
サンプリング周波数を10kHzまで上げて吸気圧力を測定しました。処理用のプログラムを作ってパルスを回転数に変換し、間引いてEXCELでグラフ化しました。
・測定は平地、気温11℃、2速でクラッチつないで12km/hから全開
・横軸は時間(0⇒14s)、訳あって10000倍表示
・縦軸はエンジン回転数(rpm)と吸気抵抗(Pa)、レンジを合わせるため30倍
・マツダのホームページより、各バルブの開放される回転数も示しました
1.アクセルを踏んだ瞬間は瞬間的に飢餓状態になるので負圧が発生しています。これを何とかすればレスポンスが上がるのでしょう。
2.低回転域ではある程度吸気抵抗があります。低速トルク発現のためでしょう。
3.セカンダリーシャッターバルブが開いた点で吸気抵抗が急激に下がっていますが、圧力計の測定位置はそれよりもずっと上流側なので、??です。
4.5500rpm付近で開放される可変フレッシュエアダクトの吸気抵抗に対する影響は期待したほど顕著に表れていません。もともとが低圧損フィルタだし、前向きの吸気口なので吸気抵抗はもともとが少なめなのかも知れません。
5.各種ポートが開くタイミングで吸気脈動などに変化が見られるかと思いましたが、変動周期が細かいのでパッと見じゃわかりません。今度FFT解析してみます。
※ サンプリング周波数10kHzでも8000rpm付近で誤差レンジがでかくなってますのでこれ以下じゃだめだと思います。
※ もう一度測るとどれ位ずれるのか。。。再現性なども確認します。
※ これ見ると、フレッシュエアダクトはダクトかなんか付けて前向けた方が良いかも知れません。
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Posted at 2006/02/12 03:33:09 | |
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吸気抵抗測定 | クルマ