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Avensistの愛車 [マツダ Mazda 6(海外モデル)]

整備手帳

作業日:2020年1月8日

12万5231キロ ハイブリッド化計画の準備

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
 走行は12万5231キロ、以前少し触れましたが、この国はガソリンが高く、2020年1月現在の為替でレギュラーは1リッターあたり約170円前後のため、アベンシス同様LPGとガソリンの両方で走れるハイブリッド化をするために準備をします。

 そもそもこのエンジンを選んだ理由が後にLPGで走れるようにするためで、LPGの場合値段の開きはあるものの大体1リッター85円前後で充填できます。

 日本と違って、LPGのスタンドはイギリス国内には結構あり、通常の大手スタンドのガソリンと軽油のとなりにLPGのポンプがあることも珍しくありません。

 LPGで走るにあたって、エンジンで負担がかかる部分の一つが点火系でそのため今回はプラグを交換します。
2
LPGの特性としてはガソリンに比べてオクタン価が高く、燃焼しにくい燃料で、燃焼室内の温度はガソリンに比べて高めになる傾向にあります。

 それ故に、スパークプラブを選ぶ際は熱価と電極の隙間に気を遣います。熱価は1ランク冷やし型を、そして要求電圧の上昇を防ぐため隙間はやや狭目にします。今までの車は点火コードでプラグも頻繁に交換することを前提としていたため、通常のプラグを使用し隙間は自分で任意に調整していましたが、近代のこの車は例外なく点火コイル直接点火方式で、頻繁にプラグの取り外しは避けたいです。

 そんなわけで、イリジウムもしくはプラチナものでかつスペックを満たしているものの選択が重要になってきます。このL5-VE型エンジンの場合、指定のプラグはNGKの場合ILTR5A-13Gとなっています。寸法が同じでかつ先述した熱価と隙間を考慮して選んだのが今回使用するPLTR6A-10Gです。

 イリジウムではなくプラチナですが、NGKは品番でスペックの調整ができるのでありがたいです。
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もうひとつ同時に行ったのが以前の整備でできなかったスロットルの清掃です。
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反復になってしまいますが、この車は以前ちゃんと整備されていなかったため、予想通りスロットルはかなり汚れています。

 電動スロットルのため、エンジンを始動せずに点火スイッチをONの状態でアクセルペダルにレンガを置き、全開状態にするとスロットルが開き清掃がしやすくなります。
5
こちらが清掃後です。かなりきれいになったと思います。ここまで汚れた車を清掃すると清掃後アイドルが上昇することがあり、この車もそうなりましたので、リセットしました。

 これで来週のハイブリッド化の準備が整いました。

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この記事へのコメント

2020年6月12日 20:42
ドイツに長く住んで起業していた私の知人が、やはりハイブリッド化をやっていました。ベンツとアウディの2つの異なる車ででしたが、彼は年間3万km近く走っていました。ヨーロッパで距離を走る人は結構ハイブリッド化をやっていますね。
コメントへの返答
2020年6月13日 9:24
コメントありがとうございます。

今まで巷の大半は、ハイブリッド化ではなくまずはディーゼルの方へ走りました。うまく乗り換えをすればディーゼルでも良い結果がだせるのですが、理解していない人はディーゼル特有の多額の修理費により逆効果という結果も珍しくありません。そして、2016年のVWの排ガス・スキャンダルで一気にディーゼル人気が落ち、更にヨーロッパの都心部によってはディーゼル規制が始まり、ディーゼルの人気は更に落ちました。

ハイブリッド化は、うまくやれば良い結果が出せるのですが、失敗すると致命的です。また直憤エンジンが増え始めたこともあり、そんなわけで、イギリスにおいてはあまり普及していないのが実情で、近年大手スタンドなんかからもLPGのポンプが消滅傾向にあります。
2020年6月17日 21:34
昔話ばかりですが、プラグの向きをインテーク側に合わせたりしましたねー。
デスビで、点火時期を調整できる時代は良かったですよねー。
タイミングライトとかはもう過去の産物に、なってしまいましたね。
コメントへの返答
2020年6月18日 7:03
懐かしいですね。SOHCやOHV主流の時代は結構プラグの向きなどの工夫でいくらか変わるなんていうエンジンもありましたね。あと当時は精度がそれほどよくなかったので、ポート研磨などもやってましたよね。

デスビで点火時期の調整は未だに車好きの連中とよく話します。でもみんなごそって言うのは、デスビは好きだが、ポイントはなくなってくれてよかったと。接点磨いたり、ポイントの隙間を調整したりとあの面倒さはなくなってくれてよかったと。今の車のそれぞれの気筒についている直接点火式のコイルが一番効率が良いのはわかりますが、寿命が短いという宿命もあるので一長一短です。

タイミングライトも今や診断機の画面上に波形の時代ですからね。これから電気自動車が普及してくると「点火」という言葉が車から消えることになります。

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 物心ついた時から車が大好きで、1991年以来、イギリスに在住です。  仕事は主に自動車関連の書籍(整備書・取扱説明書など)の翻訳やコンサルタント業務をし...
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