久しぶりに北へ向いてみました。
目的地は会津若松です。
何故、会津若松に行ったのか。
勘の良い皆さんなら既にお分かりだと思いますが、思いつきです(笑)
それでは良い歳して余りに脈絡なさすぎるので理由をこじつけますと、ふとした拍子にどこかへ行きたい、けれどもどこにしようか決めるのに距離が重要、
それならば近傍の都市まで何キロあるのかすぐに分かる早見表を作ろう…なんてことを考え、ネットで地図を見ていたのですが、
そういや昔、スキー場で何をしたのか背骨にヒビを入れて会津若松で入院してた奴がいたなあと、
そういや学生時代に同級生で野口英世を尊敬していると言っていた奴がいたが、奴はきっと野口英世が遊びのための金を無心していたことはきっと目を瞑っているのだろうなと、
そういえば昔は会津藩の名があがっていたそうですが、そのあたりの話は自分はてんで疎いなあと、
そういや会津若松には中古カー用品を扱う店もあったなあと、
なんだかんだで会津関連のネタは持ってるんだよなぁということで、行ってみました。
最近、歳のせいか腰に来るようになってきたので、できるだけ車には乗りたくないと言うか座りたくないので、高速で行くことにしました。
地図上では200キロないので、ざっくりですが3時間コースです。小生は遅いので、100キロ制限の道は80キロ、80キロ制限の道は60キロ、60キロ制限の道は予想時間にプラス1時間が相場です。
つい先日、オイル交換と添加剤を入れたのもあって、その効果がどれくらいあるのか確かめたいという望みもありました。
そしてようやくエアコンの冷媒添加剤も入れました。
さらに、エンジン制御系のマイコンも入れたりしたので、それはさぞ快適なことだろうと思い、非常に期待して出発しました。
しかし出発したはいいものの、高速に乗るまでに普段よりやたらと時間がかかってしまい、半ばうんざりしてしまいました。この時点で1時間もかかっていたので、先を思うと非常に鬱々として晴れません。
ですが高速に乗ってさえしまえば、前回もそうでしたが郡山まではすぐに着いてしまいました。ただここから先があるというのが何とも言えませんが。
ということで、今回は東北道から磐越道に入りました。東日本の人でも間違いやすいと思いますが、常磐、磐越、関越があります。
常磐道は常陸(ひたち)と磐城(いわき)、磐越は磐城と越後(新潟)、関越は関東地方と越後を結んでいます。
なんて言いながら、東北道分岐から50キロくらいしか走らないので、すぐに終わってしまうのですが。
ところが、分岐に入ってからやたらと走りづらくなりました。
理由は明快、アップダウンが急だからです。印象としては、トンネルがやや多目なのは北関東道、走りにくさは上信越道といったところでしょうか。
なんだかんだで東北道は那須あたりからアップダウンが目立たなくなって走りやすくなるのですが、途端に失速するようになったのでブリッピングを何度もする事になりました。
たった50キロなのに一気にやられた感があります。
しかし休日だったこともあり、料金が2000円くらいだったので、これなら全然アリだとも思いました。
そうして2000円の高速代を出してまで会津まで来た訳ですが、何のために来たのか。
インター近くにgarage offという中古売買チェーンの店があるのですが、ここが目的でした。
まあ、何があるという事を調べて来た訳でもないのですが、何かあればと。
望むらくは、未練がましいですがDENONデッキのドライブ換装のためにドナーのジャンクがあれば最高でしたが、そう都合よくある訳もなく…
トンボ返りですw
高速に乗り直してすぐのパーキングエリアで、味噌を買っただけになりました。まあ、これだけでもいいです。
横を抜かしていったアメリカンな単車の後ろに、物凄く渋い名前の土産餅の箱がくくり付けてあったのを見た時には笑いました。
そこから50キロ、郡山までは来た時と逆なので下りがメインのために非常に早かった印象です。
そして郡山で再び降りました。折角ですから郡山で何かないか探していこうと思い、一通り思い当たる店を廻って腹ごしらえして再び東北道で帰宅。
例の如く音楽を聴いていただけのような気もしますが、それなりにエンジンの回りは良くなってきたように感じます。
先述の通りエンジンオイル添加剤を入れていますが、燃料系はたまにハイオクを突っ込むしマニュアルですから6000回転くらいで回すこともザラですのでそんなに汚れていないと思いますから、オイル交換だけの潤滑系には何か入れたら変わるかなという期待からです。
ただ車齢からしてシールも弱ってきているでしょうし、余り強力なものを使うと漏れだとか流路閉塞を起こしそうですので、たまに突っ込むくらいに考えています。
それに昔のAPI SM級ならともかく、最近主流のSN級には既に添加剤が入っているので、別に足さなくても、全合成のちょっと高めのものを入れておけば十分だろう位に思います。
またエンジン制御系のマイコンですが、これは取付直後から効果があり、回転がスムーズになってなかなか乗りやすくなったと感じます。高速ではあまり違いは感じられませんでしたが、街乗りで幾分か乗りやすくなったのは大きいです。
どういう訳だかこのあたりからステレオの音が良くなったのが気になりますが、車自体が古くなってきていますので接点でのロスが増えてきているのかもしれません。
最近は落ち着いているステレオですが、先日交換したネットワークもそろそろエージングが終わっていると思いますので、次の手にいきたいと思います。
これでどうにかならなければどーにもならないと思っていますが…多分向上はする予想です。
ちなみに、ツイーターをピラーへ移してからCM4050でブリッジ接続を試したのですが、多少低音は出るものの、音の鮮度が失われて、つまらない音になってしまいました。やはり回路が2回路分になるだけのことはあります。
結局通常の2ch接続になりましたが、GAIN以外をバイパスするDIRECT入力の解像度が良いですね。非DIRECT入力との違いはよくわかりませんが、多少広めの音場のソースでも十分な解像度と左右感がありますので、聞いていて不自由もありません。
しかし、素人のピラー埋め込みでもここまで鳴るようになるとは正直驚きでした。たまに衝撃と重さのせいでピラーごと外れてしまうのですが、悔しいことに外れた状態のほうが音が良くなるという腹立たしい現実に嫌気が差しています。
そんな訳で、漸くアナログデッキの能力を活かせるだけの状態になってきたと感じていますが、そうなれば試したいのがプロセッサー…一方でアナログデッキも試したい。
こうなりゃ遂にNakamichiに手を出すか。いやADDZESTかALPINE F#1か。どっこい、carrozzeriaXにでも手を出すのか。
折も悪くボーナスシーズン、あるのかないのか分からないボーナス、何を買ったのかと聞かれて答えるのは最新型プロセッシングユニットか、いや二十年も前のCDプレイヤーか。
結局両方に手を出してしまいそうな自分が予想できて怖い。
そう言いながらも十分役目を果たしてくれている車とステレオに感謝です。