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Avensistの愛車 [マツダ Mazda 6(海外モデル)]

整備手帳

作業日:2020年10月28日

13万230キロ ブレーキパイプ&ホース交換 その2 部品紹介編

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
>>> その1からの続きです。

 今回交換する部品をご紹介します。すべて左右です。

* 前方ブレーキパイプ
* 前方ブレーキホース
* 後方ブレーキパイプ
* 後方ブレーキホース
* 後方ブレーキキャリパー

前方ブレーキキャリパーは以前の所有者が購入数ヶ月前に既に実施しているため、今回は交換しません。
2
まずは後方ブレーキキャリパーからです。ネット上にはこの車種ならびに一世代前のブレーキキャリパーが大量に出回っており、いかにこの部分が弱いかを物語っています。

 安価で粗悪な中国製は多く、新品で値段は安くても素材に不備があったり、ねじ切り精度が悪いため漏れたりするため、危険です。

 では純正のリビルド品も結構あり、こちらは交換後に外した古いのを返却する仕組みになっています。業者がそれを回収し、洗浄し内部の部品を新品にし、塗装後、再び販売されるという流れです。
3
社外メーカー品の新品も購入可能で、これまたいかにこの車種でこの部品が弱いかを再度暗示ているといえます。

 今回選んだのは、この社外メーカー品の新品で、ジュラテックというメーカーのものです。一応他の部品番号が必要な方のために、ラベルの写真を掲載します。こちらは右側、上記は左側です。

 価格はリビルド品より安く、行きつけの部品商が自信をもって勧めてくるので、こちらにしました。
4
後方ブレーキホースは左右共に同じで、社外品の中で最も高価で信頼性の高いブループリント製のものを選択です。

 ADM553127 (左右)
5
前方ブレーキホースは左右品番が異なります。こちらもブループリント製のものを選択です。

 ADM553125 (右)
 ADM553124 (左)
6
ことごとくサビのひどい車のため、ブレーキホースのクリップなども外す際に破損したり原形をとどめていない可能性があるため、こちらは純正を調達です。

 社外品より純正の方が安かったりします。社外品で微妙にサイズが合わなかったりする煩わしさからも開放されます。
7
ユニオンボルトならびに銅のガスケットも交換です。写真でお見せしたあの状態ですので、既存のものの再使用は不可能です。

 ユニオンボルトはステンレス製の社外品を選びました。純正があそこまで錆びるのであれば、純正を入れる意味がありません。


その3へ続く >>>

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この記事へのコメント

2021年9月16日 0:35
ブレーキホース・キャリパーの社外品があるのに驚きました。
やはり、自動車文化は海外のほうが進んでますね。
製造国が気になりました。どちらも、欧州製なのでしょうか。
日本の場合、メーカーブランドの社外品もありますが、社外品の多くは東南アジア製造品のため、種類が少なく、また、使用に躊躇することが多いです。
パイプ類だとすると、純正との価格差も小さい気がしますが、あえて社外品を使用したのは、日本からの輸入部品で高額になってしまうからでしょうか。
ラジエターホースなども汎用品はありますが、同形状の社外品は日本では流通無し。
日本も整備系の海外部品が気軽に手に入るようになればいいなあ。


コメントへの返答
2021年9月16日 4:36
コメントありがとうございます。

ほとんどの部品は社外品が入手できます。特に走行に関わる主要部品は出ますね。日本で「純正しかないし、欠品だから無理!」なんて言われている部品でもこっちでは普通に出るので困ることはありません。台数が多い車は灯火装置なども社外品が出ます。

製造国は欧州がほとんどですね。イギリス、ドイツやフランス、そしてポーランドなどが主な国ですが、部品によってはルーマニアとかもちらほらあります。主に整備工場などに供給する部品商ネットワークからの供給ですので品質はある程度保障されています。もちろんネットを探すと中国製などの安くて怪しい選択肢が更に広がります。

お尋ねの純正にしなかった理由は、トヨタの場合、純正品の耐久性と精度がいいので安心できるのですが、マツダはそれが通用しません。25年以上トヨタをいじり続けて、今回初めてマツダになったわけですが、それを身を持って思い知らされています。つまり純正の品質が信用できないため社外品を選びました。

ネジひとつとっても、純正でこのレベルかと思うものが多く使われていて、まあこの車が生産された当時はまだフォードとのつながりがあり、フォード流のコストダウンが反映されている背景もあるとは思いますが、理由がなんであれ、こちらとしては信頼性と耐久性を確保しなくてはなりませんので、純正で不安がある部品は社外品を使って対応するわけです。

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 物心ついた時から車が大好きで、1991年以来、イギリスに在住です。  仕事は主に自動車関連の書籍(整備書・取扱説明書など)の翻訳やコンサルタント業務をし...
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