実際に交換したのははるか昔。またやらなきゃ。
東京都内で使用している車のマイクロフィルターは1年足らずで真っ黒になってしまうという話しがあるそうです。自分の車はどうなんでしょう?ってことで交換してみることに。噂ではE36は結構面倒だっていうけど、どうなんでしょう。
手順としてはグローブボックスとエアコン吹き出し口(これ一体品。6個位のビスを外せば取れる。グローブボックスの蓋近くにあるビスは足の短いドライバーじゃないと外せない。それからグローブボックスの中のライトをスライドさせて外し、その中に10mm位のボルトがあるので、これを外す)、足の部分のアンダーカバーを外して、(ネジ2本で外れるはず)センターコンソールの裏の下、かなり奥まったところの蓋を取り、その中に収まっているフィルターを引き出すというもの。
それにしてもどうしてこんなアクセスの悪い場所に定期的(とは言っても1年か1年半位?)に交換しなければいけない部品を設置するのだろうかと物凄く悩むぞ。こういう部品はもっともっと簡単に交換が可能な場所に設置してもらいたいものだと切に思うのだ。これ以降のBMWはエンジンルームから交換可能になってるけど。
問題のフィルターの場所だが、まさしくセンターコンソール、時計ユニットの裏辺りにに位置している。丸の中のちょっと白いものがちょこっと見えているフィルター。この時手前に見える黒い管が邪魔してフィルターを引き出す事が出来なかったわけだ。多分この管をひっぺがし、黄色いリレーらしきものをどかせばフィルターはスルスルと引き出す事が出来る。
ダクトをなかば力技でひっぺがす事に成功。幸いな事に破損はなかった。しかしその次の黄色いリレー、そのリレーが装着されている黒いコネクターボックスがどうにも外れなくて1時間近くかなり無理な体勢で奮闘した。殆ど諦めたのだけど、色々と試して外す事に成功したのでした。確かコネクターボックスのブラケットごと上方へズラすと外れたと記憶しています。
グローブボックスを外して、何とかヒューズも外した図。この床にあお向けになる。
憎っくきコネクターボックス。これを外すのにあんなに苦労するとは。
あとはフィルターボックスの蓋を外して、古いフィルターを引き出す。
そして新しいフィルターを挿入します。この時フィルターは3分割(完全にバラバラになるわけじゃないけど)することができ、挿入を手助けするのだけど、2箇所ある切り込みのうち、外側だけを分割し、奥側は分割しない方が良いのではないかと思います。3分割にしちゃうと、奥側で何かにつっかかって、ちゃんとハマらず、これまた「キーっ!!!」となり、無理な体勢を強いられながらキレそうになります。最初は一心不乱に何度も出し入れをした結果、何をしたのか分からないが「パコ」っとはまった経緯があります。挿入さえ出来てしまえば後は部品を元に戻すだけ。
新品と並べてもあまり汚れていない感じ。写真が写真なのでよく分からない。
しかし裏返してみると、やっぱり!これがエンジン側だった気がする。なのでゴミ、チリが。。スゴっ
たんぽぽの羽根とかホコリとか色々なものがフィルターされていた事が分かりますねぇ。
で、肝心の効果は?未だによく分からない。少なくとも風量の増加は感じられなかった。それにしても合計2時間はえびぞり、捻りあお向けなんてアクロバティックな体勢だったから疲れたなんてもんじゃありませんでした。
Posted at 2006/03/18 18:09:52 | |
トラックバック(0) |
整備 | クルマ