エアー・クリーナー編・地道な努力を繰り返すアルピナ！

下の写真は、B3ビターボ及びB3ビターボLCIのエンジンルームです。ALPINA BITURBOと刻まれた銀プレートが、エンジンヘッドカバーに誇らしげに装着されております。ただ、アルピナ色が弱いな～、とは思っておりましたが。あたしのビターボもエンジンルームは当然これでした。。。。



アルピナ、やってくれました　！　B3 Sビターボからこのエンジンルーム　！　エンジン・ヘッド・カバーのBMWマークがアルピナ・マークに変更され、エアクリーナーBOXにはALPINA BITURBOと刻印されており、唯一無二のアルピナ感が溢れております！銀のALPINA BITURBOのプレートは省かれましたが、特別感が増していますよね！



二コルさん、言ったじゃないですかビターボにSは出ないと。。。。。その時あたしは、すでに50を過ぎた分別の付いたおっさんで、しかも「社会人としての最低のマナー」は何時でもキープしている積りでしたが、この時ばかりは、「二コルさんにねじ込み」ましたね！これは「反則だ！」とね。

二コルさんの営業担当に、「金は払う、だからエンジンヘッドカバーのアルピナ・マークと、エアクリ・カバーを売ってくれ、どうせ補給部品で二コルさんに在庫あるでしょう。」としつこく粘ったのですが、アルピナ部品は「シリアル番号をベースに部品供給するので、お客さんのシリアル番号はビターボS
ではないので部品をお出し出来ない。」との結論。。。。。なんだよ、二コルの営業は！　とカチンと来ましたが、あたしも、その昔日本国内で外車の営業マンをやった経験ありますので、車両販売担当営業マンにとって「部品を出せ」と絡んで来る客ほど「非効率的な客」はいません。

ま、二コルさんの営業さんに毒付いて「あとで嫌な客」と思われても得策ではないか、と妙なそろばん勘定が脳裏を横切り、粘ったものの「ある意味納得」した様な感じを装い、二コルさんを後にしました。
だが、それで「ひるまないのがおっさん」なのです。後日、懇意にさせて頂いている二コルさんのサービス工場長殿を突然訪問！縷々事情を説明、サービス工場長さん曰く「何とかしましょう、先ずはビターボにビターボSの部品が付けられるのか、アルピナ社に打診してみます、ちょっとお時間下さい」
それから数日後、サービス工場長さんから下記図面がメールで送られて来ました。



図面中の1．2．6．番の口径がビターボとSでは違う、よってエンジンへの空気流入量が違うのでビターボに装着は推奨できない、と言うのがアルピナ社からの回答の由。Sのエアークリーナのサイズは
ビターボと比較してサイズアップしているとのこと。要するに、ビターボとSのエンジン性能の差は、単純にコンピューターを弄った結果では無く、吸気系、排気系を地道にキチンと見直した結果の性能アップであること、この図面と工場長さんの説明で「大いに納得」しました！
斯様な「キチン」とした説明をされれば、あたしも「訳わからないおっさん化」することなく、至極ジェントルに振る舞うのです。。。。。二コルのサービス工場長さん、あんたは偉い！

後日サービス工場長さんから連絡あり、「特別に手配しましたよ。」と言ってエンジン・ヘッド・カバーのアルピナ・マークを分けて頂きました。サービス工場長さん、あんたは返す返すも偉い！
ただ、諭吉様1人ほど必要でしたけどね。

と、言うことで現在のあたしのエンジン・ルーム内の光景です。アルピナ・マーク＋ALPINA BITURBOの銀プレートで「ビターボS」よりアルピナ感が増したじゃん！、とボンネットを開ける度に「一人悦に入る日々」が続いているのです、ハイ。