みなさま、
久しぶりのだいきみブログちゃんです。
せっかくアメリカに居るんだし、少しマジメでおもしろい話でもしようと思います。ほらほらお前ら、5分もかからんのじゃけぇしっかり読みんさいよーー☆彡
大量消費しない人間をアメリカ社会は認めません!
・・・って程ではありませんが、そんなお話。
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先日、ロードスターを購入したときの事。ローンを組む場合、ローンを組む⇒金を借りる⇒信用度の審査、となるのですが、この信用度、
いくらの収入があるか、ではなく、なんと、
過去にクレジットカードでどれだけ消費したか、などで審査されると聞かされました。なぬーー??
そもそも"クレジット"とは"信用"の意味。。。なるほど。
よくアメリカはカード社会と言われます。実際に僕も光熱費、家賃、保険代、スーパーの買い物、などから昼飯代までカードで支払います。そして、そのすべての支払いは、まるでレンタルビデオ屋のポイントを貯めるように積もり積もって自らの消費実績となります。つまり、このカードを用いた
消費行動は、アメリカ社会における信用(クレジット)を得るための行為なのです。
当然、借りる金額が大きくなればなるほど要求されるクレジットは増加するため、アメリカ初心者の僕は当然クルマでもNG. ましてや、住居などの高額モノを購入する場合は一般アメリカ人にとっても、とても大変です。みんな頑張っちゃう訳です。
ちなみに日本でクレジットカードを作る場合、審査を経てある程度簡単にカードが発行されますが(普通の人は!)、ここアメリカではとても厳しく、いくら金持ちで大手有名企業に勤めていたとしても、日本人でも渡米後半年程度は作れません。クレジットカードを持つ事自体が"信用"出来ない人間には出来ないのです。(基本的には銀行口座も開かせてもらえない)
僕は会社の社長に頼んでもらって銀行口座を開き、さらに頼み込んでもらってその銀行でクレジットカードを作りましたが、最初の使用限度額は$500(5万円)でした。。。まったく信用されて無い訳です。ただ、日本人である事などから色々なルートでカードは入手可能で、最近ノースウエスト航空のVisaカードをゲットしました。限度額も格段にアップ!!(画像のカードはわしのじゃないよ)
出張でホテルに泊まる場合に、クレジットカード支払い
のみOKのホテルがよくあります。無銭宿泊を防止するためだと思いますが、言い換えれば、カードを持ってないようなクレジットを持たない人間はお断りする訳です。
さあ!みんなしっかり消費してアメリカ社会に認めてもらおう!とは言われませんが、クレジットカードの勧誘にはそういうニュアンスが見え隠れしています。
この国の経済を支えているのは自国民の大量消費ですが、その影にはこのような社会の仕組みが存在するのです。
・・・以上、マジメに書いてみましたが如何でしょうか? なんとなく雰囲気伝わりましたか?
Posted at 2006/12/02 21:37:19 | |
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アメリカ生活 | 日記