載の階段を登って行く。不思議に階段の両サイドの生垣の中が雑草が何となく処理されて居る様に見えます。何と無く管理の手が入って荒らし切って居ないのです。
本殿着くがすべての出入り口や窓は強固な扉で閉じられて居り、現状は宗教の形跡は無い。
帰宅後ネットで調べると、心霊スポット的存在の地として扱われて居りました。
左裏のピークの方面に回ると、三重塔が建って居た。本殿を含む構造物は仏教的建造物に似ている作りだが、全てコンクリート製の近代的構造物です。
荒れ過ぎない様に手が入れられて居り、本日の日和感が良い性か、心霊感や廃墟感は割と薄い。
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本日の目的は廃墟探索に来て居る訳では無いので、早々に左奥のピークらしい所へ向かいました。
ピークは本殿の敷地より数メートル程標高が高そうな小さな高台の様。
細い踏み跡を上ると直ぐに祠が幾つか有り見ると、表示された才神名を見ると「御嶽教」で有りました。
其の才神の裏てがこの山のピークの様、早速左奥からピークに取り付いた。
ピークには数メートル歩くと到着しました。6畳程のカサカサに乾いた広場のピークの真ん中に3等三角点「入鹿」が蹲って居りました。
何時もの様に早速周りの様子と標石とナビの記念撮影。ナビの現在地表示もほぼピッタリでした。
下山は広場を抜け祠の右側に下りるが、踏み跡感じでは此方が三角点への本ルートの様、其れも途中防火水槽が有りました。不思議なのはこんなピーク近くの防火水槽にどうやって水が溜まるのか?不思議満載です。
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三角点「入鹿」の探索も完了、本殿まで戻りくるりと本殿を回って見た。
本殿の裏手には建設業者の名が入れられた建設機材が置かれて居る所を見ると、その会社が管理されて居るのかも知れない。
此処3等三角点「入鹿」の探索は終了です。本道の裏に繋がる車両乗り入れ用の道を辿り下山します。
本日は夕方より組合の健康保険の更新の寄り合いに出席が有る為東濃に戻りますが、まだ少し時間の余裕が有りますので、もう1件東濃で立ち寄り探索して行こうと思います。
3番の写真はアドレス君に戻る途中の麓から振り返ってピーク方面を撮影しました。
お疲れさまでした、次の目的地をナビにセット、出発!
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